K 2024年04月07日 カード9 いいね0

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単語カード

  • 権限に基づいて活動するという原則は、権限の原則」と 呼ばれる
  • 権限の原則に対し、「専業制の原則」とは、当該業務の遂行を職員が自己の主たる職業とするという原則である
  • M、ウェーバーは、近代官僚制の構成要件として、官僚制の規則で客観的に定められた権限に基づいて行われるものであるとする、専業制の原則を挙げた
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    官僚制口規則で客観的に定められた権限に基づいて活動するが、ウェーバーはこれを「権限の原則」と呼んだ
  • 職員は上司によって任命されるという原則は、在命制の原則と呼ばれる
  • 任命制の原則に対して、「契約制の原則」とは、職員の身分は契約によって生じるとする原則である
  • M. ウェーバーは、近代官僚制の構成要件として、職員は上司によって任命されるとする契約制の原則を挙げ、上司以外が任免権を持つ場合は指揮命令による統制が確実に行われないため、純粋な官僚制ではないとした
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    官僚制における職員は上司によって任命されるが、ウェーバーはこれを「任命制の原則」と呼んだ
  • M、ウェーバーは、支配の正統性という観点から支配の類型を伝統的支配、カリスマ的支配、合法的支配の3つに分け、官僚制を合法的支配の典型として位置づけた

    官僚制は合法的支配の典型例である。
    ウェーバーによれば、支配の形態は、①伝統や慣習を根拠として成立する「伝統的支配」②支配者のカリスマ性を根拠として成立する「カリスマ的支配」、③合法性を根拠とに成立するた法的支配」の3つに分けられる。
    官僚性は、このうち合法的支配の典型例とされている。
  • M. ウェーバーは、石膏事業所の事例研究を通じて、組織の上位者が下位者に規則の強制を行う懲罰型官僚制を両者の同意に基づく代表的官僚制という27の類型を導き出した。
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    懲罰型官僚制と代表的官僚制を区別したのはグールドナーである。
    グールドたは、石膏事業所の事例研究を通じて、強制による管理を行う懲罰型官僚制と同意に基づく管理を行う代表的官僚制を区別した。
    そして、作業能率を高く保つことのできる代表的官僚制をより高く評価した。
  • M. ウューバーは、官僚制では、規則に基づき職務が遂行されるが、規則が強調されてことにより、規則と守ること自体が目的化する目的の転移が生じ、官僚は、臨機応変の措置がとれなくなるとした。
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    目的の転移による幣害を指摘したのはマートンである。
    規則の遵守は、よりよい行政を行うための手段の一つにすぎない。
    しかし、規則の遵守が強調されすぎると規則の遵守それ自体が目的となってしまい、いわゆる手段の自己目的化」が生じる。
    マートンはこれを「目的の転移」と呼んで批判した。
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