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司法・犯罪心理学 第6回
司法・犯罪心理学 第6回
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茶々
2025年01月04日
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目撃証言に影響する要因ー記憶
心理学における記憶
記銘:覚える段階
保持:覚えたことを貯蔵する段階
想起:貯蔵されたものを思い出す段階
記憶の定義
記憶は、経験したものを憶え、後で再現して利用する機能
=記憶には利用することまで含まれる。利用方法には、「再生」と「再認」がある
補足:再生・再認
再生とは、記銘したものをそのまま思い出して記憶を再現する方法である。
例:試験の穴埋め問題や記述問題
再認とは目の前に提示された刺激が以前学修したものなのか否かを判断する方法である。
例:試験の選択問題、択一問題、正誤判断問題
記憶の二重貯蔵モデル
記憶の構造は、短期記憶を貯蔵するエリアと長期記憶を貯蔵するエリアの二箇所で構成されているというもの。得た情報に注意が向けられると、感覚記憶から短期記憶に転送され、リハーサルや精緻化が行われると(さらに注意が向けられると)長期記憶に転送される
記憶の量的変化
エビングハウスの忘却曲線
記憶の保持は時間の経過とともに急速に減衰
する
無意味綴りを覚えてもらったところ、20分で42%、1時間後には56%、1日後には66%忘れてしまった。約1週間と1ヶ月後では忘却率に大きな差はなかった(77%と79%)
記憶の量的変化
忘却の説
一度覚えて保持されていた情報が想起出来なくなること
減衰説
記憶痕跡は時間とともに薄れていく–
検索失敗説
頭の中に保持されているが、検索に失敗
抑圧説(フロイトの防衛機制)
無意識下で思い出すことが抑制される
忘却に関連する事柄:干渉
記銘直後に行われた様々な活動によって、様々な情報を得た結果、記憶干渉され、記憶成績が低下する。忘却は時間経過によって減衰するのではなく、他の情報との干渉によって忘却が進んでいくという考え
忘却に関連する事柄:干渉
無意味綴りを覚えた後に、睡眠を取る群とそのまま起きている群とに分け、一定時間経過後に記憶成績を調べた実験では、前者の成績が優れていた
記憶の質的変化
バートレットの記憶再生実験
大学生に「幽霊の戦い」という話を聞かせて、聞かせてから直後、数週間後、数年後の三回でどれだけ覚えているかテストをした
結果
・つじつまが合うように話を単純化する
・実際になかった話を挿入する
・言葉や名前をよく知っているものに替える
記憶は変化する
記憶はカメラのように見たものをそのままま覚えておくのではない。記憶は変化してゆき、記銘・保持・想起の各段階で、変容のバイ アス(偏り)がかかる。
=そのため現実と記憶にずれが生じる
目撃証言に影響する要因
記憶の各段階に与える影響
符号化
出来事要因
照明条件、色彩の知覚(明るさ・色、夜だと暗くて見づらい・色がわかりづらい)、
知覚時間(見ていた時間)
目撃者要因
知覚の選択制(環境のすべてを知覚するわけではない)、
ストレスが伴う状態(不安・ストレスによって判断力が低下)
年齢
記憶の各段階に与える影響
貯蔵
忘却
保持時間の記憶への影響(何度も再認を行うと情報が入り込み正確性が下がる)
記憶におけるギャップの充填(不確定性や不一致 を減少させるために無意識的に情報を修正する)確信度と識別の正確さ(確信度が高くても正確と は限らないなど)
記憶の各段階に与える影響
検索
言語的記述の不適切さ(目撃したことを正確に言語化できるとは限らない)
識別テストの構成における示唆、識別テストでの 示唆(ラインナップの問題 )
補足:ラインナップの問題
目撃証言に影響する要因
既知情報による影響
スキーマ
繰り返し経験する出来事や 事物の一般的な展開や状態についての既有の知識「OOとはこういうものである」という認識、抽象化された知識のまとまり
例 葬式に行く際
葬式に行く際私服で行く人はいない。これは「葬式は故人を弔うものであり、ラフな格好でくるものではない」という認識があるから私服ではいかない
既知情報による影響
ステレオタイプ
人や人の集団に対して形成されるスキーマ・思い込み・先入観・先入観
例 日本人は控えめ、東大生は頭がいい
既知情報による影響
事件の認知とステレオタイプAllportとPostman(1952)
地下鉄の中で白人と黒人が向かい合って立って、白人がナイフを取り出している絵伝聞されていくうちに、白人が黒人に入れ替わっていく傾向が見られた
既知情報による影響
人の行為の記憶とステレオタイプ
人の行為の記憶とステレオタイプ– 自分自身が保有するステレオタイプとの一致/不一致が記憶に及ぼす影響
上記補足
ただし、どちらの方がよい記憶につながるか
について、研究結果は一貫していない
目撃証言に影響する要因
情動の喚起と凶器注目効果
犯罪場面のような、不快な情動的出来事は非情動的出来事に比べて正確に記憶されないという研究がある
凶器注目効果
武器を持った犯人を目撃した場合、目撃者はその犯人の顔よりも凶器に目が行きやすく、肝心な犯人の顔はあまり覚えていないこと
凶器注目効果のしくみ
事件を目撃することになってしまったら、目撃者は急激に強いストレスに曝されることになり、注意の範囲が狭まる
↓
そうなると、注目している部分は強く記憶に残りますが、その他の周辺の情報は見過ごされがちになる
目撃証言に影響する要因
質問の仕方の影響
ロフタスの実験
実験参加者に交通事故の映像を見せる– その後、実験参加者を2つのグループに分け、事故について質問をする
グループA:自動車は激突したとき、どのくらいのスピードで走っていましたか?
グループB:自動車はぶつかったとき、どのくらいのスピードで走っていましたか?
ロフタスの実験の結果
グループA:65.7Km
グループB:54.7Km
グループAは飛び散ったガラス片の数も多く報告
出来事後の情報(実験では質問で使用された言葉)が、思い出される出来事に影響を与え
る=事後情報効果
「激突したとき…」という質問を受けた後に
残る記憶
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