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古代地中海世界で軍事の中心的存在であった,安価な武具を購入した平民からなる歩兵。重装歩兵
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市民軍の中心となった,長槍を用いた重装歩兵による密集隊形。ファランクス
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紀元前7世紀に,アテネの慣習法の成文化を初めて行ったとされる人物。ドラコン
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前6世紀初めのアテネで財産政治を始め,借財を負った市民を奴隷として売ることを禁止するなどの改革を行った人物。ソロン
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平民が奴隷に転落することを防止するために、ソロンが禁止したもの。債務奴隷
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古代ギリシアのポリス内の政争において,民衆の貴族に対する不満を利用して非合法に政権を獲得した者たち。僭主
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前561年より3度にわたって僭主となり,中小農民の保護・育成や文化事業に力を注いだ人物。ペイシストラトス
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前6世紀末,血縁的部族制の廃止などの改革を行い,アテネ民主政の基礎を確立した政治家。クレイステネス
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クレイステネスが創設した,僭主の出現を防止するための,市民による投票制度。(漢字で)陶片追放
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クレイステネスが創設した,僭主の出現を防止するための,市民による投票制度。(カタカナで)オストラキスモス
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陶片追放の投票に用いられた,人名を記入する陶器のかけら。オストラコン
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ペルシア戦争のきっかけとなった反乱がおこった,小アジア南西部の地方。イオニア地方
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ペルシア戦争でギリシア諸都市が戦ったペルシア人の王朝。アケメネス朝
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前480年,来襲したペルシア艦隊を,アテネが他の諸ポリスと同盟を結んで迎え撃ち,壊滅させることに成功した海戦。サラミスの海戦
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サラミスの海戦でギリシア艦隊を指揮したアテネの軍人・政治家。テミストクレス
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ペルシア戦争でアテネ軍の主力として使われた軍船。三段櫂船
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サラミスの海戦で,三段櫂船の漕ぎ手として貢献し,戦後に発言権を増大させたの人びと。無産市民
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前479年,アテネ・スパルタ連合軍がペルシア陸軍を破り,ギリシア側の勝利を確定した戦い。プラタイアの戦い
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ペルシアの再侵攻にそなえ,前478年頃アテネを盟主に結成された軍事同盟。デロス同盟
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前5世紀後半,アテネの全盛期を現出し,古代民主政を完成させた政治家。ペリクレス
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18歳以上の成年男性市民全員で構成された,アテネの政治上の最高議決機関。民会
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アテネで実現した,市民全員が参加して決定する政治制度。直接民主政
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紀元前6世紀に成立し,デロス同盟に対抗したスパルタを盟主とする同盟。ペロポネソス同盟
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ギリシアの覇権をめぐる,アテネ率いるデロス同盟とスパルタ率いるペロポネソス同盟とのあいだの戦争。ペロポネソス戦争
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ポリス間抗争のなか,エパメイノンダスの指導でスパルタを破り,前4世紀前半に覇権を握ったポリス。テーベ
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長期にわたるポリス間抗争で市民の没落が進み,市民皆兵の原則の崩壊とともに軍の中心となった人びと。傭兵
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前7世紀頃,ギリシア民族の一派がギリシア北方に建てた王国。マケドニア王国
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アテネ・テーベ連合軍をカイロネイアの戦いで撃破し,全ギリシアを制圧したマケドニアの国王。フィリッポス2世
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カイロネイアの戦いの翌年に,マケドニアが盟主となり,スパルタを除く全ポリスと結んだ同盟。コリントス同盟
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フィリッポス2世の子で,少年期にアリストテレスに学び,即位後,東方遠征を行った王。アレクサンドロス大王
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アレクサンドロス大王に敗れたアケメネス朝最後の王。ダレイオス3世
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アレクサンドロスの死後,「後継者」をめざして分立・抗争した部下の有力者たち。ディアドコイ
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アレクサンドロスの大帝国の分裂後,アレクサンドロスの部下の孫が建てたマケドニア王国の王朝名。アンティゴノス朝マケドニア
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アレクサンドロスの大帝国の分裂後,アレクサンドロスの部下の一人が建てたシリア王国の王朝名。セレウコス朝シリア
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アレクサンドロスの大帝国の分裂後,アレクサンドロスの部下の一人が建てたエジプト王国の王朝名。プトレマイオス朝エジプト
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プトレマイオス朝エジプトの都となり,ヘレニズム世界の中心として栄えた,ナイル川河口にアレクサンドロス大王が築いたギリシア風都市。アレクサンドリア
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アレクサンドロス大王の東征によって,ギリシア文化とオリエント文化が融合して成立した文化。ヘレニズム
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