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栄養成長の流れ種子の発芽→光合成による有機物の合成→ファイトマーの増加
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生殖成長の流れ茎頂の花芽への分化→開花、受粉→種子の形成
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植物ホルモン植物体内の特定の部位で合成され植物の栄養成長や生殖成長を調節する物質
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傾性刺激の方向とは無関係に起こる成長運動や膨圧運動
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屈性刺激に対し植物が一定の方向に屈曲する性質
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オーキシンの極性移動オーキシンは茎の先端から基部に向かって移動し逆方向の基部から先端へは移動しない
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肥大成長細胞が横方向に成長すること
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頂芽優勢頂芽が成長しているときは側芽の成長が抑制される現象
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真果子房が発達してできた果実
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偽果子房以外の器官から発達してできた部分も含むような果実
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光受容体光を吸収し生物に一定の作用を及ぼす物質
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フィトクロム赤色光と遠赤色光を吸収する色素タンパク質
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光形態形成光刺激の種類によって植物の発生や分化の過程が調節される現象
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光周性昼の長さと夜の長さの影響を受けて生物が反応する性質
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限界暗期花芽形成が起こり始める連続した暗期の長さ
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光中断一時的な光照射のうち照射しない場合と逆の光周性反応がみられたときの光周性
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環状除皮樹皮を環状にはぎ取ること
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オーキシンの作用細胞の伸長、細胞分裂の促進、果実の肥大、離層形成の抑制、頂芽優勢
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ジベレリンの作用細胞の伸長、種子の休眠打破、受粉なしの果実肥大、長日植物の開花促進、春化処理の代用
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サイトカイニンの作用細胞分裂の促進、側芽の成長促進、葉の老化抑制
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アブシシン酸の作用発芽抑制、気孔の閉鎖、芽や種子の休眠維持
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エチレンの作用果実の成熟、離層形成の促進、細胞の肥大成長、開花の調節、重力屈性の消失
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ブラシノステロイドの作用細胞の伸長、細胞分裂の促進、花粉管の伸長促進
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システミンの作用ジャスモン酸の合成促進
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ジャスモン酸の作用傷害応答
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フロリゲンの作用花芽の形成促進
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春化花芽形成を促進する遺伝子を抑制する遺伝子が発現しなくなり春になると花芽が形成される現象
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春化処理花芽形成を促すため人為的に一定期間の低温にさらす処理
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根圧道管の水を押し上げる力
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過敏感反応感染部位周辺の細胞がアポトーシスを起こし、感染の拡大を防ぐ反応
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気孔開閉の仕組み青色光をフォトトロピンが吸収。また孔辺細胞で光合成が行われ、孔辺細胞の二酸化炭素濃度が低下。青色光受容や二酸化炭素濃度低下が原因となり、プロトンポンプが活性化し、H+が細胞外に輸送される。孔辺細胞内の電位が負となるためK+チャネルからK+が取り込まれる。孔辺細胞の浸透圧が上昇するため吸水がおこり膨圧が上昇し気孔が開く
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気孔の閉鎖の仕組み植物が乾燥状態に置かれると、葉でアブシシン酸が合成され、細胞内のCa2+濃度が上昇。Ca2+濃度の上昇により陰イオンチャネルが開きCl-などの排出が起こる。孔辺細胞内の電位が正になるためK+チャネルからK+が排出される。孔辺細胞の浸透圧が低下するため排水が起こり膨圧が低下し気孔が閉じる
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植物の食害に対する防御応答葉が昆虫などの植食者に食われると葉でシステミンという植物ホルモンが合成。システミンがジャスモン酸の合成を誘導。ジャスモン酸は昆虫がもつタンパク質分解酵素の阻害物質の合成を促進。阻害物質を食した昆虫は、タンパク質の消化が不十分になる。
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病原菌に対する環境応答病原菌が侵入すると病原菌の成分が細胞膜の受容体で受容される。ファイトアレキシンという抗菌物質の合成が誘導され病原菌の侵入が防止される。感染部位周辺の細胞がアポトーシスを起こし、感染の拡大を防ぐ
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光発芽の仕組み赤色光の照射で種子内に生じたPfr型フィトクロムが胚でジベレリンを活性化しアブシシン酸の働きを抑制し発芽が始まる
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