bajiru 2025年03月29日 カード81 いいね0

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単語カード

  • 代理とはどう言うことか?
    人にやらせた法律行為が自分に効果帰属する
  • 代理制度の趣旨は?
    ①私的自治の補充機能
    ②私的自治の拡張機能
  • 代理を二つに分けるとどのような代理があるか?
    法定代理と任意代理
  • 法律上当然に代理人となるのは具体例
    成年被後見人の成年後見人
    未成年者の親権者・未成年後見人
  • 私的自治の補充機能としての趣旨は?
    本人を保護するため
  • 私益自治の拡張機能としての趣旨は?
    私人の経済活動の拡充
  • 任意代理の具体例
    弁護士への依頼
  • 有権代理の成立要件は?
    ①先立つ代理権授与
    ②顕名
    ③権限内の法律行為(99Ⅰ)
  • 代理についての条文は何条?
    99条
  • 99条のⅠ、Ⅱのそれぞれを端的に表すと?
    Ⅰが代理人の意思表示(B→C)
    Ⅱが代理人がされる意思表示(C→B)
  • 代理での所有権の移転はどのようなフローか?
    AからCに直接移転する
  • 顕名がない場合、困るのは誰か?
    相手方
  • 顕名がない場合、基本的に誰名義になるか?
    代理人名義
  • 顕名がない場合、原則誰に効果が帰属するか?
    代理人
  • 顕名がない場合、例外が発生する時はどのようなときか?
    相手方が代理人であることを知っているか知ることができるとき
  • 署名代理とは?
    代理人が本人の名前で直接する代理行為
  • 署名代理は有効か?
    有効
  • 署名代理は誰に効果が帰属するか?
    本人を保護するため
  • 顕名がない場合、どのようなフローで分けるか?
    代理人に代理意思があるかどうか
  • 代理と使者の違いは?
    意思決定の基準が代理人か本人か
  • 代理と使者を区別するため、実務では基本どうするか?
    委任状を作成する
  • 使者はどのようなものとして見ることができるか?
    効果意思の表示・伝達機関
    要は長い手
  • 使者に頼むことの具体例
    パンを買ってきて欲しい
    ポストに手紙を入れてくれ
  • 101条を端的にまとめると?
    代理行為の瑕疵について、基本代理人基準だけど、本人が悪意有過失なら本人基準
  • 101Ⅰ、Ⅱはそれぞれどのようなことが書かれているか?
    Ⅰで代理人から相手方への意思表示
    Ⅱで相手方から代理人への意思表示
  • 101条において例外はどのような場合か?
    本人が悪意有過失の時
  • 101Ⅲにおける具体例
    代理人が詐欺られても本人が詐欺と知っていたら本人基準で行われるので、取消しできない
  • 権限外の行為とは?
    代理権がないのにも関わらずされた行為
  • 権限外の行為は原則どのように扱われるか?
    無権代理(113)
  • 無権代理行為後、本人に効果帰属し得る場合を二つ答えよ
    ①本人の追認
    ②表見代理の成立
  • 代理における権限の定めは法定代理、任意代理それぞれどのように決まるか?
    法定代理は法令で
    任意代理は契約内容で
    それぞれ決まる
  • 権限の定めのない代理人が発生する具体例
    急な海外出張に際して、隣の人に家のことをよろしくと言う
  • 権限の定めのない代理人はどのようなことができるか?
    ①保存行為
    ②物または権利の性質を変えない範囲内での管理行為
  • 物に対してする行為を3つに分けて答えよ
    保存行為、管理行為、処分行為
  • 保存行為とは?
    財産の現状維持行為
  • 保存行為の具体例
    家屋の修理、時効更新、登記、債務の弁済、腐敗しやすいものの処分
  • 管理行為とは?
    利用行為と改良行為の総称
  • 利用行為とは?
    収益を図る行為
  • 利用行為の具体例
    預金、貸付、賃貸借契約
  • 改良行為とは?
    物または権利の価値を増加させる行為
  • 改良行為の具体例
    造作をつける、無利息のものを利息付きにする
  • 処分行為とは?
    物理的および法的な処分
  • 処分行為の具体例
    不動産売却、抵当権設定
  • 有権代理以外の行為をなんと言うか?
    無権代理(113)
  • 無権代理があった場合本人ができることを答えよ
    追認または追認拒絶
  • 無権代理があった場合、相手方に発生する権利を答えよ
    催告権、取消権
  • 催告とはどのようにするか?
    相当期間を定めて催告する
  • 催告はどのようなスタンスか?
    今の状態でfixしてもいいかを尋ねる
  • 催告期間内に本人から確答がなければどうなるか?
    追認拒絶とみなされる
  • 無権代理の場合、相手方が取消権を行使できないのはどのような場合か?
    ①相手方が無権代理について悪意であった時
    ②本人が追認した後
  • 無権代理人が責任を負う場合の条件を3つ答えよ
    ①自己の代理権の証明ができなかったこと
    ②本人の追認がないこと
    ③115条の取消権を行使していないこと
  • 相手方は無権代理人にどのようなことを請求できるか?
    履行責任又は賠償責任
  • 無権代理の確定を定める条文は?
    117
  • 無権代理人の責任は重いか?
    重い
  • 無権代理の責任における条文、117Ⅱ①②を整理すると、どのような場合に分けられるか?
    無権代理人が無権代理と知っていた場合と知らなかった場合
  • 無権代理人自らが無権代理と知っていた場合どうなるか?
    相手方は善意で足りる
  • 無権代理人自らが無権代理と知らなかった場合どうなるか?
    相手方は善意無過失まで必要
  • 無権代理人が制限行為能力者の場合、無権代理人は責任を負うか?
    負わない
  • 表見代理が成立するとどのような効果があるか?
    有権代理時と同様の効果が得られる
  • 有権代理を示す条文は何条?
    99Ⅰ
  • 無権代理を示す条文は何条?
    113
  • 表見代理はどのような考えに基づくか?
    権利外観法理
  • 表見代理は誰のための制度か?
    相手方のための制度
  • 表見代理に善意無過失が必要な理由
    本人も被害者であるから
  • 表見代理にするか無権代理にするか相手方は選べるか?
    選べない
  • 代理人は表見代理にするよう相手方に要請できるか?
    趣旨に反するためできない
  • 109Ⅰはどのような条文か?
    代理権授与表示における無権代理について、相手方が善意無過失なら表見代理が成立し得る
  • 110の表見代理を満たす要件は?
    ①基本代理権の存在
    ②代理人による権限外行為
    ③第三者が代理人の権限があると信ずべき「正当な理由」
  • 112Ⅰはどのような条文か?
    代理権消滅後における無権代理について、相手方が善意無過失なら表見代理が成立し得る
  • 109Ⅰ,110,112Ⅱは並立し得るか?
    し得る
  • 109Ⅱ、112Ⅱはそれぞれどのようなものか?
    それぞれが110条と並立した場合の条文
    109Ⅱ=109Ⅰ+110
    112Ⅱ=112Ⅱ+110
  • 表見代理の趣旨は?
    相手方保護のための制度
  • 表見代理が成立し得るなら、無権代理を要求することはできないか?
    どちらにするか選べる
  • 112の場合における本人の帰責性は?
    委任状を回収しなかったこと
  • 代理制度の存在理由は?
    法定代理:私的自治の補充機能
    任意代理:私的自治の拡張機能
  • 代理と使者の違いは?
    意思決定について
    代理:代理人基準
    使者:本人基準
  • 顕名がない場合の法律効果の帰属について、①代理人B名義の場合、②本人A名義の場合のそれぞれについて説明せよ
    ①原則Bに帰属するが、Cが知っていたり知り得た場合はAに帰属する
    ②署名代理は有効でAに効果帰属する
  • 権限の定めのない代理人は処分行為をしても良いか?
    だめ
  • 無権代理人は相手方に対してどのような責任を負うか?
    相手方の選択に従い、
    ①履行責任
    又は
    ②損害賠償責任
    を負う
  • 110条の表見代理の要件は?
    ①代理人に基本代理権があること
    ②代理人がその権限を超えて法律行為をしたこと
    ③相手方代理人にその権限ありと信ずべき「正当な理由」があること
  • 表見代理が成立し得る場合でも、相手方は表見代理の主張をせずに、無権代理人の責任を追及できるか?
    できる場合は理由も答えよ
    相手方は表見代理の責任追及と無権代理人の責任追及を選択的にできる
    表見代理は本来相手方保護のための制度だから
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