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dokidokikinyobi
2023年12月30日
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-第二章-
臨床検査(尿検査)
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一般検査とは
血液以外の検体を対象として行う検査。※尿/便/脳脊髄液/胃液/肺胞洗浄液/精液/穿刺液...etc
尿検査...種類
一般性状:採取法・色調・清濁。尿定性検査(試験紙):蛋白・潜血・糖・pH比重・ケトン体・WBC・亜硝酸塩ビリルビン・ウロビリノゲン
尿検査の採取時間
①早朝第一尿,②早朝第二尿,③随時尿,④24時間尿,⑤負荷後尿,⑥時間尿
早朝第一尿
就寝時に排尿し起床後最初に排尿した尿成分の安定性が高いため、定性や定量検査尿沈渣などに適している
早朝第二尿
起床後最初の尿は排尿し次に膀胱内に貯留した尿
随時尿
任意の時間に採取した尿で、尿の希釈や濃度の影響を受けるが外来や検診などのスクリーニング検査に広く用いられている
24時間尿
化学的成分の1日総排出量を正確に測定するために用いられ、検査目的により防腐剤や保存剤を添加し蓄尿する
負荷後尿
運動・入浴などの負荷後採取される
時間尿
一定時間ごとに採取した尿、ブドウ糖負荷試験やクリアランス試験などに用いる
尿検査の目的による尿の種類
①自然尿,②カテーテル尿,③膀胱穿刺尿
自然尿
①全部尿,②部分尿
全部尿
自然に排出された尿を全量採取
部分尿
自然に排出された尿の一部
部分尿
①初尿,②中間尿,③分杯尿
初尿
最初に排出された尿、尿道炎(クラミジアなど)の検査に用いる。尿沈渣には不適
中間尿
初尿及び終わりの尿を採取せず、排尿途中に採取した尿で「尿定性・尿沈渣検査」に適する
分杯尿
目的に応じて分割採取した尿
カテーテル尿
尿道から膀胱あるいは尿管にカテーテルを挿入して採取した尿で、意識障害や術後の排尿困難な状態または尿道異常の場合
膀胱穿刺尿
直接膀胱に穿刺して採取する尿。急性尿閉の一時的介助やカテーテルの挿入が困難な場合
尿の色調
通常は淡黄色。※この色調は尿細管で産生されるウロクロム色素とウロビリン体によるもの
定性検査(尿検査)
試験紙法によって実施され、簡便であるため看護師によって実施されることも多い
尿蛋白
腎・尿路系の疾患にのみならず、全身状態の推測にも有用な最も基本的な項目。関連疾患は急性・慢性腎炎、糖尿病や膠原病による腎障害。
尿潜血
尿中に存在するHbを検出する検査。反応原理上、RBCやミオグロビンも反応する。主に腎・尿路系の出血を伴う疾患の検出に利用される。膀胱の腫瘍なども疑われる。
潜血反応が陽性でも尿沈渣中にRBCが見られない場合は?
血管内で溶血したHb尿または筋肉の破壊によるミオグロビン尿が疑われる。
尿糖
腎尿細管でのブドウ糖再吸収機能の異常を示し、糖尿病のスクリーニング検査として用いられる
尿ケトン体
糖質代謝異常により尿中に出現する
WBC反応
好中球と単球のエステラーぜに特異的に反応し、リンパ球・好酸球・好塩基球などとは反応しない。関連疾患は膀胱炎や尿路感染症。
亜硝酸塩
尿中に細菌が繁殖すると、硝酸塩は細菌によって還元され亜硝酸塩と変化する、この反応には4h以上必要である。また細菌の中には還元能のない菌もいる、この場合には、陽性にはならない
尿ビリルビン
ビリルビン尿の検出は初期の横断の鑑別に有用である。肝機能のスクリーニング。
尿ウロビリノゲン
健常者の尿中にも少量のウロビリノゲンが排出されていることから、基準値は(Normal)または(±)と表示される。肝機能のスクリーニング。
尿検査は?
代表的な無侵襲検査である。なかでも、尿試験紙法は検体の採取が容易なこと、操作が簡便であること、さらに安価で多項目を同時測定できることから最も一般的なスクリーニング検査である。
尿沈渣検査
重要な形態学的検査であり、尿中成分である上皮細胞類・血球類・円柱類・塩類・結晶類・細菌類について正確に分類と計測を行う。
尿沈渣検査の臨床的意義
①腎尿路系に病変があるかどうかのスクリーニング,②既に確認された、腎尿路系の病変に対する治療効果や薬剤の副作用の判定についての情報収集
尿沈渣検査:血球類
①RBCは腎・尿路系の出血性病変を示唆する,②WBCは腎・尿路系感染症など炎症性病変を示唆する
尿沈渣検査:上皮細胞類
①扁平上皮細胞は外尿道口付近の粘膜で細菌感染などによる尿道炎や尿道結石,②尿路上皮細胞は腎杯・腎盂から内尿道口までの炎症(膀胱炎/腎盂腎炎/尿管結石)
尿沈渣検査:円柱類
①円柱の出現は尿細管腔が一時的に閉鎖されていたことと尿の再流があったことを意味する(硝子円柱/赤血球円柱/白血球円柱/上皮円柱など)
尿沈渣検査:結晶類
シュウ酸カルシウム結晶は食物(ほうれん草/アスパラガス/トマト/みかん類)の多量接種後に出現することがある
尿定量検査の主な項目
尿でも生化学的な検査が行われる。しかし尿は腎臓での調節があるため測定した定量値が血液の検査と並行しないこともある
腎の仕組み
蛋白の立体構造や荷電によって異なるが、健常者では腎糸球体において分子量67,000以上の蛋白は濾過されない。また、濾過された低分子量蛋白のほとんどが尿細管によって再吸収される。
尿の検査項目(妊娠検査反応)
ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)は受精後すぐに発育中の胎盤から分泌されるホルモンで、母体尿中に排出されしかも急速に尿中濃度が上昇するので妊娠診断の優れたマーカーである。また絨毛性疾患や悪性腫瘍の一部でも上昇する。
尿の検査項目(細菌検査)
尿の細菌検査では腎盂腎炎や膀胱炎などの尿路感染症が疑われる場合に塗沫・培養検査を行い菌の種類を調べる。また定量培養を行なって尿1mL中の菌数を調べ原因菌を判定する
尿の検査項目(細胞診)
細胞診では尿沈渣中の細胞成分を染色し悪性腫瘍細胞等の有無を調べる
尿検査のポイント
①月経/服薬中の薬剤/尿採取/保存条件などで検査結果に影響する,②中間尿や畜尿の方法を理解し患者に説明する,③原則新鮮尿で行い尿沈渣は保存尿ではできない,④試験紙には偽陰性と偽陽性がある。
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