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(あはれなり)つる心の程など心に深く感じられ
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(あはれなる)人をみつるかなかわいい
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(あはれ)、いと寒しやああ
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人々いみじう(あはれがり)て心に深く感じ
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鳥を(あはれま)ずということなし心に深くかんじ
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日もいと長きに(つれづれなれ)ば、退屈である
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そこはかとなく、(つれづれに)心細うのみものさびしく
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昔、男、(すずろに)陸奥の国までなんというわけもなく
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もの心細く、(すずろなる)目を見る思いがけない
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(すずろに)言い散らすはむやみやたらに
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大方の人がら(まめやかに)、まじめで
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車にて(まめなる)物実用的な
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まめまめしう真面目に
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まめまめしき実用的な
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命をば(あだなる)ものとはかない
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あだなる男浮気な
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(水車を)いたづらに役にも立たず
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そこに(いたづらに)なりにけりむなしく
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優に優れている
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優なる優雅な
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世界の男、(貴なる)も賤しきも、高貴な
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いと白う(あてに)上品で
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あからさまにほんのちょっと
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みそかにひそかに
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おろかにいい加減に
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おろかならず並ひととおりで
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おろかなり言い尽くせない
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をこ愚か
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をこがましくばかばかしく
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無下なりひどかっ
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むげにひどく
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なかなかなれ中途半端である
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なかなかならかえってしないほうがよい
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なかなかなるかえってないほうがましな
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