かくとだに
かくとだに えやはいぶきの さしもぐさ さしもしらじな もゆるおもひを
あけぬれば
あけぬれば くるるものとは しりながら なほうらめしき あさぼらけかな
なげきつつ
なげきつつ ひとりぬるよの あくるまは いかにひさしき ものとかはしる
わすれじの
わすれじの ゆくすゑまでは かたければ けふをかぎりの いのちともがな
たきのおとは
たきのおとは たえてひさしく なりぬれど なこそながれて なほきこえけれ
あらざらむ
あらざらむ このよのほかの おもひでに いまひとたびの あふこともがな
めぐりあひて
めぐりあひて みしやそれとも わかぬまに くもがくれにし よはのつきかな
ありまやま
ありまやま ゐなのささはら かぜふけば いでそよひとを わすれやはする
やすらはで
やすらはで ねなましものを さよふけて かたぶくまでの つきをみしかな
おほえやま
おほえやま いくののみちの とほければ まだふみもみず あまのはしだて