国家を構成する3つの要素
領域、国民、主権
封建領主の権力が次第に一人の王に集中され成立した政治体制
絶対王政
王の権力は神から与えられたものであり,人々はこれに従わなけ ればならないとする考え方
王権神授説
17~18 世紀にかけて市民階級が社会生活における自由や平等,政 治への参加を求め,絶対王政とたたかって成し遂げた変革
市民革命(ブルジョア革命)
人間が生まれながらにもつ,自由や平等といった権利
自然権
『リバイアサン』を著し,社会契約説を説いたイギリスの思想家
ホッブズ
ホッブズの考えは絶対王政を支えた
『統治二論』において社会契約説を説き,政府が自然権を侵害した場 合には人民に抵抗権が生じるとしたイギリスの思想家
ロック
ロックの考えはアメリカ独立革命を支えた
『社会契約論』を著し,社会契約において,人民は一般意志に従 い,集合体の運営に参加すると説いたフランスの思想家
ルソー
自然権を確実なものにするために契約をかわして国家をつくり,その支配に従うとする考え方
社会契約説
権力は権力者の恣意的な意思によってではなく,適正な手続きや ルールにもとづいて行使されなければならないという概念
法の支配
イギリスで中世以来積み重ねられてきた慣習法
コモン・ロー(普通法)
英の法律家クックの主張
1789 年,フランスにおける革命の結果,打ち出された宣言
フランス人権宣言
自由放任の原則のもとに,国家の役割を治安の維持など最小限の 機能に限定する制度
消極国家
小さな政府ともいう
ホッブズが唱えた、人々の自己保存のための行動が互いに衝突し、闘争状態を齎すことをなんというか。
万人の万人に対する闘争
自然権の維持をより確実にするため、人々は契約を結んで国家を作って政府に自然権を信託する体制をなんというか。
間接民主制
ロックが唱えた
人民は集合体の運営に参加する権利をもち、公共の利益を求める一般意志に従うことを人民主権に基づく何制というか答えよ。
直接民主制
ルソーが唱えた
統治二論で述べられている、国家が国民の自然権を侵害した場合、国民に生じる権利をなんというか。
抵抗(革命)権
法の支配に対して、19世紀のドイツにおいて確立した「法律による行政」という形式を重視し、法律によれば個人の自由も制限可能であるという考えをなんというか。
法治主義
基本的人権は自由権としての性格を持ち、この考え方は誰の経済思想、なんという原則に結びついていったかそれぞれ答えよ。
アダム=スミス、自由放任(レッセ・フェール)の原則
この自由権は18世紀的権利と呼ばれる
労働基本権や生存権などの人権の総称
社会権
世界で初めて社会権をもりこみ,1919 年に制定されたドイツの憲法
ワイマール憲法
16政府が経済や市民生活に積極的に介入し,私人や企業の活動を規制したり,社会的弱者の生存や福祉を保障したりして,社会的平等をはかるといった役割を果たす国家
積極国家(福祉国家)
憲法は権力や国家を縛るために作られるとする考え方
立憲主義
一学期中間範囲
AIによる要約・使い方の説明
AIによる分析のため、間違った解釈や説明をしている場合があります。
要約
本単語帳は、高校「公共」の科目における「人権保障の発展と民主政治の成立」を網羅的に学習するための教材です。学習内容は、国家の成立要件(領域・国民・主権)といった基本概念から始まり、絶対王政を支えた王権神授説への批判、そして市民革命へと至る歴史的背景を丁寧に辿ります。
特に、近代民主政治の礎となった社会契約説については、ホッブズの『リバイアサン』、ロックの『統治二論』、ルソーの『社会契約論』を対比させながら、自然権・抵抗権・一般意志といった重要用語を整理しています。また、イギリスの法の支配とドイツの法治主義の差異、消極国家から社会権を保障する積極国家(福祉国家)への変遷など、近代から現代に至る国家像の変容も整理されており、憲法や人権保障の基本原理を体系的に習得できるよう構成されています。
使い方
本書は、公共の授業において特に重要となる「近代政治原理」を短期集中で復習したい高校生や、共通テスト等の基礎固めを行いたい学習者に適しています。
活用法としては、まず表面の問いに対して、自身の言葉で解答を脳内で思い浮かべてから裏面を確認する「想起学習」を推奨します。特に思想家の名前と著書、およびその思想内容(例:ロックの抵抗権と社会契約説)の結びつきは試験で問われやすいため、繰り返し学習して定着させましょう。
また、単なる用語の暗記に留まらず、「なぜ消極国家から積極国家へと変化したのか」という背景にある歴史的動向を意識しながら読み進めることで、記述式問題にも対応できる深い理解が得られます。隙間時間にアプリを活用し、繰り返し反復することで、人権保障の歴史的プロセスを自分の知識として定着させてください。
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