公務員講座 2023年05月16日 カード91 いいね8

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単語カード

  • A.レイプハルトのキーワードは?
    多極共存型デモクラシー(スイス・オーストラリア・ベルギー・オランダなど民族や言語が異なっても安定した政権が成立するシステム)
  • P.ラザースフェルドのキーワードは?
    コロンビア学派、エリー調査(居住地域・宗教・社会的地位で決まる)、コミュニケーションの二段の流れ、オピニオンリーダー
  • A.キャンベルのキーワードは?
    ミシガン学派、大統領選挙の研究(政党・争点・候補者の好みで決まる)
  • R.ダールのキーワードは
    ポリアーキー(公的異議申し立ての自由度・参加の包括性)「AがBに普通ならばやらないことをやらせた場合」が権力、多元的エリート論(争点ごとにエリートが異なる)
  • T.ホッブスのキーワードは?
    『リヴァイアサン』、万人の番人に対する闘争、自然権の譲渡、ピューリタン革命に影響
  • J.ロックのキーワードは?
    『市民政府二論』、革命権・抵抗権、名誉革命に影響、財産権の保障、自然権の信託、一応平和な自然状態、立法優位の三権分立(立法権・執行権・連合権)
  • J.J.ルソーのキーワードは?
    『社会契約論』、フランス革命に影響、「一般意志」の譲渡、文明の進歩は堕落
  • C.モンテスキューのキーワードは?
    『法の精神』、三権分立(立法・行政・司法)
  • G.W.F.ヘーゲルのキーワードは?
    一元的国家論、国家は共同社会(コミュニティ)
  • H.ラスキのキーワードは?
    多元国家論、国家は1つの結社(アソシエーション)、官僚制は民主主義を空洞化させる
  • F.ラッサールのキーワードは?
    夜警国家、自由放任、小さな政府
  • E.バーカーのキーワードは?
    集団の噴出、議会の形骸化
  • M.ウェーバーのキーワードは?
    権力は物理有形力の行使、名望家政党から大衆政党へ、官僚の5つの条件(明確な権限・階党性・専門・無私・文書主義)、支配の正当性(伝統的・カリスマ的・合法的)政治家には結果責任が必要
  • G.A.アーモンドのキーワードは?
    政党の機能(利益集約・利益表出・選挙・統治・政治的リーダーの補完・決定機構の組織化)、圧力団体はエリートの利益主張の手段(利益結節機能)、行動論的アプローチ
  • A.L.ローウェルのキーワードは?
    二党制神話(二大政党制は政治が安定)、多党制神話(多党制は連立政権となり短命)
  • G.サルトーリのキーワードは?
    政党制の7つの分類(一党制・ヘゲモニー政党制・一党優位政党制・二大政党制・穏健な多党制・極端な多党制・原子化政党制)
  • D.B.トルーマンのキーワードは?
    圧力団体は「少数派の過剰代表」、ベントレーを再評価、重複メンバーシップの理論(複数の利益集団の加入は調整機能の点でメリット)、かく乱理論(都市化や工業化といったマクロ変化が圧力団体を生んだ)
  • G.レームブルッフのキーワードは?
    ネオ・コーポラティズム(政府・労働組合・経営者団体の協調による制作過程)
  • C.パーキンソンのキーワードは?
    パーキンソンの法則(仕事量と関係なく官僚組織は肥大化する)
  • R.マートンのキーワードは?
    官僚制への批判(セクショナリズム・権威主義・独善性・尊大横柄・繁文縟礼)、マスメディアの三機能(①地位付与、②社会規範の強制③麻酔的逆機能)
  • F.ハイエクのキーワードは?
    自由至上主義、小さな政府、官僚制は経済統制につながる、社会主義もファシズムも個人にとっては「隷従の道」
  • W.リップマンのキーワードは?
    『世論』、世論は疑似環境、マスコミが世論に大きな影響を与える、皮下注射モデル
  • J.ブライスのキーワードは?
    『近代民主主義』、世論は政治が従うべき基準、民主主義を可能にしたのは新聞
  • H.D.ラズウェルのキーワードは?
    マスコミの3役割(環境の監視・社会的遺産の世代的伝達・政府の政策の広報)、精神分析を用いた政治意識の研究(幼少期の経験が政治的意味を持つ)政治的無関心の分類
  • E.フロムのキーワードは?
    『自由からの逃走』、ドイツ人の権威主義的性格(自由を放棄して権威を称賛)
  • H.アイゼンクのキーワードは?
    権威主義的パーソナリティと反対類型(硬い心性と柔らかい心性、急進的と保守的)
  • D.リースマンのキーワードは?
    『孤独な群衆』、社会的性格の分類、伝統志向型(権威や伝統に従順に同調)、内部指向型(自己の内面的型に同調)、他人指向型(他人の意向や社会の意思に同調)
  • J.ベンサムのキーワードは?
    政治の目標は「最大多数の最大幸福」、量的功利主義、国家は「必要悪」「パノプティコン(一望監視装置)」を考察する
  • J.S.ミルのキーワードは?
    『自由論』、個性ある少数者の自由を守るべき、質的功利主義(精神的快楽の方が価値が高い)、精神的自由が中心
  • I.バーリンのキーワードは?
    『自由論』、積極的自由は全体主義と結びつきやすい、消極的自由が理想
  • A.トゥグヴィルのキーワードは?
    『アメリカにおけるデモクラシー』、リベラルデモクラシー(自由主義と民主主義の両立)
  • T.H.グリーンのキーワードは?
    国家の目的は共通善の実現、自由放任主義を否定、積極国家・福祉国家が理想
  • L.ハーツのキーワードは?
    『アメリカ自由主義の伝統』、アメリカの自由主義は自己と異なるイデオロギーに不寛容(非自由主義を認めない)
  • J.シュンペーターのキーワードは?
    「代表選出」に力点を置いた民主主義(機能するためには4つの条件)、民主主義は資本主義・社会主義とも結びつく、市民の政治参加には否定的
  • プラトンのキーワードは?
    『国家』、哲人による支配が理想、民主政治は衆愚政治に陥りやすい
  • C.E.メリアムのキーワードは?
    政治学の父祖、シカゴ学派、『政治権力』シンボルの研究(ミランダ・クレデンダ)
  • A.F.ベントレーのキーワードは?
    『統治の過程』、政治における集団行動の研究、利益は「共有された態度」、伝統的政治学は「死せる政治学」、グループアプローチの先駆者
  • G.ウォーラスのキーワードは?
    『政治における人間性』、フロイトの精神分析の手法を活用、ミクロポリティクス、人間の非合理的要素を含めて政治を分析
  • D.イーストンのキーワードは?
    『政治分析の基礎』、政治システム論(要求・指示として入力されたものを政策に変換して政治的決定として出力)、出力はフィードバックの過程で入力に戻る
  • S.ヴァーバのキーワードは?
    『現代市民の政治文化』、政治文化の分類(未分化型・臣民型・参加型)、市民文化は3つの分類の混合系
  • R.ウォルポールのキーワードは?
    1742年、ホイッグ党、議院内閣制(議会からの信任と総辞職)
  • J.ロールズのキーワードは?
    『正義論』、意思決定の公正基準、原初状態では無知のヴェールに覆われている、平等の原理、機会均等の原理
  • N.マキャヴェリのキーワードは?
    『君主論』、「支配者は獅子のように強く、狐のように狡猾であれ」、現実主義的な政治手法、権謀術数と批判される、暴力の集中が権力の基盤
  • K.マルクスのキーワードは?
    資本階級と労働者階級の対立、下部構造である経済が上部構造である政治を規定する、階級国家論(無階級社会と国家の消滅が理想)
  • D.ベルのキーワードは?
    イデオロギーの終焉論(資本主義対社会主義はもはや対立する構造ではない)
  • K.マンハイムのキーワードは?
    『イデオロギーとユートピア』、存在非拘束性(人間の意見は歴史的・社会的に制約を受けており、その時代の限定的な考え方にすぎない)
  • S.リプセットのキーワードは?
    イデオロギーの終焉論、脱工業社会論、政党の凍結仮説(先進国の主力政党は1920年代から変わっていない)
  • J.ボダンのキーワードは?
    『国家論』、立法権中心の主権、主権は国家の絶対的・永続的権利で制限できないもの
  • J.J.リンスのキーワードは?
    権威主義的体制論、フランコ時代のスペインの分析、民主主義と全体主義の中間に位置する権威主義的体制(高度の政治動員体制なし・イデオロギーなし)
  • V.パレートのキーワードは?
    エリートの周流、力のエリート(ライオン型)と策略のエリート(キツネ型)が交互に権力を握る
  • R.ミヘルスのキーワードは?
    寡頭制の鉄則(党内の事情通がエリートであり、これらは少数派)、ドイツ社会民主主義の研究
  • C.W.ミルズのキーワードは?
    パワーエリート論(政治・ビジネス・軍の三者が支配層)、アメリカ社会の研究、軍産官複合体の社会
  • W.コーンハウザーのキーワードは?
    エリートの接近可能性と非エリートの操縦可能性を軸とした社会の分類(全体社会・多元社会・伝統社会・大衆社会)
  • R.シュミットのキーワードは?
    リーダーシップの4分類(伝統的・代表的・創造的・投機的)
  • C.フリードリヒのキーワードは?
    権力論の分類(関係概念と実体概念への分類)
  • C.シュミットのキーワードは?
    政治は敵と味方の区別を指標とする「友敵関係」。民主主義の本質は「治者と被治者の同一性」自由主義的国家論を攻撃し、ナチスによる独裁を理論的に根拠づける
  • N.ポルスビーのキーワードは?
    人々のニーズを法律に作り上げる「変換型議会」(アメリカ)、与野党の議論を通して法案を審議する「アリーナ型議会」(イギリス)
  • M.フィオリナのキーワードは?
    業績評価投票(有権者は政策担当者の過去の業績を評価して投票先を決めている)
  • G.タロックのキーワードは?
    棄権の数理モデル(有権者は経済合理的に行動する限り投票を棄権する)
  • E.バークのキーワードは?
    政党の定義(徒党と違い、「公共利益の増進」目的が必要)、『フランス革命の考察』、伝統や慣習を重んじる保守主義・立憲君主制がよい、国民代表原理(議員は地域代表ではない)
  • M.デュヴェルジュのキーワードは?
    デュヴェルジュの法則(立候補者数は選挙区の定数+1)、政党制の分類(一党制・二大政党制・多党制)、幹部政党(特定議員を支持する地方幹部会)と大衆組織政党(一般市民である党員によるピラミッド型組織)
  • R.イングルハートのキーワードは?
    物質主義的から脱物質主義へと工業化が変化、脱工業化が進んだ国ほど脱物質主義的価値観を持っている
  • R.ノージックのキーワードは?
    自由至上主義、最小国家論(国家の役割は最小限)、所得の再分配は個人の尊厳を侵害
  • ガルブレイズのキーワードは?
    「対抗権力」→1つの利益団体の力が高まるとそれに対抗できる利益団体が台頭して、互いのチェックアンドバランスが働く
  • F.ハンターのキーワードは?
    一元的エリート論(地域のエリートは経済エリートを頂点とするピラミッド構造)
  • M.フーコーのキーワードは?
    『監獄の誕生』規律権力(権力を受けるものが自分で自分を律するように仕向ける)
  • G.エスピン=アンデルセンのキーワードは?
    脱商品化(生活保護を受けられる度合い)階層化(職業による給付の格差)福祉国家の類型→社会民主主義モデル(脱商品化のみ高い)、自由主義モデル(階層化のみ高い)、保守主義モデル(ともにある程度高い)
  • M.マコームズのキーワードは?
    マスコミの議題設定論(マスコミは政治に関する話題や争点の優先順位に強い影響力がある)
  • T.ローウィのキーワードは?
    アメリカは利益集団自由主義、依法的民主主義(法律で利益集団の活動を抑え込むべき)
  • O.キルヒハイマーのキーワードは?
    包括政党の概念→国民全体から幅広い支持を集めようとする政党
  • S.ロッカンのキーワードは?
    社会的亀裂がある国では政治システムが固定化している。政党の連結仮説(先進国の主力政党は1920年代から変わっていない)
  • E.ノエル・ノイマンのキーワードは?
    沈黙の螺旋階段(マスコミによる多数意見の表明は、少数派を沈黙へと追い込む)
  • J.クラッパーのキーワードは?
    限定効果説(マスメディアの中心的機能は改変効果ではなく、補強効果である)
  • T.J.ペンペルのキーワードは?
    労働なきコーポラティズム(日本の政治決定メカニズムから労働団体が排除されていること)
  • S.アイアンガーのキーワードは?
    プライミング効果(マスメディアの報道の仕方によって責任の帰属が異なる)
  • S.ルークスのキーワードは?
    三次元的権力(排除された側の利害が本人にすら意識されないという権力)
  • P.バクラックのキーワードは?
    非決定権力(問題の争点化を阻止するために決定を回避する権力)
  • M.オルソンのキーワードは?
    利益団体決済のコスト(多数者の利益を図るための利益団体は組織されにくい)、フリーライダーの存在を排除することが必要
  • H.ウィレンスキーのキーワードは?
    『福祉国家と平等』収斂理論(いかなる国家も国家の経済成長とともに福祉国家になる)
  • H.アレントのキーワードは?
    権力が公的空間を支えている「銃口から生まれるのは暴力、権力ではない」
  • G.ドゥルーズのキーワードは?
    「管理型」の権力(現代の権力は情報端末を用いて効率的に個人を統制している)
  • L.アルセチュールのキーワードは?
    「国家のイデオロギー装置」(家族、マスメディアなど秩序への服従を人の意識に植え付けるための組織)
  • 辻晴明のキーワードは?
    『日本官僚制の研究』戦後の日本官僚制は後進的(身分制に基づく家産官僚制を排除できていない)ので、民主的な近代官僚制を構築することが必要
  • G.モスカのキーワードは?
    エリートによる少数支配の法則を主張『政治学の諸要素』
  • A.ダウンズのキーワードは?
    「空間競争モデル」有権者の分布が単峰型(中央が盛り上がる分布)だと安定した政党政治、双峰型(山が2つの分布)だと対立的状況が続く有権者の意見は中央に分布
  • W.ライカーのキーワードは?
    「R=P×B-C+D」候補者間の期待効用さ(R)、有権者の投票が選挙結果を左右する確率(P)、市民としての義務感(D)が高いほど選挙に行き、投票コスト(C)が高いほど棄権しやすい
  • L.ドットのキーワードは?
    「最小勝利連合の安定性」連合政権内には余分な政党は含まない最小勝利連合の場合は安定度が高い
  • T.アドルノのキーワードは?
    「自然と文明との融和」というユートピアに基づく、近代文明と現代管理社会への根本的批判『権威主義的性格』
  • R.パットナムのキーワードは?
    「人間関係資本」高いレベルの民主政治のための信頼関係を築く社会文化的基盤、北イタリアの地方政府など。アメリカでは人間関係資本は衰退『孤独なボーリング』
  • B.アンダーソンのキーワードは?
    ネイションは直接対面可能な範囲を超えて移住する他者との間で成立する「想像の共同体」、出版資本主義によってネイションが作られた
  • A.スミスのキーワードは?
    ネイションの起源は前近代的なエトニー(エスニックな共同体)
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