-
買い手と売り手が多数で、互いに自由に競争している理想的な市場完全競争市場
-
市場の失敗について説明せよ価格の自動調節機能がうまく働かず、資源の最適配分が達成されないこと
-
少数の企業がある商品の市場を独占している状態寡占
-
健全で公正な競争状態を維持するために独占的、協調的、あるいは競争方法として不公正な行動を防ぐことを目的とする法。1947年制定独占禁止法
-
公正で自由な競争原理を促進し、民主的な国民経済の発達を図ることを目的として設置された内閣府の外局公正取引委員会
-
他の会社を支配する目的で、その会社の株式を保有する会社株持会社
-
寡占市場において、商品の管理価格を決める一番影響力を持つ企業プライス・リーダー
-
寡占市場などで、価格が一度設定されると,その水準以下に下落することが困難となる性質および状態下方硬直性
-
品質や広告宣伝など、価格以外の競争。寡占市場において活発非価格競争
-
公園や道路、警察や消防など、政府や自治体が税金によって供給している財公共財
-
公共財の性質である非競合性について説明せよ多くの人が利用できること
-
公共財の性質である非排除性について説明せよ費用を払わない人も利用できること
-
生産者や消費者の経済活動が、市場取引を介さずに直接第三者の生活や経済活動に影響を与えることがあるが、そのような影響が第三者の利益になる場合外部経済
-
ある事柄(商品やサービス)について、その性格上、当事者間で情報知識に格差が生じてしまう性質情報の非対称性
-
金融において、一定時点の残高(量)という視点ストック
-
金融において、一定期間の増減額という視点フロー
-
一国がある時点で保有する資産の合計額。ストックの視点国富
-
一国で一年間に生まれた付加価値の販売合計金額。フローの視点国民所得
-
「総生産額−中間生産物」で算出される国民所得GNP
-
「GNP−海外からの総所得」で算出される国民所得GDP
-
「GNP−固定資産減耗」で算出される国民所得NNP
-
「NNP−(間接税−補助金)」で算術される国民所得NI
-
生産、分配、支出の三面いずれからみても国内総生産(GDP)は同値になることを示す原則三面等価の原則
-
ケインズの唱えた有効需要について説明せよ金銭の支出を伴う需要
-
景気変動の波のひとつ。企業の在庫変動によるもので約40ヶ月周期キチンの波
-
景気変動の波のひとつ。企業の設備投資によるもので約10年周期ジュグラーの波
-
景気変動の波のひとつ。企業の建設投資によるもので約20年周期クズネッツの波
-
景気変動の波のひとつ。企業の技術革新によるもので約50年周期コンドラチェフの波
-
物価の変動を知るための総合指数。ある基準年の物価を一〇〇とし、その後の物価の変動を基準年と比較してみるもの。物価指数
-
景気の向上に伴い、国民経済の総需要の伸びが総供給に追いつかなくなるために生じる物価上昇現象。発生原因が需要サイドにあるインフレの一種ディマンドプルインフレーション
-
生産コストの上昇によってもたらされる物価騰貴。供給側にインフレの原因を求めたものコストプッシュインフレーション
-
景気が後退していく中でインフレーションが同時進行する現象スタグフレーション
-
通貨供給量のことマネーサプライ
-
政策目標を達成するために、いくつかの政策を効果的に組み合わせることポリシーミックス
-
無利息で、主に手形や小切手の決済用に企業や個人事業主が使用する預金当座預金
-
金本位制による、金との交換を保証した紙幣兌換紙幣
-
管理通貨制による、政府による信用に裏付けされて価値を認められている紙幣不換紙幣
-
金融が行われる場金融市場
-
貸し手が借り手に資金を直接融通する資金調達方法直接金融
-
貸し手と借り手の間で金融機関が仲立ちする資金調達方法仲介金融
-
銀行の仕事のうち、銀行が個人や企業から信用力をもとに通貨を預かる業務預金業務
-
信用創造とはなにか説明せよ預金と貸出が繰り返されることで、銀行全体に最初の預金額の何倍もの預金通貨が生み出されること
-
日本銀行が行なう景気調整政策。その決定は、政府から独立した日銀政策委員会(9名)が行う金融政策
-
好況時に通貨量を抑制する景気調整政策金融引き締め
-
不況時に通貨量を緩める景気調整政策金融緩和
-
日銀と市中金融機関の間で、市中金融機関が保有している国債や手形などの有価証券を売買して通貨量を調整すること公開市場操作
-
日本銀行が市中金融機関から有価証券を買い取ること買いオペレーション
-
日本銀行が市中金融機関に有価証券を売りつけること売りオペレーション
-
市中金融機関の間で行われる貸し借りの金利。日本銀行はこの金利を一定の水準に誘導するように通貨量を調整する無担保コールレート
-
日銀が預金準備率を上下させ、市中金融機関の貸出資金量を調整すること預金準備率操作
-
バブル経済について説明せよ実態以上に株価や地価が高騰する現象
-
バブル崩壊による不景気に対し、1999年より開始された、無担保コールレートをゼロに誘導する政策ゼロ金利政策
-
操作目標を無担保コールレートではなく、市中金融機関が日本銀行に預けている当座預金の残高とし、買いオペレーションで市中銀行の残高を増やす政策量的緩和政策
-
リーマン・ブラザーズ社の倒産のきっかけとなった、低所得者向けの住宅ローンサブプライム・ローン
-
政府や中央銀行が物価上昇率(インフレ率)に一定の数値目標を掲げ、市中の通貨量を調節することにより、緩やかなインフレを誘導し、安定した経済成長につなげる金融政策インフレターゲット
-
リーマンショック下の日本で実施された、長期国債や株式などのリスクの高い有価証券を日本銀行が大量に購入する政策量的・質的金融緩和
-
市中銀行の企業への貸出増加を促すため、市中銀行が日銀に預けている当座預金の新たな預金分に-0.1%の金利をかける政策マイナス金利政策
-
1996年11月に第2次橋本内閣が提唱した日本の金融・証券市場制度の大改革。規制の撤廃、緩和など日本版金融ビッグバン
-
金融機関が経済破綻した場合、元金の1000万円とその利子まで払い戻しが保証される制度ペイオフ
-
財政自体に備わっている、景気を自動的に安定させるプロセス。累進課税制度などビルトインスタビライザー
-
景気の状況に応じて,国会や内閣が政策を決定しておこなう裁量的な財政政策。フィスカルポリシー
-
同程度の所得であれば同程度の税金を負担するべきであるという考え方水平的公平
-
高所得者からより多くの税金を納めるのが公平であるという考え方垂直的公平
-
消費税の持つ特性のひとつ。所得に限らずに課税されるため、低所得者ほど税負担が重くなること逆進性
-
財政法4条では禁止されている、単純な赤字を補うためだけの国債赤字国債
-
財政法第5条で国債の日銀引き受けが禁止されていること市中消化の原則
-
国家経済の健全性を表すバロメーター。(歳入-国債による収入)-(歳出-国債費)で算出プライマリーバランス
ログイン