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薬理学とは薬物と生体との相互作用を研究する学問である
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薬物療法…4つ①原因療法,②対症療法,③補充療法,④予防療法
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原因療法とは疾病の原因を断つ治療法のこと。※抗菌薬投与し殺菌
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対症療法とは疾病に伴う症状の緩和や軽減する。※風邪を軽減させる
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補充療法とは生体機能を維持するために必要かつ不足している物質を補う。※点滴
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予防療法とは疾病の発現を予防する。※ワクチン
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医薬品の名称...3つ①一般名,②化学名,③販売名
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一般名とはカロナール、チアマゾール
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販売名とはアセトアミノフェン、メルカゾール
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化学名とは物質の構造を正確に表現した名前
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医薬品医療機器等法(薬事法)とは①医薬品,②医薬部外品,③化粧品,④医療機器などの品質・有用性・安全性を確保することを目的にした法律である,
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医薬品の取り扱い規制とは(毒薬)毒薬は、その直接の容器などに「黒字に白枠,白字をもって」その品名と「毒」の文字が記載されていなければならない
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医薬品の取り扱い規制とは(劇薬)容器に「白地に赤枠,赤字をもって」その品名に「劇」の文字を記載しなければならない
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処方箋...有効期間4日間有効
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処方箋...なぜ以下余白を記載するか?自分で勝手に書き換えられてしまうから
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日本薬局方とは国内の薬品を統一し、正しい医療を行なわせるための法令。日本国内で使われている薬品の、品質・純度・強度などの基準を定めている。
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パン人が持ってはいけない法律は?3つ①麻薬及び向精神薬取締法,②覚醒剤取締法,③大麻取締法。※乱用転売禁ず
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麻薬...保管方法「麻」の表示し、他の医薬品と区別し鍵をかけ堅固な設備に保管すること
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麻薬を扱える者は?①麻薬施用者免許(医者、歯科医師、獣医師),②麻薬管理者免許(医者、歯科医師、獣医師、薬剤師)
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覚醒剤...薬品名①アンフェタミン,②メタンフェタミン
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大麻とはマリファナである
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大麻...使用できる者は?都道府県知事により免許を受けた栽培者と研究者以外は所持は禁止
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薬理作用の分類①興奮作用と抑制作用,②速効性と遅効性。※血圧下げる、血糖戻すなど
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興奮作用とは薬物が細胞/組織/器官の各レベルにおいて、その機能を促進させる作用のこと
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抑制作用とは逆に機能が低下ないし停止させる作用のこと
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速攻性とは作用発現までの時間が短いものをいう
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遅効性とは長い場合ものをいう
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用量-反応曲線とは横軸に用量、縦軸に反応をとり、用量と反応の関係を図示したもの
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50%有効量(ED50)とは薬物投与した一群の動物の50%に効果があらわれる用量をいう
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50%致死量(LD50)とは薬物を投与した一群の動物の50%を死亡させるものをいう
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LD100とは動物の全数が死亡する用量を確実致死量をいう。LD50をさらに追加投与した状態をいう(?)
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安全域とはLD50とED50の比のこと。この比が大きいほど安全である。
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薬剤は?肝で分解→腎で排出
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薬物に影響する因子は?①高齢者,②小児,③性差,④人種,⑤疾病
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薬物に影響する因子...高齢者薬の効果が強い。循環/腎/肝機能など弱ってる
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薬物に影響する因子...小児薬の効果が強い。小児は成人より感受性が高い
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薬物に影響する因子...性差女性の方が強い。肥満:効果弱い。ガリ:効果強い。
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薬物に影響する因子...人種差西洋よりJPNの方が酒に酔いやすい。
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プラセボ効果(プラシーボ効果)とは偽薬。副作用は偽薬によるものではなく心理的要因によるもの
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レセプターに結合し、固有の生理反応を引き起こす物質のことを?作用薬(アゴニスト)
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レセプターに結合するが、本来の情報伝達による生理反応を引き起こすことを妨げる薬物を?拮抗薬(アンタゴニスト)または遮断薬(ブロッカー)
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酵素やトランスポーターなどの機能を阻害する薬物を?阻害剤(インヒビター)
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作用部位において限られた薬物とだけ結合して薬理作用を示すものを?薬物受容体(レセプター)
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耐性とは?薬物を長期使用してると、次第に薬効が低下し、初期と同じ効果を得るためには用量を増やす必要が生じること。要はクセである。
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交差耐性とは?薬剤で似ている効果のものを使うと効かなくなってくる
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習慣性とは?依存性はないが、常に使用していること。軽度の依存。
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薬物依存とは?種類は?薬物を連用することで強い欲求が出現する状態のこと。①精神的依存,②身体的依存
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薬物依存...精神的依存とは?その薬なしではやっていけないこという
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薬物依存...身体的依存とは?薬物が使用できなくなると、汗が出る・手が震える・幻覚や意識障害がおきるなどの離脱症状が現れる状態
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協力作用と拮抗作用の違い協力:二つ以上の薬を併用して作用が増強される作用。拮抗:二つ以上の薬を併用して作用が減少するときのこと。
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薬物適用方法...2つ①経口投与,②非経口投与
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初回通過効果とは?経口投与された薬は、体内分布する前に小腸や肝に存在する薬物代謝酵素により薬効が一部消失することをいう。100%の効果はない!
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経口投与とは?口で飲むこと
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非経口投与...5つ①注射投与,②直腸内投与,③舌下投与,④経皮投与,⑤吸入
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注射投与...3つ①静注,②筋注,③皮下注
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動脈内注射...なぜダメか?薬剤が動脈内に滞ってしまい副作用が出たりするから
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初回通過効果を受けない投与は?①注射,②坐薬,③舌下錠,④軟膏や貼付剤
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吸収とは?また吸収を受ける場所は?薬物が投与部位から血管内(小腸)に移行することをいう。口腔,胃腸,皮膚,肺,鼻
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バイオアベイラビリティ(生体利用度)とは?投与された薬物が生体においてどれくらい利用されるかを表す指標のこと。※静注:100%,経口:20〜30%
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薬物...排泄経路①腎,②肝,③肺(呼気),④皮膚(汗),⑤唾液,⑥乳腺
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腸肝循環とは?肝→腸→肝。胆汁に排出された薬物が、小腸で排泄された後、肝で再吸収されること
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生物学的半減期とは?血中の薬物濃度が半分に減少する時間のこと
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