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絵に描いた餅、実用にならないこと画餅
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取り越し苦労。無用の心配の意。杞憂
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味方し、加勢する意。左袒
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直接教わらずともひそかに尊敬して手本として学ぶこと。私淑
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誤りの多い著作の意。また、いい加減なこと。杜撰
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泰山と北斗星。人々が仰ぎ尊ぶもの。泰斗
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無駄な行為。余計なもの。蛇足
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立身出世の関門。また、人が出世すること登竜門
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人をさげすんだ目つき、冷淡な目つきを言う。白眼視
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多くの中で最も優秀なものの意。白眉
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今まで誰もできなかったことをすること。破天荒
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自説を固く守り、改めないこと。墨守
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物の始まり、起こり。濫觴
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利益を独り占めにする意。独占すること。壟断
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悲惨な状態に陥り、救いを求めて泣き叫ぶこと。阿鼻叫喚
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天命を悟って心が迷わないこと。安心立命
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多くの人が同じことを言うこと。異口同音
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何事にもひとこと意見を言わないと気のすまない人。一言居士
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人の文字や文章が優れているのを褒める言葉。一字千金
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逆境のあと幸運の兆しがみえること。一陽来復
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行動、運命をすべて共にすること。一蓮托生
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物事を一息に成し遂げること。一気呵成
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一騎で千人の敵に当たりうる勇者。一騎当千
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わずかな時間が千金にも値すること。一刻千金
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全ての人に一様に仁愛を施すこと。一視同仁
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物事が早くはかどること。一瀉千里
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なまかじりでろくに知らないこと。一知半解
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きっぱり物事の処置をつけること。一刀両断
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書物を繰り返し熟読すること。葦編三絶
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物事が休まず移り変わって、儚いこと。有為転変
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人のうわさなどを気にして、ためらい迷うこと。右顧左眄
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天地間にある、つまらぬもの。有象無象
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会ったものは必ず分かれる。世の無常を言う。会者定離
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遠国と親交を結び、近国を攻め滅ぼすこと。遠交近攻
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昔のことを研究し、新しい見解を見出すこと。温故知新
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人間界を穢れたものとして、嫌い捨てること。厭離穢土
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夫婦の仲の良いこと。偕老同穴
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目的遂行のため、艱難辛苦を重ねること。臥薪嘗胆
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美人は長生きすることが少ないこと佳人薄命
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靴の上からかゆいところをかく意。もどかしいこと。隔靴搔痒
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共同して、大敵に当たること。合従連衡
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最後の仕上げをすること。画竜点睛
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夏の火鉢と冬の扇の意から、無用の物。夏炉冬扇
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蔵書が非常に多いこと。汗牛充棟
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人の詩文の表現を変えて自分の作品とすること。換骨奪胎
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息も絶え絶えの状態。気息奄奄
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真理を曲げた学問で世間の人気を得る意。曲学阿世
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良いものと悪いものが入り混じっている状態。玉石混交
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貴重な、大切に守るべき法律や規定。金科玉条
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城や堀の堅固なさま。金城湯池
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人に従属するよりも人の頭となれということ。鶏口牛後
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物まねや、コソ泥のような小利口なつまらぬ物。鶏鳴狗盗
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男女の縁を取り持つ人。月下氷人
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運命をかけて、のるかそるかの勝負をすること。乾坤一擲
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失敗した者が再び勢いを盛り返すこと。捲土重来
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口先ばかりうまく、愛想がいいこと。巧言令色
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仲の悪いものが一つのところにいる意。呉越同舟
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機会を狙っているさま。虎視眈々
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天下泰平を楽しむさま。鼓腹撃壌
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極楽浄土に行けるよう願い求めること。欣求浄土
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きわめて堅固で、壊れないこと。金剛不壊
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言葉で説明できないこと。もってのほか。言語道断
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三つの異なる立場の者が一つになること。三位一体
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同じ人の言行が矛盾していること自家撞着
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激しい勢いで突き進み活躍すること。獅子奮迅
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行動の素早く激しいさま。疾風迅雷
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周囲全てが敵で、孤立している状態。四面楚歌
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刑罰や権力などの極めて厳しいこと。秋霜烈日
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旧習にこだわり融通の利かないこと。守株刻舟
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進退に迷って決心のつかないこと。首鼠両端
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極めて贅沢な酒宴。酒池肉林
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勢いの盛んなものもいつかは必ず衰えること。盛者必衰
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生きている者は必ず知るということ。生者必滅
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互いに助け合う仲。唇歯輔車
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人がまだ足を踏み入れていない場所。人跡未踏
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身体と髪と皮膚。からだ全体。身体髪膚
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人の道にはずれ、恩や恥を知らない人。人面獣心
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何もせずに、無駄に一生を終わること。酔生夢死
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相手を自分の思うままにすること。生殺与奪
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物の絶えず生じ変化してとどまらぬさま。生生流転
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無実の罪の疑いが晴れること。青天白日
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石や玉を磨くように学徳を磨くこと。切磋琢磨
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歯ぎしりをし、腕をつかんで酷く悔しがること。切歯扼腕
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千年に一度あるかどうかの好機。千載一遇
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恐れおののくさま。戦戦恐恐
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今までに一度も聞いたことがないこと。前代未聞
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単調で面白みのないこと。千篇一律
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民より先に憂い、民より遅く楽しむこと。先憂後楽
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大人物は晩年に大成するということ。大器晩成
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少しの違いはあっても、ほぼ同じなこと。大同小異
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道が多方面に分かれすぎ、真理が捉えがたいこと。多岐亡羊
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優れた人材が多く集まっていること。多士済済
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口先でごまかす意。朝三暮四
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朝命令を出し、夕方にはそれを変える意。朝令暮改
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感情のままに物事を行うこと。直情径行
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技巧の跡がなく自然で美しいこと。天衣無縫
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見かけは異なるが内容は同じこと。同工異曲
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国内で起こる憂いと、国外からの心配事。内憂外患
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絶えずあちこち旅行すること。南船北馬
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同一の命題から相反する二つの命題が導き出されること。二律背反
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他人の意見や言葉に耳を貸さないこと。馬耳東風
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手腕力量があって活躍の自在なこと。八面六臂
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わだかまり入り組んだ根と節。難事件。盤根錯節
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色々なバケモノが夜歩き回る意。無秩序な状態。百鬼夜行
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おじけづき、少しの物音に驚き恐れること。風声鶴唳
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仇敵と一緒には生存できないこと。不俱戴天
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着かず離れずの関係。不即不離
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公平で一方に偏らぬこと。不偏不党
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俗世間を離れた別天地。武陵桃源
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むやみに他人の意見に同調すること。付和雷同
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身をなげうって努力すること。粉骨砕身
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ちょっとした言葉の端々。片言隻語
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向こう見ずで無茶な行為。暴虎馮河
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人前をはばからず勝手気ままに振る舞うこと。傍若無人
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心に曇りやわだかまりの無い状態。明鏡止水
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明るくて清らかな書斎。明窓浄机
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澄んだひとみと白い歯。美人の形容。明眸皓歯
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孟子の母が子のため三度転居した故事。孟母三遷
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物事を中途でやめては役に立たないということ。孟母断機
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落ちぶれて訪ねる人もいない。門前雀羅
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表面と内容の違うこと。羊頭狗肉
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道理にかなっていることと、外れていること。理非曲直
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初めは盛大で終わりが衰えること。竜頭蛇尾
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苦労し努力を重ねること。粒粒辛苦
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才能を隠して俗世間に入り混じっている意。和光同塵
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日本式と西洋式をうまく合わせ用いること。和洋折衷
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