-
かなひろいテストとはかな拾いテストは、すべてひらがなで書かれた短い逸話を読み、「あ、い、う、え、お」に印をつけながら同時に話の内容を読み取るという、2つの課題に注意を分割しながら同時に施行します。遂行機能の下位機能としての、分割注意・複数課題処理能力が評価できます。
-
動物園地図検査とは遂行機能障害の包括的検査法として、Behavioural Assessment of the Dysexecutive Syndrome(BADS;遂行機能障害症候群の行動評価)というのがあります。これは、日常生活上の遂行機能に関する問題点を検出しようとするものですが、この下位項目に、動物園地図検査(規則を順守しながらの作業計画能力)があります(他に、規則変換カード検査、行為計画検査、鍵探し検査、時間判断検査、修正6要素検査)。
-
リバーミード行動記憶検査とはリバーミード行動記憶検査は、日常記憶を簡便に評価することができる検査で、実験的な材料やなじみのない刺激を覚えさせるのではなく、日常生活に類似した状況で検査が行われます。顔写真を見せて覚えてもらったり、短い物語を聞かせてあとから再生してもらったりします。一方で、逆行性健忘とは、健忘の発症時より以前に得た知識の喪失です。リバーミード行動記憶検査では、検査中に新しく覚えてもらうわけなので、逆行性健忘との関連は乏しい。
-
ベンダーゲシュタルトテストとは子どもに適用される。検査は「空間的に関連のある一連の図から構成」されており、子どもはそれを描き写すように指示され、点数は誤りの数に基づいて計算されるようです。発達年齢から逸脱した知覚能力を見つける際には有用であり、「知覚運動発達」検査として記載されています。(曲がったゲシュタルト=知覚と覚える)
-
ウィスコンシンカードソーティングテストとはウィスコンシンカードソーティングテスト(WCST)も、遂行機能(特に保続について)をみることができ、保続による誤りをするかどうかが評価されます。渡されたカードを分類していくのですが、手本のカードから分類方法には色・形・数の3種類あることを読み取り、テスターによる個々の正誤判定から普遍的な正しい分類法を推測すること(帰納的推測)、さらに、分類ルールが変化したことを感知して分類方法を変えること(思考セットの変換)が求められます。うまく変換ができないと保続型エラーとなってしまうようです。
-
delusion of guilt罪業妄想
-
delusion of control作為体験
-
Delusional disorder妄想性障害
-
Schizotypal disorder統合失調型パーソナリティ障害
-
Paranoid schizophrenia妄想型統合失調症
-
Catatonic schizophrenia強調病型統合失調症
-
Hebephrenic schizoporenia破瓜型統合失調症
-
psychomotor disturbances精神運動障害
-
hyperkinesis運動過多
-
stupor昏迷
-
automatic obedience命令自動
-
negativism拒絶症
-
マラリア療法はワクチンによる発熱療法の一つである× ワクチンは使用せず、マラリアに直接感染させることで精神症状の改善を狙ったもの。主に神経梅毒の治療に使われた。ヤウレッグが発明し1927年にノーベル賞を受賞している。
-
ロボトミーは前頭葉白質を切離する○
-
持続睡眠療法では、昼間も傾眠している状態を2−3週間継続する○ 長時間睡眠させてその持続した睡眠によって精神障害の治療を行う方法。日本では下田光造がスルホナゾールを用いて行った。2~3週間昼夜問わず寝ている状態を継続する
-
インシュリンショック療法ではインスリンでけいれん発作を誘発する× インスリンを用いて昏睡状態としますが、けいれん誘発を目的とはしません。
-
カルジアゾールけいれん療法では、カルジアゾール使用後に頭部へ放電する× けいれん療法の最初期のもの。ハンガリーの精神科医メヅーナは統合失調症とてんかんは合併することは少ないという経験的事実からこの両者の背後にある脳内過程は拮抗的であると作業仮説をたて、統合失調症患者にけいれん発作を起こさせれば治療効果が得られると考えて発明に至った。カルジアゾールを静注しけいれん誘発するものだが、日に考案された電気けいれんの方が、方法が簡便であったことからほとんど用いられなくなった。
-
光トポグラフィ検査とはc.光トポグラフィー検査は,H21年に厚生労働省から先進医療として承認を受けた技術で,近赤外線を利用して前頭葉や側頭葉における脳活動状態の変化を測定する.それらの反応パターンの違いで,健常者相当,うつ病、双極性障害(躁うつ病),統合失調症などにほぼ分類することが可能なため,確定診断の補助として活用されている.
-
光トポグラフィ検査の保険適応保険適用で光トポグラフィー検査の対象となるのは、①抑うつ症状を有していて、現在うつ病として治療を行っていること、②治療抵抗性であること、統合失調症・双極性障害が疑われる症状を呈していること等により、うつ病と統合失調症または双極性障害との鑑別が必要であること、です。
-
せん妄のテスト3つICDSC(intensive care delirium screening checklist) Confusion Assessment Method(CAM) Delirium Rating Scale Revised 98(DRS-R-98) (CAM)は、簡便でスクリーニングに適しています。一方で、(DRS-R-98)は、せん妄の診断や重症度評価に使用されます。 Delirium:せん妄のこと
-
矢田部ギルフォード検査とはY-G検査ともいい、物事の考え方やとらえ方、人との関わり方など、性格を構成する12の尺度の強弱を測定し、A・B・C・D・Eの5つのタイプに分類することによって性格傾向を知ることができます
-
ミネソタ多面人格検査とはMMPIは、たくさんの質問に対して「そう」「ちがう」で回答してもらい、その結果を総合的に解釈して人格を多面的に測定する検査です。
-
ベントン視覚記銘検査とは器質的脳機能障害の神経心理学的スクリーニングで、視覚認知・視覚記銘・視覚構成能力などの「高次脳機能」を評価する検査である。
-
syncope失神
-
flucture変動性の
-
cognition認知 (flucturing cognition:変動する認知機能)
-
halluchination幻覚
-
delusion妄想
ログイン