桜子先生 2024年03月07日 カード42 いいね37

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単語カード

  • 援助者が援助者の所属する機関(施設の窓口など)で利用者を待つだけではなく、積極的に所属する機関から利用者の住居や地域へ出向くこと
    アウトリーチ
  • 自分の意思を表明するのが困難な人たちの意思や権利を援助者が代弁すること
    アドボカシー
  • 利用者の問題を、環境と利用者の相互作用として捉え、環境改善を行い、生活を変化させる方法。ジャーメイン、ギッターマンによって提唱された
    エコロジカル・アプローチ
  • 食事・更衣・移動・排泄・入浴など生活を営むうえで不可欠な基本的行動のこと
    ADL
  • 社会的に抑圧されている対象者に対し、その潜在能力に気づかせて、自らの力で問題を解決する
    エンパワメント・アプローチ
  • 原因よりも解決に向けた方向性を考え、短期に目的を達成する
    解決志向アプローチ
  • 「いま」「ここ」で起きていることを重視し、具体的な課題を設定して、短期間に集中して問題を解決していく。リードとエプスタインが提唱した
    課題中心アプローチ
  • 心理的危機に直面している対象者に、迅速な介入を行う。リンデマンが災害に遭遇した人々が悲しみから立ち直る過程を分析した
    危機介入アプローチ
  • 利用者には潜在的な可能性があると捉え、利用者の社会的機能を高めることで問題解決を図る。タフト、ロビンソン、スモーリーらが提唱した
    機能的アプローチ
  • グループワークの理論のひとつで、社会心理学者のレヴィンが提唱した。グループと個人、グループとグループ、組織とグループなどの関係性を明らかにしようとする方法。集団力学とも言う
    グループダイナミクス
  • 「はい」または「いいえ」の一言で答えられるような質問の仕方。 閉ざされた質問ともいう
    クローズドクエス チョン
  • 対象者の問題解決に必要と思われる情報を提供し、対象者が 自己決定できるように援助していく方法
    ケアマネジメント
  • 異なる専門職が、専門の立場で意見交換しつつ検討すること。 例えば、認知症入院患者の退院前の会議で、医師、看護師、 介護福祉士など医療・介護の専門家が集まって退院後の医療 や介護などについて話し合う場のようなこと
    ケースカンファレンス
  • 面談の状況を時系列に記録したもの。経過記録ともいう
    ケース記録
  • 対象者の問題行動を取り上げ、条件反射の消去、または強化により、特定の問題行動を変えるよう働きかける。バンデューラ、トマスが提唱
    行動変容アプローチ
  • 地域に共通の福祉の問題を住民みずから解決できるように援助する方法。地域援助技術とも言う
    コミュニティワーク
  • 異なる専門性を持つ複数の専門職が、特定の問題について検討し、よりよい援助のあり方について話し合う過程。また、援助者自身が、ほかの分野の専門家から助言や指導を受けること。
    例えば、認知症入院患者の退院前の会議で、医師、看護師、介護福祉士などが集まって退院後の医療や介護などについて話し合う場に、医療現場とは異なる法律の専門家である、成年後見制度に詳しい弁護士が同席すること
    コンサルテーション
  • どのような状況でも柔軟に対応し、利用者の状況を総合的に捉えて支援していく方法
    ジェネラリスト・アプローチ
  • 自分自身の知覚や体験を重視し、自分を知り、あるがままの自分であることを考えさせる
    実存主義アプローチ
  • 利用者のニーズに応え、問題解決を行うための地域社会における設備や制度
    社会資源
  • 対象者の問題を診断する際、社会環境の中で対象者がどのような心理状態でいるのかを言語化させ、コミュニケーションを取りながら解決していく。診断主義の立場からのアプローチ。
    アメリカの社会福祉研究者ハミルトンとホリスが提唱
    心理・社会的アプローチ
  • 経験豊富なワーカー(スーパーバイザー)が、経験の浅いワーカー(スーパーバイジー)を指導し、援助技術向上を支援する方法。管理的機能、教育的機能、支持的機能、評価的機能の4つの機能がある(評価的機能を除いた3つの機能とされることもある)
    スーパービジョン
  • クライエント自身の元に戻ろうとする力(回復力)を重視するスタイル。社会福祉の研究者サリーベイとラップが提唱
    ストレングスモデル
  • 人と環境が相互に影響しあい、改善されていく交互作用を援助の過程にとりいれる考え方。人、環境を単独で考えるのではなく、人と環境が、相互にどこに問題点があるのかを見つけていくことを重視する。社会福祉の研究者ジャーメイン、ピンカス、ミナハンが提唱
    生活モデル
  • 共通の悩みや問題を抱える人やその家族が、自主的に活動を行うグループ
    セルフヘルプグループ
  • グループワーカーがグループとメンバーの媒介者となり、双方に働きかけ、両者の相互作用関係を促進させるグループワークの方法。社会福祉の研究者シュワルツが提唱
    相互作用モデル
  • 社会福祉の問題を解決するのに必要な社会資源を新設することや行政に働きかけるなどの活動を通して改善を図る方法。社会福祉活動法とも言う
    ソーシャル・アクション
  • 社会福祉サービスの供給・計画・活動・改善のために、サービスの合理化や効率的運営を図る方法。社会福祉運営管理とも言う
    ソーシャル・アドミニストレーション
  • 社会的に排除されやすい人々を地域社会の中で支え合い、助け合いながら暮らしていこうとする考え方。社会的包含(社会的包摂)とも言う
    ソーシャル・インクルージョン
  • 問題点を特定し、それを解決するための計画を開発していく過程。計画の実践は含まれない。社会福祉計画法とも言う
    ソーシャル・プランニング
  • 社会福祉の実態やサービスの方策を調査して、問題点を明確にし、問題解決や活動の改善に必要な資料などを収集すること
    ソーシャルワーク・リサーチ
  • グループワークにおいて、グループ内の人間関係や、メンバーの一人一人の位置づけ、心理的特性などを理解していくための方法。社会福祉の研究者モレノが提唱した
    ソシオメトリー
  • クライエントの抱える問題を、医者が病気を診断するかのように社会的な視点で診断し、それを解決していく方法。調査→社会診断→処遇の流れが医療行為と同じ経緯をたどる(まるで治療のようである)ことからネーミングされた。アメリカの
    ソーシャルワーカーの先駆となった女性リッチモンドが提唱
    治療モデル
  • 対象者の行動について、物語を語るように客観的に語らせることによって援助者が理解を深め、共に問題を解決していく
    ナラティブアプローチ
  • 対象者の問題を解決するために、周囲の社会資源(家族、友人、行政など)を再編成し、対象者を支えていく支援網を作る方法
    ネットワーク
  • 医療や福祉の分野などで活用される、情報収集の調査票のこと。利用者の氏名、住所、家族構成、健康状態、主訴等の概要が一目で理解できるように記録されたもの
    フェイスシート
  • 女性の解放を目指していく。抑圧された人々へのアプローチとして有効な方法
    フェミニストアプローチ
  • 法制度や政策などの環境整備等へのアプローチをいう
    マクロ・ソーシャルワーク
  • 個人などの個別の状況に応じたアプローチをいう
    ミクロ・ソーシャルワーク
  • 集団や組織などを対象としたアプローチをいう
    メゾ・ソーシャルワーク
  • 援助者と対象者が問題の焦点を明らかにしていきながら問題を解決していく。アメリカのソーシャルワーク研究者パールマンが提唱
    問題解決アプローチ
  • 地域の住民が共同で出資し、全員が対等な立場で、経営に参加しながら、地域社会に必要なものやサービスを提供する事業体。営利を第一目的とせず、地域社会に貢献する事業を行う
    ワーカーズコレクティブ
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