くらんて 2023年11月27日 カード17 いいね0

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単語カード

  • インバータ
    直流電源を交流電源に変換する回路または装置。
  • DC インバータ
    PWM 信号により交流電流を発生するインバータ。交流の変位の変化を PWM 信号のデューティ 比を制御することにより発生させる。正弦波の変位が大きい部分ではデュ ーティ比を大きくし、小さい部分ではデューティ比を小さくすることにより実効電流の大きさを変える ことで、擬似的な正弦波を生成する。
  • 三相 DC インバータモータ
    交流電動機は電源に、DC インバータより生成した交流を用いたモータ。回転速度の主に交流の 周波数で、トルクの振幅で制御される。また、正弦波交流電流を PWM 信号として与える場合は、 交流の振幅変化を PWM のパルス幅の変化(デューティ比)で置き換える。
  • 交流電動機
    電源に三相交流を用いたモータ。誘導型と同期型がある。誘導型は、電機子に巻線コイルや導体が用いられ、三相交流により生成される回転磁界(回転速度は交流の周波数と電源コイルの極数に依存)との速度差によって発生するトルクで回転する。従って、回転数は、電源周波数と負荷トルクに対応する速度差により決定される。同期型は、電機子に永久磁石が用いられ、回転磁界 と同期して回転する。
  • 赤外線人感センサ
    温度変化により自発分極状態が変化する焦電体表面に生じる焦電効果を利用して、人体の発 する赤外線により人の存在を検知するセンサー。焦電効果は、焦電体の分極変化と時間差がある ため、温度変化が生じたある一定時間だけに反応する。従って、人がじっとして動かなくなり時間 が経過すると検知されなくなる。
  • タッチスイッチ
    指等で触れることで、回路のインピーダンス等の変化から ON(または OFF)信号を検出する。
  • ドライバ
    モータを駆動する電気・電子回路。MCU から位置または速度等の指令を受け取り、指令値に従ってモータを駆動する。
  • シリアルバス
    デジタル信号を、1ビットずつ送信する信号伝送路
  • シリアル I/F
    シリアルインターフェイス。データを1ビットずつ送信する情報伝達方式。1ビットずつ送信するため、送信する情報のビット数だけ送信時間を必要とし、また、受信側では、受信したビット信号を順 に並べて元のデータに戻し、さらにその情報の意味を判定する必要がある。送信側・受信側で伝送形式を統一する必要がある。 
  • マスタ(バスマスタ)
    バス(信号伝送路)に接続されている装置のうち、自らバスを制御してデータの転送を行う機能を 持つ MCU。
  • トルク
    モータが負荷(モータ自身の回転子を含む)を回転させるために必要となるモーメント。扇風機では、ファンやファンの空気抵抗、回転軸の摩擦、グリースの粘性抵抗等が負荷となる。交流モータ (誘導モータ)では、負荷トルクとモータによる駆動トルクのバランスで回転速度が決定され、定常回転領域では駆動トルクに対し負荷トルクが大きくなると回転速度が低下する。
  • 定常回転
    回転数が指定の回転となった状態。
  • PWM 出力
    PWM信号を用いた出力。一定周波数のパルスの、パルスの幅(デューティー比)を変化させることで電流・電圧実効値を変化させることにより、定電圧 (電流)電源を用いて可変電圧(電流)を出力することができる。ここで、一周期間でのON(パルス 幅)の割合をデューティー比と呼ぶ。16ビット PWM 波形では、1パルスの幅の分解能が16ビット となる。
  • データテーブル
    sin,cos,et など、マイコンでの計算ができない、または、時間を要する演算について、演算結果をあ らかじめテーブルに格納しておき、必要時にそのテーブルから参照する方式。
  • コマンド
    Command:指令のこと。モード指令、位置指令、速度指令、停止指令など、様々な指令の形態がある。
  • デューティ比(Duty ratio)
    PWM 信号の On と Off の時間比。DC インバータでは、振幅に応じたデューティ比の変化により 正弦波を発生させる。
  • ポーリング
    他のタスクや割込みからイベントの通知を待つのではなく、周期的に自らイベントを検知する実装
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