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第1回第1回
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ネイチャーポジティブの目標2020年をベースラインとして、2030年までに生物多様性の損失を停止し、反転させる
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生態系サービス4種と、具体的な内容をそれぞれ2つずつ答えろ
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森林植生が提供する調節サービス土壌の保持
森林の水源涵養(スポンジ)
炭素隔離 -
生態系とはどのようなシステムか生物ー非生物的環境などの構成要素が相互作用し、循環することで機能しているシステム。
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第2回第2回
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進化をもたらす4つのプロセス突然変異
遺伝的浮動
遺伝子流動・移住
自然選択 -
自然選択が生じる3条件①ある形質に個体間で変異があること
②その変異が遺伝すること
③その変異が原因となって適応度に個体差が生じること -
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方向性選択の自然選択 ダーウィンフィンチの例をもとに、どのような形質に自然選択がどのように作用したのか説明せよエサである硬い種子を割って食べるのに適した太くて長いクチバシが有利となる自然選択が働いたが、降水量の変化によって違うエサを食べないといけなくなり、小さなクチバシが有利となる自然選択が作用した。
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頻度依存選択を、タンガニーカ湖に生息するカワスズメの例をもとに、どのような形質に自然選択がどのように作用したのか説明せよこの魚は、泳いでいる他の魚の鱗を剥がして食べるので、遺伝的に口が右か左側に曲がっている2つの型がある。
襲われる魚は右と左側のよく狙われる方を警戒するので、口型の頻度が多いカワスズメのほうが襲撃に失敗し、適応度が下がっていくことで二型の頻度は1:1に近づいていく。 -
性選択を、グッピーの例をもとに、どのような形質に自然選択がどのように作用したのか説明せよグッピーは捕食者がいる環境では体色が地味な方が生存に有利に働くが、体色が鮮やかな方がメスに好まれやすく繁殖に有利なので、捕食者がいない環境では体色が鮮やかになるように自然選択が働く
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第三回第三回
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遺伝的浮動は集団間のOOOを増大させる遺伝的分化
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環境にはOOとOOの側面がある条件、資源
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トレードオフとは?形質間における拮抗的な関係のこと
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A vs. B = 0.25,A vs. C = 0.75,B vs. C = 0.5。例えば、群集A~C の種組成をそれぞれ0, 0.25, 0.75 とすれば、数値として表すことができる。
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第五回第五回
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OOOとは生存率や出生率などを調べることでOOOの様々な解析を行う分野デモグラフィー、個体群動態
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高密度の個体群では、一部の個体が死亡して密度が低下していく。この減少をOOOという。またたOOOと呼ばれる自己間引き、-3/2乗則
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個体群調節のモデルでは、OOOやOOOがOOO的に変化するとき、それらの関数が交差した点が平衡点となり、その個体数へと近づく出生率、死亡率、密度依存
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アリ‐効果とは低密度になるほど個体あたりの増加率が低くなる現象
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小さな個体群では、生存率や死亡率の確率体変動による影響を受けやすい。これをOOOという。人口学的確立性
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第六回第六回
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生命表は有用だが、OOO、OOOなどの理由から、多くの場合、コホートを追跡することは困難である。寿命が短い、世代が重複している
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生命表では、生存率や繁殖率が齢のみの関数であることを仮定しているが、実際にはOOOによって影響を受けることも多い個体の大きさ
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OOOやOOOを基準としたOOOから個体群射影行列を作成する齢、生育段階、生活環グラフ
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個体群射影行列を用いて、将来の個数体を射影すると、OOOになる。その時の個体数の変化率を用いて、個体数の長期的な変化の傾向を調べることができる全ステージの個数体が一定の割合で変化するよう
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個体の移住によって相互に作用し合う個体群全体をOOOというメタ個体群
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メタ個体群はOOOの生成と絶滅のバランスによって維持される局所個体群
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生息していない場所は、生息には適しているが種が見られないOOOとなる。空きパッチ
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多くの生物にとって、繁殖を行うと、その後の生存率は低下し、寿命は短くなる傾向がある=OOO繁殖のコスト
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個体が持つ資源をOOOし、OOOのかという観点から、一回繁殖が有利となる条件を考えることができる。どのくらい繁殖に分配し、どのくらい将来の繁殖に残すのか
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多年生の樹木でも、年によって繁殖量が大きく変動する現象(OOO)が多く見られ、「OOO」によって説明されている豊凶、捕食者飽和仮説
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緑の回廊を設けることの意義をメタ個体群の観点から説明せよメタ個体群は局所個体群の生成と絶滅のバランスによって維持される。
メタ個体群を維持するためにはパッチの生成率が絶滅率を上回る必要がある。
生息地パッチから空きパッチに移住する必要があるので、森林開発の影響で分断されたパッチ同士をつなげる役割がある。 -
多くの生物で一回繁殖の生活史が進化した背景には、どのような理由があると考えられるか。一度に少数の子だけを残すとそのほとんどが捕食されてしまうので、体内に保有している資源(エネルギー)のすべてを繁殖に振り向けないと適応度が最大化できない場合や、厳しい環境条件などによって将来の生存が難しい場合には、繁殖のコストは生じないため、一回繁殖が有利になると考えられる。
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