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勤行にはげむシャモン沙門...出家修行者のこと
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念入りにユカンして帷子を着せた湯灌...葬儀に際し遺体を入浴させ、洗浄すること
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挑発にフツゼンとして色をなす怫然...おこって顔色を変えるさま 怫る(いかる)
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囲炉裏にソダを並べる粗朶...直径数cm程度の細い木の枝を集めて束状にした資材
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社会をヒホする叡知裨補...たすけおぎなうこと
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小人ヒシュウし公議行われず、公連りに罷めんことを請う比周...徒党を組むこと 連りに(しきりに)
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有名な寺社から神仏をカンジョウする勧請...神仏の来臨を願うこと
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レイセイ一番、打って出た励声...声を張り上げること
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己のためにするドンリ貪利...利益ばかりをむさぼろうとすること
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人口稠密の地に空地を要するインユは一つではない因由...原因。由来。
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学問に熟し面諛に長じ、キョウゲンなる者に陥る郷原...道徳家を装って、郷里の評判を得ようとする俗物
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性格がネジけている拗
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情緒テンメン纏綿...まとわりついて離れないさま。情緒纏綿...情緒の深いさま
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コウカイな策士で油断がならない。狡獪...わるがしこいこと
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己の生死を顧みぬコウカイの士である。耿介...固く節操を守るさま
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請うてショゲンの批評を加え、一冊の本にまとめた。諸彦...男性諸君
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コウコの知己に示さんと欲す江湖...世の中。一般社会。 曠古は"前代未聞"という意味なので、つじつまが合わない
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少時より和漢のカンソウを誦習する翰藻...文章のこと
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カカン星辰の地平に垂接せるが如き河漢...天の川のこと。 "星辰"は星のこと
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サッサツたる大風颯颯...風が吹くさま
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愁嘆と諧謔のケンコウ宜しきを得ず権衡...つりあい。 宜しきを得る...適切である
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臣僚を率いてレイショを治める黎庶...人民。
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国の文明はシュウショの向う所を示し衆庶...一般の人々。庶民。
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己は縛せられても解き易い、脆弱なる索 (なわ) に対する、戒心をシハイさせた弛廃...ゆるみすたれること。行われなくなること。
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其のヒンプ、温順沈実にして...稟賦...天から与えられた、生まれつきの性質。
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母に事えてコウジュンを尽くし...孝順... 親に孝行を尽くし、その意に柔順であること。
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蕗のトウ薹
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霞 が山麓にヨウエイする揺曳...ゆらゆらとなびくこと。
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そんな小利口な真似はショウトク出来得なかった。生得...生まれつき。
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至る所目を挙ぐれば椎髻眼前にソウシュツし...簇出...むらがり出ること。
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その葉シンシンたり蓁蓁...よく茂っているさま
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エンケンとして聳える大樹偃蹇
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道がヌカルんでいる泥濘
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ヤッキョウを銃に装填する薬莢
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カマスには穀物や肥料を入れる叺...袋の一種。
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魚の通路にエリを仕掛ける魞
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センケンたる美女嬋娟
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ヨりを戻す縒り
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カサをかく瘡をかく...皮膚病にかかる
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ウラ悲しい思い心(悲しい)...なんとなく悲しい。もの悲しい
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世尊入滅のカクリンを思わせる鶴林...沙羅双樹の林。釈迦の入滅
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ヘキエキする辟易...恐れ逃げる。しりごみする 辟...さける 易...変える
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ムシケラ虫螻
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トモ座と帆座艫座
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聖典をドクジュする読誦...経を音読する
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火鉢のオキ燠...赤くおこった炭火
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懸崖に手をサッする撒...思い切って物事にあたる
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涼しい地にキョウキョする僑居...仮に住むこと 僑(かりずまい)
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帽子のツバ鍔
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鍬を使い畑をドウコウする耨耕
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急な事態にソウコウとして対応に走る蒼惶...あわてふためくこと 惶(おそ)れる
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戸のシキミを跨いで部屋に入る梱...門の内と外とのしきり
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ヘンスウの地辺陬の地
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車をツイジョウする追躡...あとから追うこと
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ケンアイの功に過ぎないと謙遜する涓埃...きわめてわずかなさま
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ホウエツにひたる法悦..恍惚にひたること
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カマスが泳ぐ梭子魚
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身勝手な決定にケンエンたるものがある慊焉
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シンスイな山峡深邃...土地の趣などの奥深いこと
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詩文にフサクの痕が見られる斧鑿...詩文などに技巧を凝らすこと
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容貌シュンソウ威ありて猛ならず俊爽...才知がすぐれていて人品が高いこと
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コケイを守る妻に夫から手紙が届く孤閨...夫の長い留守の間に妻がひとりで暮らすこと
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着物の袖口をクける絎ける...くけ縫いする。表に縫い目が見えないように縫う
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フカな生活に堕する浮華...うわべは華やかで、実質の乏しいこと
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彼は清和源氏のコウエイである後裔...子孫
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(国字)渓流でイワナを釣る鮇
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