Ankilotでは、単語帳ごとに設定された「全体に公開」「一部に公開」「非公開」という基本的な公開設定を上書きして、特定のユーザーだけに個別のアクセス権を与える「特殊権限」機能を利用できます。
この機能を利用することで、通常の公開設定だけでは実現できなかった、より柔軟でセキュアな単語帳の運用が可能になります。
例えば、普段は自分専用として「非公開」にしている単語帳を、特定の期間だけ特定の友人に閲覧させたり、逆に不特定多数に公開している単語帳に対して特定のユーザーからのアクセスのみを制限したりといった細かな制御が行えます。
なお、この機能は現在β版として提供されています。そのため、ユーザーの皆様からのフィードバックに基づき、将来的に操作画面や仕様が大幅に変更される可能性があります。あらかじめご了承ください。
機能の使い勝手や改善案、不具合などのご意見がございましたら、サイト内のお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡いただけますと幸いです。
単語帳の特殊権限は、単語帳の編集画面から設定できます。編集ページの上部にある「操作」の「特殊権限」を選択してください。
ここから、新しい権限の追加や、既に設定されている権限の確認・削除が行えます。設定項目は以下の通りです。
権限を適用したい対象のユーザーを指定します。プルダウンメニューのユーザー名から選択する方法のほか、入力欄をダブルクリックすることでユーザーIDによる直接指定も可能です。
ID入力の場合は、プロフィールページなどに表示されている「@」を除いた英数字のユーザーIDを正確に入力してください。
付与する権限がいつまで有効かを日付で指定できます。指定した期限を過ぎると、その権限は自動的に無効化されます。
期間限定の共同プロジェクトや、試験期間中だけの共有といった使い方が可能です。特に期限を設けない場合は、空欄のまま保存することで無期限の権限として設定されます。
対象ユーザーに対して、アクセスを「許可」するか「拒否」するかを選択します。
非公開の単語帳を見せたい場合は「許可」を、公開中の単語帳を特定のユーザーにだけ見せたくない場合は「拒否」を選択してください。
この機能を活用することで、以下のような運用が可能になります。まず「許可」の活用例としては、家庭教師が作成したオリジナルの単語帳を、特定の生徒にだけ期間限定で共有するといったケースが挙げられます。
また、仲の良い友人と数人で、外部には漏らしたくないクローズドな勉強会用教材を共有する際にも役立ちます。
次に「拒否」の活用例としては、基本的には広く一般に公開して多くの人に役立ててほしいものの、特定のユーザーによる過度なアクセスや嫌がらせを未然に防ぎたいといった、プライバシー保護やトラブル回避の目的で利用できます。
特殊権限を設定する際には、以下の点に十分ご注意ください。
まず、非公開設定の単語帳に対して特定のユーザーに「許可」を与えた場合、そのユーザーは単語帳を閲覧できるようになりますが、その単語帳がサイト内の「単語帳検索」にヒットしたり、あなたのユーザーページの「単語帳一覧」に表示されたりすることはありません。
そのため、権限を付与した相手には、直接その単語帳のURLをメールやメッセージなどで伝えてあげる必要があります。
また、特殊権限による制御は、あくまでAnkilotにログインしているユーザーに対して行われます。
ログインしていないゲストユーザーに対して個別に制限をかけることはできませんので、より厳密な管理が必要な場合は、単語帳自体の公開設定を「一部に公開」または「非公開」にした上で、信頼できるユーザーのみを個別に「許可」する運用を推奨します。