世界史 第１２章 ユーラシア諸帝国の繁栄 #3

単語カード

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• ①清の改称前の国名②建国した民族名と③それを統合した人物名④その人物がつくった文字の名称

  ①後金、②女真、③ヌルハチ、④満洲文字
• ヌルハチが作った清における支配体制をなんというか。

  八旗
• 内モンゴルのチャハル部を従え、大ハン位を継承し、国号を清と改めた人物は誰か。

  ホンタイジ
• 李自成の乱により明が滅びると、清はどのようにして北京に入城して遷都したか。 中国皇帝の位も継承した

  山海関を守る呉三桂を利用した 順治帝のとき
• 16世紀後半、アルタン・ハンはチベット仏教の教主に何の称号を贈ったか。

  ダライ・ラマ
• ①呉三桂がおこした反乱の名前②それを平定した清の皇帝の名前

  ①三藩の乱②康熙帝 康熙帝は中国本土を統一し、版図を拡大した
• 明の皇族を擁立して台湾を反清勢力の基地としたのは誰か。

  鄭成功
• 康熙帝が鄭氏の活動を抑制するために公布した、沿海部の住民を海岸線から離れた所に移住させる法令をなんというか。

  遷界令
• 康熙帝はオイラトから出た何の勢力を破ったか。

  ジュンガル
• 康熙帝がロシアと結んだ、アルグン川と外興安嶺を国境とする条約はなにか。 17世紀後半

  ネルチンスク条約
• ①清の支配と固めた皇帝の名前②その治世に設けられた政治の最高決定機関の名称

  雍正帝、軍機処
• 雍正帝がロシアと結んだ、外モンゴルでの境界を定める条約をなんというか。 18世紀前半

  キャフタ条約
• 天山山脈以北のジュンガルや以南のウイグル人の地（回部）を征服した清の皇帝の名前とそれらの地域の新しい名称をそれぞれ答えよ。

  乾隆帝、新疆
• 清の広大な版図は直轄地と何に分けて統治されたか。

  藩部 非直轄地のこと。モンゴルや新疆などがこれにあたる
• 満洲を除く直轄地ではどのような支配の方針であったか。

  従来の制度や慣習を認めるが、満洲人による支配を徹底させようとした
• 藩部の中央におかれた、藩部を管理する機関をなんというか。また、藩部ではどのような統治であったか。

  理藩院、現地の習慣や宗教を尊重する間接統治を行っていた
• 清は科挙などの明の諸制度を受けついだが、官吏登用では満洲人を含む旗人を重用し、主要職は満洲人と漢人を同数配置する何を採用したか。

  満漢併用制
• 清では正規軍の八旗に加え、治安強化のために漢人による何を編成して治安の強化を図ったか。

  緑営
• 清は中華文明の伝統的な学術を尊重する態度をとる一方で、満洲人の髪型である何を強制したか。 そのほかにも反清思想を弾圧するなどして威圧政策も併用した

  辮髪
• 清の文化について、国家的な文化事業として行われたときに編集された書物を3つ答えよ。

  『康煕字典』、『古今図書集成』、『四庫全書』
• 清が行った反清思想の弾圧や言論統制などの威圧政策をそれぞれ答えよ。

  文字の獄（反清思想弾圧）、禁書（言論統制）
• 朝鮮は、清が成立すると服属したが、正当な中華文明の継承者であるという何意識をもったか。

  小中華意識
• 清においてイエズス会系宣教師が布教活動をする中で、ローマ教皇がイエズス会の方式を異端とする何が発生したか。

  典礼問題 イエズス会の布教では中国の儀礼や習慣を尊重していたため、孔子崇拝や祖先祭祀を容認していると糾弾された
• キリスト教の布教について、康熙帝と雍正帝が取った対応をそれぞれ答えよ。

  康熙帝：イエズス会以外の布教を禁止、雍正帝：キリスト教の布教は全面禁止 技術者として清に残る宣教師もいた
• 中国全土の実測図を作製したのは誰か。

  ブーヴェ
• 大砲鋳造などの技術を伝えた人物は誰か。

  フェルビースト
• 西洋の絵画技法や建築様式を紹介したのは誰か。また、この人物が設計したバロック様式を取り入れた宮殿の名前も答えよ。

  カスティリオーネ、円明園を設計した
• 中国と比較しながら絶対主義の国家体制を論じる風潮は、ヴォルテールら何へ影響したか。

  啓蒙思想家 シノワズリ（中国趣味）も流行した
• 清代の華北では何が広く栽培されるようになったか。

  トウモロコシ 江南ではサツマイモ
• 18世紀初頭に、丁銀（人頭税）が地銀（土地税）に繰り入れられるようになったことをなんというか。 課税対象が土地に一本化された

  地丁銀 康熙帝のころ
• 清朝は、1757年に西洋諸国との貿易をどこ一港に限定したか。また、対外貿易を誰中心に請け負わせるようにしたか。

  広州一港に限定、公行
• 清の都市文化は郷紳や商人らが発展させたが、その生活ぶりを描いた文学作品は何か。

  『紅楼夢』、『儒林外史』 『聊斎志異』もこのころの作品
• 現実的な学問のあり方を主張し、清の体制を批判したのは誰か、二人答えよ。また、彼らが道を開いた新たな思想をなんというか。

  顧炎武、黄宗羲、考証学 顧炎武『日知録』、黄宗羲『明夷待訪録』
• 考証学は清の厳しい思想統制によってしだいに古典研究に変質していき、誰らによる清朝考証学になっていったか。

  銭大昕
• 福建や広東などの沿岸部の住民は禁令をおかして東南アジアに移住したことをなんというか。

  南洋華僑

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