「1」の代表作「2」は門弟の「3」を携えて奥州・北陸道を巡った紀行文である。「3」を「4」に加える場合もある。「2」以外にも旅をして、そこで詠んだ俳句を文集にした紀行文があり、東海道を西に巡り、三重、奈良、大阪、東山道に入り今後は東に岐阜、愛知、山梨、東京と巡る『5』や本文中にもある「6』はまた東海道を西に向かって伊勢神宮
に参拝し、京都に向かったときの紀行文である。「1」は旅中に死んでいる。故郷の伊賀に向かい、門人を訪ねるがそこで倒れそのまま息を引き取った。その病床中に詠んだ「7 」が辞世の句となった。
1 松尾芭蕉
2 奥の細道
3 河合曽良
4 蕉門十哲
5 野ざらし紀行
6 笈の小文
7 旅に病んで夢は枯野をかけ廻る