崑崙
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こんろん
┌山名。新疆・チベットの間にある。高さ7719m。〈字通〉
┌1.中国の伝説的地名。黄河の源であり、玉(ギョク)を産出し、不死の仙女、西王母の住むという西方の楽土。漢の武帝の時には于闐(ホータン)で玉がとれることから、于闐の山を崑崙にあてていた。
├2.崑崙山脈(中国西部の山脈。チベット高原とタリム盆地の間を東西に走る山地。)の略。
├3.中国、三国時代以後、アンナン、カンボジア、マライ半島など、南海地方の呼び名。
└4.島の名。インドシナ半島の南沖合にあるコンドル島に対する元・明時代の呼称。全島岩石の山で、古来、航海者の目標とされた。〈日本国語大辞典〉
┌1.中国西方の伝説上の霊山。仙女がすみ、美しい玉がとれたという。黄河の源とされた。崑山。
└2.「崑崙山脈」の略。中国、チベット高原の北方を東西に走る大山脈。長江の源。クンルン山脈。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
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