RAKU 2025年10月14日 カード31 いいね0
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単語カード

  • 高分子化合物
    分子量が10000程度以上の分子からなる物質。有機化合物であるものを、有機高分子。無機化合物であるものを、無機高分子という。
  • 天然高分子化合物
    自然界に存在する高分子化合物。糖類、タンパク質、脂質、核酸、ビタミン
  • 合成高分子化合物
    石油などから人工的につくられる高分子化合物。合成繊維、合成樹脂、合成ゴム
  • 単量体(モノマー)
    1種類または数種類の小さな分子
  • 重合体(ポリマー)
    10²~10³個以上、単量体が共有結合でつながってできる大きな分子。高分子化合物を構成
  • 重合度
    重合体の中で繰り返し繋がっている単量体の個数のこと
  • 重合
    多数の単量体が次々と結合して重合体ができる反応
  • 共重合
    単量体が2種類以上であるときの重合
  • 付加重合
    二重結合や三重結合をもつ単量体が付加反応で結合する反応
  • 縮合重合
    分子内に2個以上の官能基をもつ単量体が縮合重合で次々と結合する反応
  • 付加縮合
    付加反応と縮合反応の両方が起こる重合
  • 開環重合
    環状構造をもつ単量体の環が開いて結合する反応
  • 結晶構造
    高分子化合物の個体は結晶構造(分子が規則正しく並ぶ構造)と非結晶構造(分子が不規則に並ぶ構造)の部分からなる。結晶構造の割合が多いと硬く高密度で不透明、非結晶構造の割合が多いとやわらかく低密度で透明になる
  • 高分子化合物の分子量
    高分子化合物に含まれる重合体の分子量の平均値である平均分子量(各分子の分子量の総和/全体分子の数)を用いるる
  • 軟化点
    やわらかくなりはじめる温度。加熱時に明確な融点を示さず、ある程度の温度以上で徐々にやわらかくなる
  • 糖類(炭水化物)
    天然有機化合物のうち、ホルミル基ーCHOまたはカルボニル基ーCO-と二つ以上のヒドロキシ基ーOHをもつ化合物の総称。最小単位はを単糖、2つの単糖がつながった糖を二糖、多数つながったものを多糖という。脱水縮合で繋がる→加水分解すると単糖に戻る
  • グルコース(ブドウ糖)C₆H₁₂O₆ 単糖
    白色粉末の結晶・溶・甘味あり 多くの動植物のエネルギー源、甘味料、菓子・医薬品、有機化合物の合成原料 光合成:6CO₂+6H₂O₋(光合成)→C₆H₁₂O₆(グルコース)+6O₂ 工:(C₆H₁₀O₅)ⁿ+nH₂O₋(加水分解)→nC₆H₁₂O₆ アルドース、フラノース形
  • グルコース(ブドウ糖)C₆H₁₂O₆ 単糖 構造
    ①③はいす形、O原子1個とC原子5個が単結合で環状に繋がった構造。①α₋グルコース(環状構造)②グルコース(鎖状構造)③β₋グルコース(環状構造)をもつ。結晶中は①。水溶液中は①②③が平衡状態。環状構造にホルミル基がある→グルコース水溶液には還元性→フェーリング反応、銀鏡反応。
  • ヘミアセタール構造
    >C(ーOH)ーOーの構造。この部分で環が開く
  • フルクトース(果糖)C₆H₁₂O₆ 単糖
    白色粉末の結晶・溶・最も強い甘味 蜂蜜や果実に存在 ケト―ス、フラノース形、ピラノース形
  • フルクトース(果糖)C₆H₁₂O₆ 単糖 構造
    ①O原子1個とC原子5個、③O原子1個とC原子4個が環状に繋がっている①環状構造(六員環)②鎖状構造 ③環状構造(五員環)結晶中は①、水中は①②③が平衡状態 鎖状構造にホルミル基はないが、酸化されやすい部分がある→還元性を示す
  • ガラクトース C₆H₁₂O₆ 単糖
    弱い甘味 ラクトースの構成成分、寒天に含まれる多糖のガラクタンを加水分解して生成。 鎖状構造にホルミル基がある→還元性を示す
  • アルコール発酵
    C₆H₁₂O₆₋(酵素、発酵)→2C₂H₅OH(エタノール)+2CO₂ グルコースやフルクトースを酵母が作る酵素でエタノールとCO₂に分解、酒類やパン
  • マルトース(麦芽糖)C₁₂H₂₂O₁₂ 二糖
    程よい甘味 水あめ、飴の主成分 デンプンにアミラーゼ(酵素)を作用させて加水分解
  • マルトース(麦芽糖)C₁₂H₂₂O₁₂ 二糖 構造
    α₋グルコース分子のC1原子と別のグルコース分子のC4原子がヒドロキシ基₋OHどうしの脱水縮合した構造 水溶液は還元性を示す
  • マルトース(麦芽糖)C₁₂H₂₂O₁₂ 二糖 加水分解
    希硫酸などの希酸(H⁺が触媒)を加えて加熱、マルターゼ(酵素)を加える→グリコシド結合の部分が加水分解されてグルコース2分子ができる
  • グリコシド結合
    単糖のヘミアセタール構造のC原子に結合したーOHと別の分子のーOHとの間の脱水縮合によりできるC-O-Cの構造
  • スクロース(ショ糖)C₁₂H₂₂O₁₁ 二糖
    無色の結晶・よく溶・甘味あり サトウキビやテンサイから精製 角砂糖やグラニュー糖
  • スクロース(ショ糖)C₁₂H₂₂O₁₁ 二糖 構造
    α₋グルコース分子のC1原子とβ₋フルクトース分子のC2原子がグリコシド結合でつながった構造をもつ。ヘミアセタール構造がなく、開環できない→還元性を示さない
  • スクロース(ショ糖)C₁₂H₂₂O₁₁ 二糖 加水分解
    スクロースに希酸を加えて加熱、インベルターゼ(またスクラーゼ、酵素)を加える→加水分解されて、グルコース1分子とフルクトース1分子
  • 転化糖
    転化できるグルコースとフルクトースの等量混合物。転化水は還元性を示す。C₁₂H₂₂O₁₁(スクロース)+H₂Oー(H⁺またはインベルターゼ、転化)→C₆H₁₂O₆(グルコース)+C₆H₁₂O₆(フルクトース)
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