ウイルス・細菌（家禽）

単語カード

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• ニューカッスル病

  病原体：パラミクソ
  症状：呼吸器症状、緑色下痢、斜頸、翼麻痺
  ドイル型(内臓型）と神経型（ビーチ型）がある
  病理：線胃出血、囲管性細胞浸潤
  伝播：接触
  予防：ワクチンあり
  診断：鶏卵尿膜腔接種、HI反応
• トリインフルエンザ

  病原体：オルトミクソ（H5orH7）
  症状：衰弱、肉垂浮腫・チアノーゼ、死亡
  病理：臓器・筋肉の出血および壊死、囲管性細胞浸潤、大脳皮質壊死
  予防：摘発とうた
  診断：尿膜腔接種→ゲル沈
  治療：低病原性でも摘発淘汰
• トリ白血病

  病原体：レトロ（A,B,J）
  症状：緑色下痢、肝腫大、骨化石症
  病理：リンパ芽球性白血病（T,B）
  伝播：垂直、水平
  予防：必ず発症するとは限らない
  治療：摘発淘汰
• マレック病

  病原体：ヘルペス（血清型1、Gallid alphaherpesvirus）
  症状：神経症状
  病理：末梢神経腫大、CD4陽性T細胞の腫瘍化・浸潤
  伝播：フケによる水平
  予防：生ワクチンあり
• 伝染性気管支炎

  病原体：コロナ
  症状：呼吸器症状、猫様・捻髪音様奇声
  病理：気管系カタル性炎・水腫、大理石様腎
  伝播：水平
  予防：腎細胞接種
  治療：生・不活化ワクチン
• 伝染性喉頭気管炎

  病原体：ヘルペス
  症状：呼吸器症状、結膜炎
  病理：上部気道の充血、水腫、偽膜
  予防：生ワクチン（ニューカッスルと干渉する）
  診断：鶏卵漿尿膜接種（ポック出現）
• 鶏痘

  病原体：ポックス
  症状：無羽部の発痘
  病理：細胞質内封入体
  伝播：直接、昆虫
  予防：生ワクチン、卵内接種
• 鶏ウイルス性関節炎

  病原体：レオ
  症状：跛行、起立不能、関節の腫脹
  病理：腓腹腱および周囲組織の水腫・出血（青脚）
  時期：幼雛
  伝播：水平、介卵
  予防：種鶏ワクチン
  診断：卵黄嚢内接種、CPE
• 産卵低下症候群

  病原体：アデノ
  症状：異常卵、V字型産卵曲線
  病理：卵管造影検査の委縮、水腫、炎症
  伝播：介卵、水平
  予防：種鶏ワクチン、淘汰
  備考：赤血球凝集性あり。発育鶏卵では増殖しない
• 鶏貧血ウイルス

  病原体：サーコ
  症状：貧血、元気消失、死亡
  病理：骨髄低形成、胸腺委縮、点状出血
  時期：初生ひな
  伝播：介卵
  予防：種鶏ワクチン
• 発育不良症候群（ブロイラー）

  病原体：様々
  症状：発育遅延、プロペラ状羽毛
  病理：原因不明
• 家禽チフス（家禽サルモネラ）

  病原体：S. Gallinarum ver. Gallinarum
  症状：ひな白痢に同じ
  時期：成・中鶏
• ひな白痢（家禽サルモネラ）

  病原体：S. Gallinarum ver. Pullorum
  症状：幼雛の下痢、元気消失
  病理：未吸収卵黄嚢、チフス結節、心膜炎
  伝播：介卵
  予防：ワクチンなし
  診断：ひな白痢検査
• 鶏パラチフス

  病原体：S. Gallinarum - Gallinarum/Pullorum
  症状：様々　主に下痢
  病理：様々
  診断：盲腸便より分離
• 伝染性コリーザ

  病原体：Haemophilus paragallinarum　（V因子要求性）
  症状：1~3日の潜伏のあと、鼻汁、顔面の浮腫、異常呼吸、産卵率低下
  病理：鼻腔・眼窩に滲出物、結膜炎
  伝播：水平
  予防：不活化ワクチン
  診断：血液寒天培地で衛星現象
• 鶏結核病

  病原体：Mycobacterium avium. avium
  症状：臨床症状は吸う内
  病理：剖検で結核結節
  伝播：水平
  診断：ツベルクリン
• 仮性結核

  病原体：Yersinia pseudotuberculosis
  症状：下痢、急性敗血症、呼吸器
  病理：粟粒結核
  伝播：経口、創傷
• 鶏マイコプラズマ

  病原体：M. galisepticum
  症状：気嚢炎、呼吸器症状
  病理：上部気道・気嚢のカタル性炎
  伝播：介卵感染
• ファブリキウス嚢病

  病原体：ビルナ
  症状：軟便・下痢、沈鬱、死亡
  病理：F嚢の腫脹または委縮、胸腺委縮、脾・腎腫大、Bリンパ球減少
  時期：３～５週齢
  予防：種鶏、卵内ワクチン
  診断：漿尿膜上接種、ゲル沈
• 鶏脳脊髄炎

  病原体：ピコルナ
  症状：運動失調、死亡、V字型産卵曲線（産卵鶏）、死こもり卵、二峰性発生
  病理：中枢神経の中心性色質融解、リンパ濾胞過形成
  伝播：介卵、水平
  予防：種鶏生ワクチン
  診断：卵黄嚢内、ひな脳内
• 家禽コレラ

  病原体：Pasteurella multocida(1,3,4,A型）
  性状：グラム陰性、極染色性、カタラーゼ・オキシダーゼ・インドール・H2S陽性
  症状：死亡率70％以上、発熱、呼吸促迫、下痢、肉垂や関節の腫脹・チアノーゼ、斜頸
  病理：点状出血、肝臓の巣状壊死など
  診断：血液もしくは臓器乳剤より
• in egg感染を起こす感染症

  大腸菌、サルモネラ、鶏白血病、鶏脳脊髄炎、産卵低下症候群、（マイコプラズマ）
• on egg 感染を起こすウイルス

  大腸菌、サルモネラ、ブドウ球菌、マイコプラズマ
• 鶏アデノウィルス

  病原体：アデノ
  症状：封入体肝炎（すべて）、心嚢水（４型）、筋胃びらん（１型）
  病理：好酸性核内封入体、肝腫大
• 鶏ブドウ球菌症

  病原体：Staphylococcus aureus
  症状：皮膚びらん（ビール様滲出物）、皮膚浮腫病（バタリー病）、化膿性関節炎
  時期：ひな

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