-
膝関節は安定性のほとんどを関節面の形状によって得られている。n 半月、靭帯を中心とした軟部組織に頼っている
-
大腿骨頭中心から足関節中心を結ぶ線をMikulicz(ミクリッツ)線とよぶ。y
-
蹲踞をするには130~145°の膝屈曲角度が必要とされる。y
-
歩行時の膝関節にかかる荷重は、膝蓋大腿関節で体重の2~3倍となる。n 2~4倍である
-
階段昇降時にかかる荷重は、大腿脛骨関節で体重の4~6倍となる。y
-
膝蓋骨、膝蓋大腿関節の圧痛----滑膜ひだ障害、は正しいy
-
膝蓋骨内縁の圧痛----膝蓋骨亜脱臼、は正しいy
-
大腿骨外側顆の圧痛----特発性骨壊死、は正しいn 外側→内側
-
内側関節裂隙の圧痛----外側半月板損傷、は正しいn 内側→外側
-
脛骨粗面の圧痛----Osgood-Schlatter病は正しいy
-
膝関節の単純Ⅹ線検査は通常、正面像、側面像、軸射像の3枚を片側ずつ撮影する。y
-
大腿脛骨関節の軟骨評価を行う場合は、荷重位の正面像、もしくは、Rosenberg撮影肢位が有用である。y
-
内側側副靭帯を評価する際のストレスⅩ線撮影は、膝関節を外反させるように力を加え正面像を撮影するy
-
MRIは関節軟骨表面の亀裂、欠損、陥凹、パンヌスの部位などの観察に適している。n 超音波検査の説明である
-
超音波検査は関節リウマチ、滑液包炎、内外の側副靭帯損傷などの診断に有用である。y
-
Osgood-Schlatter病は、脛骨粗面部の疼痛、膨隆をきたす疾患であるy
-
Osgood-Schlatter病は、40~50歳代の男性に多く発症するn 10~15歳頃に多く発症する
-
Osgood-Schlatter病は、可動域は正常であることが多いy
-
Osgood-Schlatter病は、最大屈曲時に疼痛があるy
-
Osgood-Schlatter病は、単純X線側面像で、脛骨粗面部の膨隆、辺縁の不整像、骨端核の分離や遊離が認められるy
-
Ortolaniテストは何のテスト?発育性股関節形成不全
-
Morleyテストは何のテスト?胸郭出口症候群
-
McMurrayテストは何のテスト?半月板損傷
-
Bragardテストは何のテスト?腰椎椎間板ヘルニア
-
Apleyテストは何のテスト?半月板損傷
-
半月板損傷は、10歳以下の小児の半月損傷は円板状半月によるものが多いy
-
円板状半月は厚く、大きいため損傷を受けやすいy
-
円板状半月の断裂の際は、屈曲時の疼痛や屈曲制限を生じるn 伸展時の疼痛や伸展制限を生じる
-
半月板損傷は、半月の損傷側に一致した疼痛、腫脹、および可動域制限を認めるy
-
半月損傷の誘発テストとしてMcMurrayテストやApleyテストがあるy
-
膝関節内側側副靭帯損傷は、膝に大きな内反力が加わって生じるn 内反→外反
-
膝関節内側側副靭帯損傷は、膝の靭帯損傷のなかでは最も頻度が高いy
-
膝関節内側側副靭帯損傷は、単独損傷であれば、多くの場合、保存療法にてスポーツ復帰が可能となるy
-
膝関節内側側副靭帯損傷は、第2度以上の損傷で、軽度屈曲位での内反ストレステストが陽性になるn 内反→外反
-
膝関節内側側副靭帯損傷は、内側側副靭帯のみの損傷でも、完全伸展位で不安定性が認められるn 不安定性を感じないことが多い
-
前十字靭帯損傷は、ジャンプの後の着地時、急な方向転換時などで受傷することが多いy
-
前十字靭帯損傷は、受傷時、断裂音を体感することもあるy
-
前十字靭帯損傷は、受傷後早期に関節腫脹し、強い疼痛を呈するy
-
前十字靭帯損傷は、前十字靭帯損傷における徒手検査で最も重要なものはLachmanテストであるy
-
前十字靭帯損傷は、保存療法で完全に治癒する確率が高いn 完全に治癒する可能性は低い
-
Lachmanテストは何のテスト?前十字靭帯損傷
-
Eichhoffテストは何のテスト?ドゥケルヴァン病
-
前方引き出しテストは何のテスト?前十字靭帯損傷
-
Yergasonテストは何のテスト?上腕二頭筋長頭腱炎
-
N-テストは何のテスト?前十字靭帯損傷
-
後十字靱帯損傷は、膝関節伸展位で脛骨前方に強い直達外力が加わった際に受傷することが多い。n 屈曲→伸展
-
後十字靱帯損傷は、車の追突事故ではダッシュボード損傷で受傷する。y
-
後十字靱帯損傷は、脛骨近位端が後方へ移動している落ち込み徴候をsag signという。y
-
後十字靱帯損傷は、後十字靱帯損傷は保存療法による機能的予後は良好とはいえないため再建術の適応となることが多い。n 比較的予後は良好である
-
後十字靱帯損傷の後方引き出しテストは脛骨近位部を後方へ押し込み、後方移動量を評価する。y
-
膝蓋大腿関節不安定症は、膝蓋骨の脱臼、亜脱臼を繰り返すもの、および、膝蓋骨の異常可動性による不安感を呈するものをいう。y
-
膝蓋大腿関節不安定症は、50-60歳代に多くみられる。n 10歳代に多く見られる
-
膝蓋大腿関節不安定症は、原因の一つとして、大腿骨顆部形成不全が挙げられる。y
-
膝蓋大腿関節不安定症は、脱臼を繰り返す例では、Q角が減少している例が多い。n 減少→増大
-
膝蓋大腿関節不安定症は、X線撮影法として、膝蓋骨X線軸射撮影法が行われる。y
ログイン