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2025年05月16日
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春眠不覚暁
春の眠りは夜明けに気づかない。
処処聞啼鳥
いたるところから鳥の鳴き声が聞こえる。
夜来風雨声
昨夜から風や雨の音が聞こえる。
花落知多少
さぞ花がたくさん散ったことだろう。
故人西辞黄鶴楼
旧友が西の方の黄鶴楼を去って
煙花三月下揚州
花がすみが立ち込める三月に揚州に下った。
孤帆遠影碧空尽
ただ一つ見える帆かけ舟の影が青い空のかなたに消えていき、
唯見長江天際流
長江が天の果てに向かって流れていくのをただ見ているだけだ。
これも今は昔、比叡の山に児ありけり。
これも今となっては昔のことだが、比叡山延暦寺に児がいた。
僧たち、宵のつれづれに、「いざ、かいもちひせん」といひけるを、この児、心よせに聞きけり。
僧たち、宵の手持ちぶさたなときに、「さあ、ぼたもちを作ろう」と言ったのを、この児、期待して聞いていた。
さりとて、し出ださんを待ちて、寝ざらんも、わろかりなんと思ひて、
そうだからといって、作りあげるようなのを待って、寝ないようなのも、よくないだろうと思って、
かたかたによりて、寝たるよしにて、出で来るを待ちけるに、
片隅によって、寝ているふりをして出てくるのを待った時に、
すでに、し出だしたるさまにて、ひしめきあひたり。
すでに作り上げた様子でがやがや言っている。
この児、さだめておどろかさんずらんと待ちゐたるに、
この子どもは、きっと起こしてくれるだろうと待っていると、
僧の「もの申しさぶらはん。おどろかせたまへ」といふを、
僧の「声をかけてみましょう。目をお覚ましくださいませ」と言うのを、
うれひとは思へども、ただ一度にいらへんも、待ちけるかともぞ思ふとて、
うれしいとは思うけれども、ただ一度で返事をするようなのも、待ったと思うといけないといって、
今一声よばれていらへんと、念じて寝たるほどに、
今、一声呼ばれて返事をしようとがまんして寝ているうちに、
「や、なおこしたてまつりそ。幼き人は寝入りたまひにけり」といふ声のしければ、
「いや、起こし申し上げるな。幼い人は寝入りなさった」という声がしたので、
あなわびしと思ひて、今一度、おこせけしと思ひ寝に聞けば、
ああ、困ったことだと思って、今一度起こしてくれと思って寝ながら聞くと、
「ひしひし」とただくひにくふ音のしければ、ずちなくて、
「むしゃむしゃ」と食いに食う音がしたので、どうしようもなくて、
無期の後に、「えい」といらへたりければ、僧たち、笑ふ事、かぎりなし。
かなり経って「はい」と返事をしたので、僧たちは笑うこと、この上なかった。
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