④加齢性黄斑変性

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• １　加齢性黄斑変性について

  タイトル
• 加齢性黄斑変性の定義について

  加齢に伴う黄斑部の変性疾患である
• 網膜色素上皮層（RPE層）の機能を４つ答えよ

  余分な光を吸収、網膜側の栄養分を脈絡膜側に排出、血液網膜関門をもつ、視細胞の不要なものを分解
• 脈絡膜の機能を答えよ。脈絡膜血管から染み出た①を②を介して③へ供給

  ①血漿　②RPE　③網膜外層
• 網膜における栄養供給の流れを答えよ。①は②を栄養し、③は④を栄養している

  ①網膜血管②網膜内層③脈絡膜④RPEを介して網膜外層まで
• OCT画像ではRPE層はどのように写るか

  網膜外層の３本のラインで最も下のライン
• 加齢性黄斑変性は①と②の２種類に分類される

  ①滲出型（ウェット型）②委縮型（ドライ型）
• 滲出型AMDの特徴について

  脈絡膜新生血管（CNV）が生じる
• 滲出型AMDの虚血や炎症の原因は？

  老廃物が溜まった沈着物（ドルーゼン）による
• ドルーゼンができる原因は？

  RPEの機能低下
• ドルーゼンができた結果どうなる？

  VEGFが産生され、血管透過性亢進や新生血管が生じる
• 滲出型AMDの所見を５つ答えよ

  ドルーゼン、脈絡膜新生血管、黄斑部の出血、硬性白斑、網膜下出血
• 神経網膜が網膜色素上皮から剥がれた状態を何というか

  網膜剥離（RD:Retinal　Detachiment）
• 網膜色素上皮が脈絡膜から剥がれた状態を何というか

  網膜?離上皮剥離（PED：Pigment Epithelial Detachiment）
• ①はやがて線維化・瘢痕化によって②になる

  ①新生血管や障害された網膜組織　②繊維性瘢痕
• ２　ガイドラインのポイント

  タイトル
• 滲出型AMDは新ガイドラインで何と名前が変わったか

  新生血管型
• 新ガイドラインではAMDの病型分類の見直しが行われ、以下のようになった。典型AMD→①　ポリープ状脈絡膜血管症（PCV）→②　網膜内血管腫状増殖（RAP）→③

  ①タイプ１、タイプ２、タイプ１＋２　②タイプ１の特殊型　③タイプ３
• 病型（MNVのタイプ）を見分けることは（）に関わる

  薬剤選択、視力予後の予測
• 脈絡膜の肥厚を何というか？

  パキコロイド
• 日本人の新生血管型AMDの約５０％は（）

  パキコロイドを合併している
• パキコロイド関連疾患の治療として（）の有効性が報告されている

  光線力学療法（PDT）
• 新生血管型AMDの定義は中心窩を中心とした直径６mmの黄斑部①や②、③に伴って生じた④が存在するものとされている

  ①パキコロイド②ドルーゼン③網膜色素上皮異常
• 新ガイドラインで病期分類の変更がされ、４つの病期にわけられた。この病期をこたえよ

  早期、中期、後期、末期
• 新生血管型AMDの治療として抗VEGF薬が適応されるのはどの病期からか？

  後期
• 抗VEGF薬のレジメン（治療計画）として最初の導入期は①、維持期になると②が推奨される

  ①１か月ごとに３回（バビースモだけ１か月ごとに３～４回）②TAE療法（Treat and Extend）
• フルイドとは？

  網膜色素上皮下液、網膜下液などの滲出液のこと
• 光線力学療法（PDT）とは？①を点滴した後、②し、③させる

  光感受性物質（ビスタダイン静注）②弱いレーザーを病変部に照射③脈絡膜新生血管を閉塞
• 光線力学療法（PDT）は網膜への影響を抑えながら、脈絡膜血管の（）する

  血管透過性亢進を改善
• 光線力学療法（PDT）と他のレーザー治療の違い

  新生血管が中心窩にあっても治療が可能
• ポリープ状脈絡膜血管症（PCV)に対しては推奨されるのは？

  抗VEGF薬併用PDT
• AMDの予防で推奨されるのは？

  禁煙指導、食生活の改善、サプリメント
• 抗酸化サプリメントとして（）の結果に準じた処方サプリメントが推奨

  AREDS2

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