default-information originate
🔹意味(短く)
他のルーターに デフォルトルート(0.0.0.0/0)を OSPFで再配布(アドバタイズ)するコマンド。
🔹補足(試験対策向けにもう少し詳しく)
通常のOSPFでは、ルーターは自分が持っているルートしか広報しない。
default-information originate を設定することで、静的に設定したデフォルトルート(ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 xxx)を他のOSPFルーターに通知できる。
このコマンドを設定するルーターは「インターネットへの出口(出口ルーター)」になることが多い。
もしルーターがデフォルトルートを持っていない場合、always オプションを使えば、ルートがなくても強制的に配布可能。
🔹関連コマンド例
router ospf 1
default-information originate
または、デフォルトルートがないときでも送る場合:
router ospf 1
default-information originate always