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牛結核病
牛結核病
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2022年08月15日
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牛の結核病について学ぶ。感染経路まで暗記できると良い。
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病原体の正式名称は?
Mycobacterium tuberculosis var.bovis
主な宿主は?
牛・水牛・緬羊・山羊などの多くの哺乳動物
世界における疫学(発生状況)は?
世界各国で発生
日本での疫学(発生状況)は?
1901年から乳牛を対象としてツベルクリン検査を行い摘発・淘汰を行う
⇒乳牛では清浄化
1970年の集団発生以降、有病巣症例報告はないが年間数頭のツベルクリン反応陽性牛が摘発されている。
しかし、国内の牛から結核菌が見つかった事例は1999年以降ない、つまり非定型抗酸菌による非特異反応と考えられている。
乳牛は全頭検査対象であるが、肉牛は対象ではないため、肉牛においては散発発生が認められる。
疫学(感染経路)は?
主な感染経路:経気道感染、飛沫核の吸入によるもの
経口感染、胎盤感染などもあるが、海外では野生動物が主な感染源として注目されている。
感染源として注目されている動物は?
覚えなくてよい
英国・アイルランド⇒ヨーロッパアナグマ
ニュージーランド⇒フクロギツネ
アフリカ⇒クードゥー、イボイノシシ、野牛
牛結核の発病機序は?
経気道感染後、自然免疫系による非特異的防御や肺胞マクロファージによる貪食などにより排除がされない場合初期病巣を形成するに至る。
初期病巣は扁桃・肺・頸部リンパ節・胸腔内リンパ節に形成される。
細胞性免疫応答が誘起され、マクロファージ内で結核菌が増殖し、滲出性炎、増殖性炎が起き、結核結節が形成される。
症状(臨床症状)は?
発咳、被毛失沢、食欲不振、元気消失、乳量減少、削痩が起きる。
外見上異常が認められないため、剖検時に診断されることが多い。
症状(病理学的)
括弧内は暗記不要
肺・縦隔膜リンパ節・肺門リンパ節に結核結節が好発する
(腸管粘膜・腸間膜リンパ節・顎下リンパ節・耳下リンパ節等にも好発し、全身性栗粒結節となり重症化する。結核結節中央部は凝固壊死層、その周囲は多核巨細胞を含む類上皮細胞層、外層は線維芽細胞および膠原繊維増生がみられる)
診断(種類を挙げよ)
①鏡検(抗酸菌染色)
②菌の分離同定
③動物接種法
④免疫学的診断法(ツベルクリン反応、インターフェロンγ検査)
①抗酸菌染色(工程)
石炭酸フクシンにより菌を染色、塩酸アルコールで脱色
メチレンブルーで他の部分を染色
②菌の分離同定(詳細)
グリセリン非添加Tween80加小川培地で37℃2~4週間培養
菌種同定はPCR或いはDNAプルーブ法を用いる
③動物接種法(どの動物を用いるか)
モルモット皮内接種
④-1ツベルクリン反応(詳細)
ツベルクリン診断液を尾根部皮内に接種し、48~72時間後の腫脹差を測定して判定する。
注射部位の厚さの差が5mm異常で硬結を伴う場合陽性と判断。
④-2インターフェロンγ検査
本病原体(M.tuberculosis var. bovis)に特異的な抗原を血液に投与することでリンパ球から放出されるインターフェロンγを測定する
治療
なし。殺処分。
予防
実用的なワクチンなし
定期的な(5年に1回以上)ツベルクリン検査を実施して陽性牛の早期摘発と淘汰を行う。
もし仮に無病巣反応牛が出た場合には鳥型ツベルクリンPPDと牛型ツベルクリンPPDを頸部皮内に同時接種して反応を比較。
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牛の結核病について学ぶ。感染経路まで暗記できると良い。