センキン一擲
千金一擲...思い切りよく行動すること
キュウエン投林
窮猿投林...困っている時はあれこれと選り好みなどしている余裕はないということ
石破テンキョウ
石破天驚...音楽や詩文などが、人を驚かすほど奇抜で巧みなこと
窮途ロウトウ
窮途潦倒...辛い境遇の中で落ちぶれた様子。潦倒は落ちぶれた様子のこと
サタ歳月
蹉跎歳月...時間を無駄に浪費してむなしく過ごすこと 蹉跎...つまずいて時期を失う
世運リュウタイ
世運隆替...世のなりゆきが盛んになったり衰えたりすること
乱雑ムショウ
乱雑無章...物や事柄がばらばらのまま整理されていないこと
カンジン大度
寛仁大度...心が広くて情け深く、度量の大きいこと。人の性質にいう語。
ウフウ孕鬻
嫗伏孕鬻...鳥や獣が子を産んで育てること
センシ偃仰
遷徙偃仰...世の中の流れに応じて、身の振り方を変えること
フショウ不迎
不将不迎...過去を悔んだり未来を悩んだりしないこと
走馬カンカ
走馬看花...物をおおざっぱにしか観察せず、理解の仕方が浅いこと
コウトウ接耳
交頭接耳...ひそひそ話をすること
物換セイイ
物換星移...世の中が変わっていくこと
ヒケン執鋭
被堅執鋭...堅固なよろいを身にまとい、鋭利な武器を持つこと
抜来ホウオウ
抜来報往...速やかにやってきて、速やかに去っていくこと
虚融タンパク
虚融澹泊(こゆうたんぱく)...悟りの境地のこと
ヨウヤ論語
雍也論語...勉強が長続きしないこと
ケツベイ之知
挈瓶之知...手で持てる瓶ほどのわずかな知識・小知
石室キンキ
石室金匱...貴重書のこと
ナンコウ塵中
軟紅塵中...都会のにぎやかな繁華街の中。紅塵
百舎チョウケン
百舎重繭...さまざまな困難を乗り越えて遠路を行くこと
コケイ三笑
虎渓三笑...あることに夢中になって、他のことを全て忘れてしまうこと
親近クンシャ
親近薫炙...りっぱな人に親しんで感化される
含沙セキエイ
含沙射影...陰険な方法で人に危害を加えること
史魚チュツヒン
史魚黜殯...自らの死体を使い主君をいさめること
ジュンヨウ時晦
遵養時晦...時世が悪いときには世に出ようとせず、道にしたがって志を養い、好機がおとずれるのを待つこと
僧伽ランマ
僧伽藍摩...寺院や寺院の建物の総称
顚委セイシュン
顚委勢峻...川のどこでも流れに勢いがあって激しいこと
コテツ鮒魚
涸轍鮒魚...危険や困難が迫っていることのたとえ
コウウ鼓瑟
好竽鼓瑟...人の趣味に合わないことのたとえ
タンエイ粉壁
丹楹粉壁...平安神宮のような建築。赤い柱に、白い壁、蒼い瓦
キショウ之学
記誦之学... 暗記して読むばかりで理解につとめず、また実践しない学問態度
肉袒ケンヨウ
肉袒牽羊...降伏してその相手に臣下にしてほしいと請い願うこと
ハイトク没倫
悖徳没倫...人の道を外れた行いのこと
ハクユ泣杖
伯兪泣杖...両親が年をとって衰えたことに気がつき、悲しむこと
ヒツロ藍縷
篳路藍縷...とても苦労しながら仕事に励むこと
ヒョウオウ雪椀
氷甌雪椀...汚れがなく、上品で趣のある文具のこと
ヒョウコツ震蕩
飄忽震蕩...いきなり激しく揺り動かすこと
フウイ大樹
馮異大樹...謙虚で慕われるような人格のたとえ
浮家ハンタク
浮家泛宅...船を住居にして水上で生活すること
フクコウ在側
伏寇在側...常に自身の身のまわりの注意を怠らず、慎みのある言動をするべきだということ
ヘンタン扼腕
偏袒扼腕...激しく怒ったり、ひどく悔しがる様子
駢拇シシ
駢拇枝指...役に立たないもののたとえ
ホウエキ之衣
逢掖之衣...袖が大きくゆとりのある服のこと。儒者の服
リョウキ跋扈
梁冀跋扈...臣下が権力を使って、好き勝手に振る舞うこと
麟角ホウシ
麟角鳳嘴...非常に珍しいもののたとえ
セキシ名人
碩師名人...優れた学者や高い名声のある人
ソウコ蓬矢
桑弧蓬矢... 目標や抱負をしっかりと決めること
リュウレン荒亡
流連荒亡...家に帰らず仕事もせず遊びふける
リョウトウ虎闘
竜騰虎闘...力の拮抗している者同士が闘う
縞衣キキン
縞衣綦巾...質素な服装、または、妻の謙称
ソクセキ竹簡
束皙竹簡...比類のない碩学のこと
日月セイシン
日月星辰...天体が交わるところ。空
ホウライ弱水
蓬莱弱水...はるか遠く離れていること
シラン結契
芝蘭結契...賢者との交友
救過フセン
救過不贍...力が足りない
出谷センキョウ
出谷遷喬...出世すること
ヨウトウ細書
蠅頭細書...非常に細かい文字
レイザン帯河
礪山帯河...永久に変わらない固い誓い
AIによる要約・使い方の説明
AIによる分析のため、間違った解釈や説明をしている場合があります。
要約
本書は、日常生活ではあまり目にすることのない、非常に難解で雅な四字熟語を60個厳選した学習用データセットです。
「千金一擲」「窮猿投林」といった漢籍由来の硬質な表現から、「走馬看花」「交頭接耳」のような日常の情景や教訓を説くもの、さらには「丹楹粉壁」や「氷甌雪椀」といった芸術的・風景的な美しさを湛えた語彙まで幅広く網羅されています。
単純な意味の解説にとどまらず、語源や背景にある故事を意識した説明が付け加えられており、単なる暗記ではなく、言葉の成り立ちから理解を深める構成になっています。難易度の高い熟語を収集しているため、日本語の語彙力を極限まで高めたい学習者にとって、非常に密度の高い知識のストックとなる内容です。
使い方
本書は、一般的な四字熟語検定などの対策というよりは、より高いレベルの語彙力や教養を求める中級〜上級者向けの内容です。
使い方としては、まず表面の読みと裏面の意味を照らし合わせる基本的な学習を行い、次に、その言葉がどのような文脈(歴史的エピソードや比喩表現)で使用されるかをイメージしながら音読することをお勧めします。特に「史魚黜殯」や「伯兪泣杖」のように特定の人物にまつわる故事に基づくものは、その背景を知ることで記憶に定着しやすくなります。
また、難読な語彙が多いため、まずは日常の読書で見かけた際に「あ、これは以前学んだものだ」と気づくためのリファレンスとして活用するのが効果的です。文学作品や古典の読解力を向上させたい方、小論文や文章作成において表現の幅を広げたい方にとって、珠玉の語彙集として活用いただけます。
#四字熟語 #難読漢字 #漢籍 #語彙力 #国語 #故事成語