臨床化学実習

単語カード

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• 血糖値の基準時と測定原理

  空腹時で73～109mg/ｄL 、測定原理→グルコールにはαｰD-グルコースとβーD-グルコースが存在するためグルコースペルオキシダーゼ（POD）を用いてすべてをβ型に転換させるためにムタロターゼ を用いて変換させる。β型はGODと反応してグルコン酸と過酸化水素水に分解される。この過酸化水素とペルオキシダーゼにより4アミノアンチピリンという還元型色原体をフェノールを定量滴に酸化縮合させて赤色キノン色素を生成スル
• グルコースの添加回収試験の式と目的

  式：（添加サンプルの濃度ー添加前サンプルの濃度）/添加量×100、検体に目的成分の純品を一定量加え、添加した量が正確に定量されるかどうかを検査する方法
• 血糖測定におけるアスコルビン酸の影響とその対処法

  ペルオキシダーゼ（POD）は酸化反応を用いるがアスコルビン酸は還元剤であるため過酸化水素水を還元し吸光度が低下するため偽陰性になる。その他ビリルビンなどが挙げられ、除去法としてアスコルビン酸オキシダーゼを加えることでアスコルビン酸の働きを阻害する
• ペルオキシダーゼの利点と欠点

  利点：専門道具が必要なく正確に測定可能な点、欠点：発色剤が非特異的であるため血清中の緩衝物質の影響がさけられない
• 血糖負荷試験のインシュリンの変動について

  インスリンはインスリン分泌能とインスリン抵抗性によって制御される。血糖負荷試験での血糖は試験開始後30～120分で上昇のピークを迎えそれ以降は減少しき基の状態に戻る。
• 血糖測定用の検体の取り扱い条件

  空腹時の血糖値測定には食後2時間以上あける必要がある。保存においては血球に解糖系が存在し血糖を消費するため採血は直ちに分離を行い冷凍保存させる。
• 血糖値において全血と血清、毛細血管と静脈では違いがあるか

  全血と血清では解糖系の存在の量が異なる野で全血のほうが血糖値が低値になる傾向である、毛細血管も血糖を運搬途中の血液で静脈は届けた後の血液なので静脈のほうが低値になる

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