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ジャイロと磁気コンパスの示度が違うのはなぜ?ジャイロは真北だが、磁気コンパスは磁北を指す
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時差が変化する場合を2つ挙げよ・船首方位が変化した
・船の地理的位置が変化した
・コンパスの周囲に磁気のあるものを置いた
・鋼材を積荷や陸揚げした
・船体に衝撃を受けた
・船体が傾斜した
・地方磁気の影響を受けた
・日時が経過した
・船体の大型鉄器を配置換えした -
磁気コンパスのすぐ近くに鉄製のものを置いてはいけない理由鉄が磁化されコンパスの自差に影響するおそれがあるため
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ジャイロコンパスを磁気コンパスの示度をときどき比較する理由ジャイロの異常を確認するため
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コンパスの整合とは?マスターコンパスとレピータコンパスの示度を合致させること
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航行中にコンパス誤差を測定する方法・トランシット(もしくは防波堤などの直線部)と海図で比較
・天体方位を利用する(太陽出没方位角法)
・(磁気コンパスのみ)エラー検出済みのジャイロコンパスと比較する -
太陽出没方位角法の測定時機は?太陽の下辺が水平線から約20'上にあるとき
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ジャイロコンパスが方位信号を送っている公開計器を挙げられるだけ挙げよコースレコーダ、レーダ(ARPA)、GPS、AIS、ECDIS、無線方位測定機など
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オートパイロットにはどのような種類があるか。仕組みも説明せよ舵角調整:設定針路に戻すため、ずれに比例した舵を自動で切る
当て舵調整:舵角調整で切った舵で船首が設定針路を越えてしまうのを防ぐため、回頭速度に比例した当て舵を自動で切る
天候調整:海が荒れ、ヨーイングが激しいときに船首が振れるたびに舵角調整をしていると操舵機に負荷がかかるため、小規模な針路のずれではあえて自動修正させなくする調整のこと -
オートパイロットでの航行中、確認すべき事項(4つ)①針路が正しいか確認
②磁気コンパスとジャイロコンパスの示度を適宜比較
③コースレコーダで調整を確認
④故障したときの対応の確認 -
オートパイロットが使えない海域を三つ述べよ①港内やその付近の海域
②船舶交通が輻輳する海域(航路内)
③浅瀬・暗礁などの危険物の多い海域
④狭い水道 -
音響測深機の①明瞭な反射線が複数現れる場合は何か②どの反射線を用いるか①海底が岩盤などで、反射率が高い場合
②発信線に最も近い反射線を用いる -
音響測深機で喫水調整を行う理由は?音波の送受信部が船底にあるため、測定値に喫水を加える必要がある
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六分儀の誤差とそれらの概要を全て挙げよ①垂直差:動鏡がインデックスバーと垂直でない誤差
②サイドエラー:水平鏡がインデックスバーと垂直でない誤差
③インデックスエラー:インデックスバーが0°のとき、動鏡と水平鏡が水平でない誤差 -
天体の高度を適切に測定するため、六分儀をどう使用するか?六分儀をゆっくり左右に振り、測定する天体が水平線に接する高度で計測する
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以下の目的に適した計器を挙げよ。
①自船の針路を測る
②物標の方位のみを測る
③自動操船を行う
④物標の方位と距離を測る
⑤自船の座標を測る
⑥自船の位置を知る
⑦自船の速力を測る
⑧他の船舶から送信された情報で動静を知る①電磁、ジャイロコンパス
②コンパスのシャドーピン
③オートパイロット
④レーダ
⑤GPS
⑥レーダ
⑦電磁ログ、ドップラーログ
⑧AIS -
レーダで①距離と②方位を測定する場合の注意事項を述べよ①VRMを物標の最内端に接触させる
②小さい物標はEBLを中心に当てる。岸壁の端などの大きな物標はEBLを内側に0.5から1°内に入れて測定する(方位拡大効果のため)
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