ヌクレオチド
核酸の単量体。多数のヌクレオチドが糖のC3の‐OHとリン酸の‐OHの脱水縮合で鎖状に結合したものをポリヌクレオチド。
DNA
糖:デオキシリボース 塩基:アデニン、グアニン、シトシン、チミン
RNA
糖:リボース 塩基:アデニン、グアニン、シトシン、ウラシル
合成繊維
合成高分子化合物を紡糸(引き伸ばし撚り合わせて)繊維にしたもの
化学繊維
合成繊維、半合成繊維、再生繊維 ⇆天然繊維
ポリアミド系繊維
鎖状のポリアミド(多価アミンと多価カルボン酸の縮合重合で得られる高分子化合物。このとき、アミンの‐NH₂とカルボン酸の‐COOHの脱水縮合によってアミド結合₋NH₋CO₋ができている)を繊維にしたもの
ナイロン66 ポリアミド系繊維
ヘキサメチレンジアミンH₂N₋(CH₂)₆₋NH₂とアジピン酸HOOC₋(CH₂)₄₋COOHの縮合重合によってできる繊維
ナイロン6 ポリアミド系繊維
環状のアミドであるカプロラクタムに少量の水を加えて加熱すると、環がアミド結合の部分で開いて次々と結合することで得られる繊維
アラミド繊維
ポリアミドのうち、炭素骨格がベンゼン環のみのもの。パラ系とメタ系がある。
パラ系アラミドの繊維
他の合成繊維よりも引っ張り強度・弾性・耐熱性に優れている→ベルト・防弾服・防護服など
メタ系アラミドの繊維
強度・耐熱性に加えて難燃性にも優れる→救助服や防火服など
ポリエステル系繊維
鎖状のポリエステル(多価のアルコールと多価のカルボン酸の縮合重合で得られる高分子化合物。このとき、アルコールの‐OHとカルボン酸の‐COOHの脱水縮合によって、エステル結合ができる)を繊維にしたもの
ポリエチレンテレフタレート(PET) ポリエステル系繊維
エチレングリコールHO₋(CH₂)₂₋OHとテレフタル酸HOOC₋(C₆H₄)₋COOHの脱水縮合によって得られる。強度が高く、乾きやすくてしわになりにくい。合成樹脂としても使われる
オレフィン系繊維
アルケンの付加重合で得れれる鎖状の高分子化合物を繊維にしたもの
ポリエチレン・ポリプロピレン オレフィン系繊維
エチレン、プロペンの付加重合によって得られる。軽くて強い→紐やロープなど、合成樹脂としても用いられる
ポリアクリロニトリル系繊維
ポリアクリロニトリル(アクリロニトリルの付加重合で得られる鎖状の高分子化合物)を主成分(80%以上)とする合成繊維をアクリル繊維という。肌触りが羊毛に似ていて保温性がある→衣料・毛布・敷物など
モダクリル繊維
単量体としてアクリロニトリル(35%以上80%未満)だけでなく、策案ビニルやアクリル酸メチルCH₂=CH₋COOHなども用いた付加重合で得られる合成繊維の総称
共重合
2種類以上の単量体を用いる重合。これによって得られる重合体を共重合体
ポリビニルアルコール
酢酸ビニルの付加重合によって、ポリ酢酸ビニルが得られる。ポリ酢酸ビニルのエステル結合を水酸化ナトリウム水溶液で加水分解(けん化)すると得られる。
ビニロン 製法
ポリビニルアルコールは‐OH基を多く持つので、水に溶けやすい。コロイド溶液をつくり、細孔から硫酸ナトリウム水溶液中に押し出すと、塩析により固まる。これを紡糸し乾燥させた後、ホルムアルデヒドと反応させると、一部の‐OH HO-が-O-CH₂-O-に変化(アセタール化)して水に溶けにくくなり、ビニロンが得られる
ビニロン 性質
アセタール化により、ポリビニルアルコールに含まれる‐OHの30~40%が‐O₋CH₂₋O₋H₋に変化する。親水基である‐OHが多く残っているので、適度な吸湿性と綿に似た感触をもつ。また、強度が高く、耐薬品性にも優れる→漁網、ロープ、作業着、産業資材など
炭素繊維(カーボンファイバー)
ポリアクリロニトリルを紡糸して繊維にし、窒素などの不活性な気体の中(非酸化条件下)で加熱し、炭化させて得られる。軽く、弾性率や引っ張り強度が高く、耐薬品性・耐食性も高い→釣り竿、ゴルフクラブ、吸着剤、断熱材
天然樹脂
松脂や漆のような、植物から得られる油脂状の物質
合成樹脂(プラスチック)
合成高分子化合物を主成分とし、天然樹脂に似た性質をもつもの
熱可塑性樹脂
合成樹脂のうち、加熱するとやわらかくなり冷却すると再び固くなる。耐熱性や耐薬品性が低いが、加熱して自由に成形することができる。CH₂=CH₋Rの構造をもつ単量体の付加重合によって得られる直鎖状の高分子化合物に多い
ポリエチレン(PE)
CH₂=CH₂エチレン シャンプーの容器、灯油タンク、食品用ラップフィルム、ごみ袋
ポリプロピレン(PP)
CH₂=CH-CH₃プロペン(プロピレン) ストロー、クリアファイル、ごみ袋。耐熱性・強度が高い。