世界史 第2章 西アジアと地中海周辺 #5

歴史家焱淼森垚 2025年06月29日 カード47 いいね0

一学期期末範囲
5.地中海世界とアジア 〜 7.中世初期の東西ヨーロッパ

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単語カード

  • 前3世紀半ばに成立したパルティア王国は中国で何と呼ばれていたか。
    安息 建国はアルサケス
  • パルティア王国がティグリス川中流域に建設した都をなんというか。
    クテシフォン
  • パルティア王国は漢との交易を何人と行っていたか。
    イラン系ソグド人
  • アルデシール1世がパルティア王国を倒して建国したササン朝ペルシアの第2代の王は誰か。
    シャープール1世
  • シャープール1世はローマ帝国と対抗し、ある戦いで皇帝を捕虜としたがその皇帝の名と戦いの名をそれぞれ答えよ。
    皇帝ウァレリアヌス、エデッサの戦い この頃は3世紀で、ローマ軍人皇帝時代
  • パルティア王国は当初、ギリシア語文化を保護したがのちにギリシア語文化圏を離脱した、それからは何語を使ったか。
    イラン系の言語(アラム文字で表記)
  • ササン朝ペルシアで6世紀に即位した誰は、東ローマ皇帝である何帝と抗争し、北方草原の突厥と結んで何を滅ぼしたかそれぞれ答えよ。
    ネスロー1世ユスティニアヌス帝と抗争し、突厥と協力してエフタルを滅ぼした。 6世紀は”突厥
  • ゾロアスター教にキリスト教、ユダヤ教、仏教を融合したのは何教か。
    マニ教 ササン朝はこれを弾圧したが、中央アジアや中国、ローマ帝国などに広まった
  • ゾロアスター教の中国名、および経典と世界観をそれぞれ答えよ。
    祆教、経典『アヴェスター』、善悪二元論に基づく世界観
  • ムハンマドは何族の商人であったか。
    クライシュ族 クライシュ族のハーシム家出身のメッカの商人
  • イスラームの特徴を答えよ。
    モーセやイエスも預言者の一人とされている、ムスリムは上の前では平等である、豚肉禁止
  • 社会・宗教改革を目指すムハンマドは迫害を毛、622年にメッカを終われどこに亡命したか。またこれをなんというか。
    メディナに亡命、これをヒジュラという。 ヒジュラすなわち聖遷
  • ヒジュラの年を元年とするイスラーム暦(ヒジュラ暦)が登場したがこれはどのような種類か答えよ。
    純粋な太陰暦
  • イスラームの信徒を別名なんというか、またその共同体をなんというか。
    ムスリムの共同体、ウンマ
  • もともと多神教の巡礼地であったメッカを征服するとき何神殿の偶像を破壊したか。
    カーバ神殿 イスラームは偶像崇拝を批判している
  • ムハンマドの死後、神の啓示は何として纏められたか。
    クルアーン
  • ムハンマドの言行の伝承をなんというか。
    ハディース
  • ウンマの指導者として選ばれた預言者の後継者をなんというか、またその初代は誰か。
    カリフ、初代正統カリフ:アブー・バクル 初代から第4代のアリーまでを正統カリフという
  • ムスリムによる聖戦をなんというか、またそれを展開して東ローマ帝国からシリア・エジプトを奪取したのは誰か。
    ジハード、ウマル(第2代正統カリフ)
  • ササン朝ペルシアを破った642年の戦いをなんというか。
    ニハーヴァンドの戦い
  • イラン・シリア・エジプトなどを征服したことにより巨大になった帝国は軍営都市を要地に建設したがこの都市をなんというか。
    ミスル
  • ミスルの例として挙げられる都市を四つ答えよ。
    フスタート、クーファ、バスラ、カイラワーン フスタートは後のカイロ
  • ミスルは総督である何が統治し、兵士には何と言う年金(給与)が支給されたか。
    アミールが統治し、アラブ人兵士たちにアターを支給
  • 661年に第4代カリフのアリーが暗殺されると、ウマイヤ家の誰が首都となったどこでカリフの地位についたか。 750年まで続くウマイヤ朝の成立である
    ウマイヤ家のムアーウィアが首都ダマスカスで政権掌握 これ以降、ウマイヤ家がカリフ位を世襲
  • ウマイヤ朝は征服地を拡大していき東はどこから西のどこまでに及んだか答えよ。
    東は中央アジア、西は西ゴート王国があったイベリア半島までに及んだ
  • ウマイヤ朝では何語が公用語となったか。
    アラビア語
  • 簒奪者(さんだつしゃ)であるウマイヤ家や特権を持つアラブ人に対して不満を募らせた非アラブ人のムスリムのことをなんというか。
    マワーリー
  • アラブ帝国としてのウマイヤ朝では被征服民から地租と人頭税を徴収していたがこれらをそれぞれなんというか。
    ハラージュ(地租)、ジズヤ(人頭税) これにより本来神の前に平等とされるムスリム同士の間にアラブ人か否かで差ができてしまいマワーリーが不満を募らせた
  • ユダヤ教徒やキリスト教徒を「啓典の民」としたがウマイヤ朝の頃に彼らに課せられた税は何か。
    ジズヤとハラージュ
  • マワーリーたちの不満によるウマイヤ家への批判からアッバース家の反乱につながり、ウマイヤ朝は滅亡するが、新たに成立したアッバース朝はどこを首都としたか。 このときアラブ帝国からイスラーム帝国へと移り変わったがこれをアッバース革命という
    第2代マンスールが762年、イラクに新都バグダードを建設 バグダードは「平安の都」と呼ばれる
  • アッバース朝の絶頂期は第5代カリフである誰のときか。
    ハールーン=アッラシード 人口百万人の大国
  • カリフは何人奴隷出身の誰を親衛隊に組織したか。
    トルコ人奴隷出身のマムルーク
  • 何と呼ばれる宗教知識人らにより、何と言うイスラーム法による統治が行われたか。
    ウラマーと呼ばれる宗教知識人らによるシャリーアに基づく統治 シャリーアは啓典『クルアーン』とハディースを基盤とした
  • イスラーム帝国としてのアッバース朝ではアラブ人の特権を廃止、ムスリムの人頭税免除などにより何の原則に基づいた政治が為されたか。
    ムスリム平等主義
  • ゲルマン人の大移動の中で、何人はガリア北部に進出したがそれはなにか。
    フランク人 ゲルマン人の王国の多くは長距離移動による民族の疲弊により短命であった
  • フランク人の何家の誰が統一王国であるフランク王国を樹立したか。
    メロヴィング家のクローヴィス
  • フランク王国を樹立したクローヴィスは何派キリスト教に改宗したか。
    アタナシウス派キリスト教
  • 修道院を設立したころのローマ教会について、6世紀にローマ南方のモンテ・カッシーノに修道院を建てたのは誰か。
    ベネディクトゥス
  • 6世紀末に熱心にゲルマン人への不況を行った教皇は誰か。
    グレゴリウス1世 イコン崇敬を排斥する流れに反発し、聖像利用をしたことからカトリックが始まっていく
  • フランク王国は徐々に弱体化していき、宮廷の最高職である宮宰となった何家の誰が実権を握ったか。
    カロリング家のカール=マルテル
  • カール=マルテルは重装騎兵団によってピレネー山脈を超えて侵攻してきたイスラーム勢力を破ったがこの戦いをなんというか。
    トゥール・ポワティエ間の戦い このとき侵攻してきたイスラーム勢力とはもちろん後に後ウマイヤ朝を開くウマイヤ朝である
  • カール=マルテルの子は王位についてカロリング朝を開いたがこれは誰か。
    ピピン3世
  • ピピン3世はある王国へ遠征し、ラヴェンナなどを教皇に寄進したがこの寄進と遠征した王国をなんというか。
    「ピピンの寄進」、ランゴバルド王国 ランゴバルド王国とはロンバルディアのこと、この寄進が後に教皇領の起源となった
  • ピピン3世の子であるカール大帝は西欧統一実現に向けて大きく四つの戦を制したがそれぞれどのようなものか答えよ。
    ランゴバルド王国を滅ぼす、ザクセン人を制圧、アヴァール人を撃退後ウマイヤ朝と戦う
  • カール大帝がイベリア半島で後ウマイヤ朝と戦ったときのアラビア半島の王朝名をなんというか。
    アッバース朝
  • ラテン語、神学、法律などの学芸奨励、アルクインを招くなどの文化復興をなんというか。
    カロリング・ルネサンス
  • カール大帝による支配は実質的には、何と呼ばれる在地の豪族に依拠していたか、また彼らを監督するために皇帝が派遣した役人をなんというか。
    在地の豪族をに任じ、その監督のために巡察使を派遣
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