-
病原菌Melissococcus plutonius
-
病原菌の性状グラム陽性球菌~短桿菌
単在または短連鎖で存在
通性嫌気性、5%CO2培地培養
酵母エキス・可溶性デンプンを含むBaileyの培地、KS-BHAで培養する -
臨床症状・無蓋期の幼虫に王乳を介して経口的に伝播し、無蓋房の4~5日齢の幼虫が死亡する
・死亡幼虫は不定型で巣房の側壁または底部にみられる
・色調は透明ないし汚白色で、発酵臭、酸臭を発するが融解ないし粘着性はない -
診断①分離培養
②同定検査 -
分離培養はどう行いますか?検査材料からKS-BHA培地、Baileyの培地を用いて分離を行う
嫌気培養 -
同定検査はどう行う?非運動性、グルコース、フルクトース分解をするが、その他の糖は非分解である。
Na:K比<1で発育する。 -
治療治療はしない
罹患群は早期にすべて焼却・埋却する -
予防一般的な予防としては新規搬入巣箱や採蜜終了後の巣箱をガス滅菌(エチレンオキサイドガス)
罹患発病群には巣箱の焼却、養蜂・採蜜に関連した器具の0.5%ホルマリン溶液、3%過酸化水素水、ヨード剤、塩素剤に浸漬して消毒する
ログイン