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掛落【1801】から #=掛絡、掛羅
1.禅僧が肩に掛けて前に垂れるようにつける略式の袈裟(ケサ)。
2.根付け。また、根付けのついた印籠(インロウ)など。〈漢字ペディア〉 -
掛羅【1802】から #=掛絡、掛落
1.禅僧が肩に掛けて前に垂れるようにつける略式の袈裟(ケサ)。
2.根付け。また、根付けのついた印籠(インロウ)など。〈漢字ペディア〉 -
活計【1803】たつき(たずき) #=方便
1.「活計(カッケイ:生活すること。また、そのための手段や方法。生活の糧(かて)。暮らしむき。家計。生計。)」に同じ。
2.手段。てがかり。〈漢字ペディア〉 -
釜殿【1804】かなえどの 宮中や将軍家の大奥にあった、湯や膳(ゼン)を準備するための建物。また、そこに仕えた人。かないど。=鼎殿〈漢字ペディア〉
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汗衫【1805】かざみ 1.昔、汗とり用に着た麻の単(ひとえ)の短い衣。
2.平安時代以降、貴族の童女などが夏に着た正装用の上着。〈漢字ペディア〉 -
完骨【1806】みみせせ(せせ) 耳の後ろの小高い部分。また、その骨。〈漢字ペディア〉
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看督長【1807】かどのおさ 平安時代、罪人の逮捕や牢獄(ロウゴク)の看守をした役人。〈漢字ペディア〉
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乾鰯【1808】ほしか 脂肪をしぼったイワシを干した肥料。〈漢字ペディア〉
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勘事【1809】こうじ 1.とがめて遠ざけること。勘当。
2.拷問すること。〈漢字ペディア〉 -
菅麻【1810】すがそ スゲを細く裂いたもの。祓(はらえ)の際、身のけがれをはらい清めるのに使う。〈漢字ペディア〉
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寒復習【1811】かんざらい 寒中の早朝などに芸事の復習や練習をすること。寒げいこ。〈漢字ペディア〉
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漢織【1812】あやはとり 雄略天皇の時代に、中国から渡来したといわれる機織りの技術者。〈漢字ペディア〉
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漢人【1813】あやひと 古代、中国から渡来した人々。また、その子孫。漢氏(あやうじ)。〈漢字ペディア〉
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岩曲【1814】いわわだ 岩が水の流れに沿って曲がり、水がよどんでいる所。〈漢字ペディア〉
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眼間【1815】まなかい 目と目の間。目の先。目の前。=目交〈漢字ペディア〉
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気吹戸【1816】いぶきど 神が罪やけがれを吹き払う所。〈漢字ペディア〉
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忌瓮【1817】いわいべ 神に供えるための神酒(みき)を入れる神聖な容器。=斎瓮〈漢字ペディア〉
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祈年【1818】としごい その年の収穫を神に祈ること。〈漢字ペディア〉
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寄人【1819】よりゅうど(よりうど) 1.平安時代以後、朝廷の記録所や和歌所などの職員。
2.鎌倉・室町幕府の政所(まんどころ)・問注所・侍所(さむらいどころ)などの職員。〈漢字ペディア〉 -
規尼涅【1820】きにーね キナの樹皮からとれるアルカロイドの一種。解熱・鎮痛・健胃薬とする。特に、マラリアの特効薬。〈漢字ペディア〉
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幾人【1821】いくたり 1.どれほどの人数。何人。
2.多くの人数。〈漢字ペディア〉 -
磯城【1822】しき #=城
1.石で築いた砦(とりで)や城。
2.周囲を石で築いた祭場。〈漢字ペディア〉 -
戯奴【1823】わけ 1.自分を卑下していう語。わたくしめ。
2.目下の人を親しみを込めていう語。そち。おまえ。〈漢字ペディア〉 -
脚結【1824】あゆい 古代の男性が動きやすいように袴(はかま)を膝頭(ひざがしら)の下で結んだひも。⇔手結(たゆい)、=足結〈漢字ペディア〉
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急焼【1825】きびしょ 「急須(キュウス)」に同じ。〈漢字ペディア〉
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牛宿【1826】いなみぼし 二十八宿(古代中国で、天球を黄道に沿って二八区に分けた星座)の一つ。山羊(やぎ)座の西部に位置する。=稲見星〈漢字ペディア〉
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去年【1827】こぞ 昨年。特に年の始めに、前の年を振り返って使うことが多い。〈漢字ペディア〉
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魚子【1828】ななこ 彫金技法の一つ。金属盤に魚の卵のように細かい粒を浮き出させたもの。地紋に用いる。=斜子、七子〈漢字ペディア〉
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御髪【1829】おぐし(みぐし) 他人の頭髪の敬称。〈漢字ペディア〉
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御降【1830】おさがり 正月三が日に降る雨や雪。〈漢字ペディア〉
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御衣【1831】おんぞ(みけし) 着る人を敬って、その衣服をいう語。お召し物。〈漢字ペディア〉
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御灯明【1832】みあかし 神仏の前に供える灯火。とうみょう。=御灯〈漢字ペディア〉
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御舎【1833】みあらか 宮殿を敬っていう語。=御殿〈漢字ペディア〉
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御殿【1834】みあらか 宮殿を敬っていう語。=御舎〈漢字ペディア〉
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御稜威【1835】みいつ 神や天皇などの御威光。=御厳〈漢字ペディア〉
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御薪【1836】みかまぎ 1.律令(リッリョウ)時代、正月一五日に百官が位階に応じて朝廷に献上したまき。また、その儀式。
2.社寺に奉納するまき。社寺でたくまき。
3.江戸時代、武家で正月一五日に門の両側の柱に飾ったまき。〈漢字ペディア〉 -
御食【1837】みけ #=御饌
1.神への供え物。=神饌(シンセン)
2.天皇の食事の材料。〈漢字ペディア〉 -
御饌【1838】みけ #=御食
1.神への供え物。=神饌(シンセン)
2.天皇の食事の材料。〈漢字ペディア〉 -
御統【1839】みすまる 古代の装身具の一つ。多くの珠(たま)を糸でつないで輪にし、首や腕につけて飾りとしたもの。〈漢字ペディア〉
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御哭【1840】みね 大声で泣くこと。泣き叫ぶこと。また、その儀式。=哭泣(コクキュウ)〈漢字ペディア〉
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御佩刀【1841】みはかし(みはかせ) 貴人の腰に帯びた刀を敬っていう語。〈漢字ペディア〉
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漁父【1842】むらぎみ 漁民の長。近代では網主や漁業指導者をいう。=漁翁、村君〈漢字ペディア〉
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漁翁【1843】むらぎみ 漁民の長。近代では網主や漁業指導者をいう。=漁父、村君〈漢字ペディア〉
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狭匙【1844】せっかい すり鉢の内側についたものを、かき落とす木製の道具。=切匙〈漢字ペディア〉
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梟帥【1845】たける 古代、ある地方で勢力があった勇猛な種族の長。=建〈漢字ペディア〉
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響銅【1846】さはり 銅に錫(すず)・鉛などを加えた黄白色の合金。=胡銅器〈漢字ペディア〉
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仰領【1847】のけくび 襟を後ろに引いて、襟足が出るように和服を着ること。=抜衣紋(ぬきエモン)、抜襟〈漢字ペディア〉
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曲見【1848】しゃくみ 能面の一つ。中年の女の面で、狂女物などに用いる。〈漢字ペディア〉
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玉章【1849】たまずさ #=玉梓
1.手紙。便り。消息。
2.使者。使い。〈漢字ペディア〉 -
玉響【1850】たまゆら ほんの少しの間。一瞬。〈漢字ペディア〉
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巾子【1851】こじ 冠の頂上の後ろに高く突き出た部分。髪を結わえてそこに入れ、根本にかんざしをさして冠がとれないようにした。〈漢字ペディア〉
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金巾【1852】かなきん 細い糸を使った平織りの綿織物。肌着などに用いられる。カネキン。〈漢字ペディア〉
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緊唇【1853】あくち 1.ひな鳥のくちばしのつけ根の黄色い部分。
2.幼児の口のまわりにできる湿疹(シッシン)。〈漢字ペディア〉 -
栩板【1854】とちいた 社殿や能舞台などの屋根を葺(ふ)くのに用いる板。〈漢字ペディア〉
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兄部【1855】このこうべ 中世、寺社・宮中・武家などで力仕事をした人々の長。〈漢字ペディア〉
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兄矢【1856】はや 二本の矢を持って射るとき、先に射る矢。=甲矢、早矢〈漢字ペディア〉
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奎宿【1857】とかきぼし 二十八宿の一つ。星座を構成する一六の星の並び方が文の字に似ていることから、文章をつかさどる星とされる。アンドロメダ座。=斗掻き星〈漢字ペディア〉
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軽衫【1858】かるさん 筒を太くゆったりとし、裾(すそ)を狭くした袴(はかま)の一種。カルサンばかま。〈漢字ペディア〉
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瓊音【1859】ぬなと 玉が触れ合う音。〈漢字ペディア〉
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瓊矛【1860】ぬほこ 玉で飾った矛。〈漢字ペディア〉
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堅磐【1861】かきわ 1.かたい岩。
2.永久に変わらないことを祝う言葉。〈漢字ペディア〉 -
堅塩【1862】きたし 精製していない固形の塩。〈漢字ペディア〉
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権衡【1863】からばかり はかり。=柄秤、唐秤〈漢字ペディア〉
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古刃【1864】ふるみ 昔つくられた刀。古刀。⇔新身(あらみ)、=古身〈漢字ペディア〉
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胡銅器【1865】さはり 銅・錫(すず)・鉛の合金。また、それで作った仏具や容器。たたくとよい音がする。さわり。=響銅、砂張〈漢字ペディア〉
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後妻【1866】うわなり #=次妻
1.一夫多妻制の時代に、最初の妻に対してあとにめとった妻。のちに、再婚した妻をもいう。⇔前妻(こなみ)
2.ねたみ。嫉妬(シット)。〈漢字ペディア〉 -
口琴【1867】びやぼん 江戸時代の玩具(ガング)として流行した楽器。細長い鋼鉄をかんざし状に二股(ふたまた)にし、間に針のような鉄をつけたもの。根元を口にくわえ、鉄の先を指で弾いて吹き鳴らす。きやこん。口びわ。=琵琶笛〈漢字ペディア〉
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甲矢【1868】はや 二本の矢を持って射るとき、先に射るほうの矢。⇔乙矢(おとや)、=兄矢、早矢〈漢字ペディア〉
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行狭【1869】くだりせば 文章の行間が狭いこと。〈漢字ペディア〉
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匣鉢【1870】さや 陶磁器を焼くとき、保護のために用いる粘土製の容器。〈漢字ペディア〉
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幸魂【1871】さきみたま 人にしあわせを与える神の霊魂。さきたま。=幸御魂〈漢字ペディア〉
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荒麻【1872】あらそ アサの繊維で、表皮のついたままのもの。〈漢字ペディア〉
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粳稲【1873】うるしね 「粳(うるち)」に同じ。⇔糯稲(もちいね)〈漢字ペディア〉
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鉤素【1874】はりす 釣り糸のうち、おもりから釣り針までの間に用いる細くて丈夫な糸。目につかないようにナイロンや天蚕糸(てぐす)などを使う。〈漢字ペディア〉
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合決【1875】あいじゃくり 板を接(は)ぎ合わせるとき、板の端の厚みの半分ずつをけずり取って張り合わせる方法。ちがいはぎ。〈漢字ペディア〉
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黒衣【1876】くろご(くろこ) #=黒子
1.歌舞伎(カブキ)での役者の介添え役や、人形浄瑠璃(ジョウルリ)の人形遣いが着る黒い衣服。また、その人。黒具(くろグ)。
2.自分は表に出ず、裏で人をあやつる人。〈漢字ペディア〉 -
婚星【1877】よばいぼし 流れ星。=夜這星〈漢字ペディア〉
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墾道【1878】はりみち 新しく切り開かれた道。新道。〈漢字ペディア〉
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左義長【1879】どんど 「左義長(サギチョウ)」に同じ。〈漢字ペディア〉
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垂髪【1880】すべらかし 昔の女性の髪形で、前髪の左右を大きく膨らませ、後ろで結び、背に長くたれ下げたもの。おすべらかし。さげがみ。〈漢字ペディア〉
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細瓮【1881】ささべ 小さい壺(つぼ)。〈漢字ペディア〉
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斎人【1882】いわいびと 神をまつる人。神職。=忌人〈漢字ペディア〉
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斎瓮【1883】いわいべ 神酒(みき)を入れて神に供えるために清められた容器。いんべ。=忌瓮〈漢字ペディア〉
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斎種【1884】ゆだね 豊作を祈って斎(い)み清めたイネの種。清浄な種子。〈漢字ペディア〉
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斎場【1885】ゆにわ 神をまつるために清められた場所。=斎庭〈漢字ペディア〉
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裁着【1886】たっつけ 袴(はかま)の一種。たっつけばかま。裾(すそ)を膝(ひざ)の下でくくりつけ、下部が脚絆(キャハン)仕立てになっている。江戸時代は旅装用、現在は相撲の呼び出しなどが用いる。=裁衣〈漢字ペディア〉
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裁衣【1887】たっつけ 袴(はかま)の一種。たっつけばかま。裾(すそ)を膝(ひざ)の下でくくりつけ、下部が脚絆(キャハン)仕立てになっている。江戸時代は旅装用、現在は相撲の呼び出しなどが用いる。=裁着〈漢字ペディア〉
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催合【1888】もやい 共同して物事を行うこと。また、共同で所有すること。=最合〈漢字ペディア〉
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三狐神【1889】さぐじ 農家でまつる田の神。みけつかみ。〈漢字ペディア〉
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三幅【1890】みの 並幅(約三六(センチメートル))の布を三枚合わせた幅。また、その幅の布。=三布〈漢字ペディア〉
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三布【1891】みの 並幅(約三六(センチメートル))の布を三枚合わせた幅。また、その幅の布。=三幅〈漢字ペディア〉
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四幅【1892】よの #=四布
1.並幅の布四枚分の幅。また、その布。
2.「四幅布団(ブトン)」の略。四幅の幅がある布団。〈漢字ペディア〉 -
四布【1893】よの #=四幅
1.並幅の布四枚分の幅。また、その布。
2.「四幅布団(ブトン)」の略。四幅の幅がある布団。〈漢字ペディア〉 -
屍櫃【1894】からひつ 遺体を入れる棺(カン)。ひつぎ。かろうと。=辛櫃〈漢字ペディア〉
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貲布【1895】さいみ 織り目の粗い麻布。蚊帳(かや)・穀物袋などに用いた。=細布〈漢字ペディア〉
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侍女【1896】まかたち(まかだち) 「侍女(ジジョ)」に同じ。=侍婢〈漢字ペディア〉
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侍婢【1897】まかたち(まかだち) 「侍女(ジジョ)」に同じ。=侍女〈漢字ペディア〉
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鹿杖【1898】かせづえ 1.先端がふたまたになった、つえ。
2.握りの部分がT字をした形の撞木(シュモク)づえ。
3.シカの角を握りの部分につけたつえ。〈漢字ペディア〉 -
失声【1899】ひごえ 声がかれて出ないこと。かれ声。=乾声〈漢字ペディア〉
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赭土【1900】そおに(そほに
そぼに) 色のあかい土。古代、顔料などに用いた。〈漢字ペディア〉 -
弱竹【1901】なよたけ 1.細くてしなやかなタケ。若竹。
2.メダケの別称。〈漢字ペディア〉 -
弱法師【1902】よろぼうし(よろぼし) よろよろしながら歩く僧。〈漢字ペディア〉
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手抉【1903】たくじり 上代、丸めた土の中央部を指でくじりへこませて作った土器。神前への供え物を盛った。〈漢字ペディア〉
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手結【1904】てつがい #=手番
1.物事の手順。段取り。
2.平安時代、騎射(うまゆみ)・射礼(ジャライ)・賭弓(のりゆみ)などで、射手を組み合わせて競わせた行事。〈漢字ペディア〉 -
手玩【1905】てまもり おもちゃ。てあそび。〈漢字ペディア〉
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主神【1906】かんざね #=神実
1.神の実体。神の正体。神体。
2.神事をつかさどる人。神主。〈漢字ペディア〉 -
酒頰【1907】さかつら(さかづら) 酒を飲んで赤くなった顔。また、酒を飲んだように赤い顔。=酒面〈漢字ペディア〉
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寿詞【1908】よごと #=吉言
1.天皇の御代(みよ)が長く栄えるようにと祝う言葉。また、祝いの言葉。賀詞。
2.祈願の言葉。〈漢字ペディア〉 -
十寸鏡【1909】ますかがみ 非常によく澄んだ鏡。ますみのかがみ。まそかがみ。=真澄鏡〈漢字ペディア〉
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柔手【1910】にこで 柔らかい手。=和手〈漢字ペディア〉
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重播【1911】しきまき 古代の不法な行為の一つ。他人が穀物の種を播いた上にまた種を播き、穀物の生長を妨げること。=頻播〈漢字ペディア〉
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重籐【1912】しげどう 弓の、手でにぎる部分を黒漆で塗り、その上を(トウ)でぎっしり巻いたもの。=滋籐〈漢字ペディア〉
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従者【1913】ずさ 主人につきしたがう者。ともびと。〈漢字ペディア〉
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宿直【1914】とのい 1.昔、宮中や役所に宿泊して警護にあたったこと。
2.夜間、貴人の寝所に奉仕すること。〈漢字ペディア〉 -
縮縫【1915】いせ 裁縫で、布を縫いちぢめて丸みやふくらみを出す技法。洋服の袖山(そでやま)などに用いる。かきこみ。ぬいしろ。〈漢字ペディア〉
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縮羅【1916】しじら 縦横に太さの異なる糸を用いたり、縦糸の張り方を不均衡にしたりして、織物の表面に出した細かいちぢみじわ。また、そのしわを出した織物。しじらおり。〈漢字ペディア〉
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熟寝【1917】うまい 気持ちよくぐっすり眠ること。熟睡。=旨寝、味寝〈漢字ペディア〉
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醇酒【1918】かたざけ 発酵させただけの、濃いどぶろく。濁(にご)り酒・煉(ね)り酒の類。=堅酒〈漢字ペディア〉
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庶妹【1919】ままいも(あらめいも) 腹ちがいの妹。異母妹。=継妹〈漢字ペディア〉
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小腹【1920】このかみ(ほがみ
こがみ) 下腹(したはら)。〈漢字ペディア〉 -
小筒【1921】ささえ 昔、酒を入れて携帯した竹の筒。=竹筒〈漢字ペディア〉
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竹筒【1922】ささえ 昔、酒を入れて持ち運んだ竹製のつつ。=小筒〈漢字ペディア〉
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小網【1923】さで 三角形に交差させた竹に袋状に網を張り、魚をすくいとる漁具。さであみ。=叉手〈漢字ペディア〉
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廂間【1924】ひあわい たてこんだ家のひさしとひさしの間の、狭く日の当たらない所。〈漢字ペディア〉
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掌酒【1925】さかびと 神に供える酒の醸造をする人。=酒人〈漢字ペディア〉
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常歩【1926】なみあし 馬術で、ウマの歩ませ方のなかでもっとも速度の遅いもの。=並足〈漢字ペディア〉
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埴瓮【1927】はにべ きめの細かい粘土で作ったかめ。〈漢字ペディア〉
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贖児【1928】あがちご 陰暦六月と一二月の大祓(おおはらえ)に用いた人形(ひとがた)。〈漢字ペディア〉
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尻当【1929】いしきあて 着物の尻の部分の裏を補強するためにつける布。しりあて。=居敷当〈漢字ペディア〉
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尻籠【1930】しこ ツヅラフジのつるや竹で編んだ、矢を入れる容器。=矢壺、矢籠〈漢字ペディア〉
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尻臀【1931】しりこぶた 尻の左右の肉の豊かな部分。しりたむら。しりたぶ。〈漢字ペディア〉
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針孔【1932】みず(めど) 針の端にあって糸を通す小さな穴。はりのみみ。=針眼(みず)〈漢字ペディア〉
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針眼【1933】みず 針の端にあって糸を通す小さな穴。はりのみみ。=針孔〈漢字ペディア〉
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新墾田【1934】あらきだ 新しく開墾した田んぼ。新田(シンデン)。〈漢字ペディア〉
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新墾【1935】にいばり(にいはり) 新しく開墾すること。また、その田畑や道。=新治〈漢字ペディア〉
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新治【1936】にいばり(にいはり) 新しく開墾すること。また、その田畑や道。=新墾〈漢字ペディア〉
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槙皮【1937】まいはだ マキの幹の内皮をはぎ、砕いて柔らかい繊維状にしたもの。舟やおけなどの水漏れを防ぐため、継ぎ目に詰めこむ。のみ。のめ。=槙肌〈漢字ペディア〉
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親族【1938】うから 血縁関係にある人々。〈漢字ペディア〉
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水分【1939】みくまり 山から流れでる水が分かれる所。分水嶺(ブンスイレイ)〈漢字ペディア〉
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水翻【1940】みずこぼし 茶道で、茶碗(チャワン)のすすぎ湯を捨てる容器。=建水(ケンスイ)〈漢字ペディア〉
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正身【1941】そうじみ まさしくその人。本人。当人。〈漢字ペディア〉
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生皮苧【1942】きびそ 繭から生糸をとるときに出る糸くずなどを、集めて乾燥させたもの。絹糸紡績などの原料とする。〈漢字ペディア〉
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生血【1943】のり まだ乾かないねばりけのある血。血糊(ちのり)。〈漢字ペディア〉
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青麻【1944】あおそ(いちび) あおそ…アサの粗皮(あらかわ)を水にさらし、薄く裂いて作った繊維。=青苧〈漢字ペディア〉
いちび…アオイ科の一年草。高さ約1.5メートル。心臓形の葉が互生する。夏から秋に、黄色い5弁花を開く。茎の皮から繊維をとり、綱や粗布、畳表の糸などに使う。インドの原産。きりあさ。=黄麻〈大辞泉〉 -
清器【1945】おかわ 持ち運びできる便器。おまる。=御厠〈漢字ペディア〉
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清箱【1946】しのはこ 便器。大壺(おおつぼ)。おまる。=尿の箱〈漢字ペディア〉
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清搔【1947】すががき #=菅搔、菅垣
1.和琴(ワゴン)の奏法の一つ。
2.琴・三味線で歌のない曲。
3.遊女が店先で客を待つときに弾いた三味線の曲。〈漢字ペディア〉 -
勢車【1948】はずみぐるま 機械などの回転軸に取りつけて、回転をなめらかにする重い車。フライホイール。=弾み車〈漢字ペディア〉
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誓湯【1949】くかたち 古代の裁判の方法。神に誓約して熱湯に手を入れさせ、火傷(やけど)を負ったものを邪とし、負わないものを正とした。くがたち。=探湯、盟神探湯〈漢字ペディア〉
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探湯【1950】くかたち(くがたち
くがだち) 古代の裁きの方法。神に誓って、熱湯に手を入れさせ、火傷(やけど)をしたものは邪、火傷をしなかったものは正とした。=盟神探湯、誓湯〈漢字ペディア〉 -
盟神探湯【1951】くかたち(くがたち) 古代、神に誓約してから熱湯に手を入れさせ、火傷(やけど)を負ったものを邪とし、火傷を負わないものを正とした裁きの方法。=誓湯、探湯〈漢字ペディア〉
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夕星【1952】ゆうずつ 夕方、西の空に見える金星。宵の明星(ミョウジョウ)。=長庚〈漢字ペディア〉
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長庚【1953】ゆうずつ(ゆうつず) 「長庚(チョウコウ)」に同じ。=夕星〈漢字ペディア〉
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斥候【1954】うかみ 「斥候(セッコウ)」に同じ。=窺見〈漢字ペディア〉
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石漆【1955】せしめうるし ウルシの枝からかきとったままの液。粘り気が強く、接着用などにする。=瀬〆漆〈漢字ペディア〉
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績麻【1956】うみお(うみそ) つむいだ麻糸。=績苧〈漢字ペディア〉
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切麻【1957】きりぬさ アサまたは紙とサカキの葉を細かく切り、米と混ぜてまきちらすもの。神前を清めるために用いた。小幣(こぬさ)。=切幣〈漢字ペディア〉
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夜業【1958】よなべ 夜、仕事をすること。夜(よ)仕事。=夜鍋〈漢字ペディア〉
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摂腰【1959】せひえ 幅広く仕立てた腰帯。律令(リツリョウ)制の武官が礼服を着用する際に用いた。=接腰〈漢字ペディア〉
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節季候【1960】せきぞろ 近世、歳末から新年にかけて赤い布で頭を覆い「せきぞろござれや」とはやしながら家々を回り、米や金品を請い歩いた遊芸。〈漢字ペディア〉
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説道【1961】いうならく 世間の人が言うことには。聞くところによれば。〈漢字ペディア〉
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川曲【1962】かわわ 川が折れ曲がってゆるやかに流れている所。かわくま。〈漢字ペディア〉
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専女【1963】とうめ 1.老いた女性。老女。
2.「伊賀専女(いがとうめ)」の略。老いたキツネの別称。〈漢字ペディア〉 -
浅甕【1964】さらけ(さらげ) 酒をつくるのに用いた底が浅いかめ。〈漢字ペディア〉
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洗膾【1965】あらい 新鮮なコイやスズキなどを薄く切り、冷水で引きしめた料理。=洗魚〈漢字ペディア〉
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洗魚【1966】あらい 新鮮なコイやスズキなどを薄く切り、冷水で引きしめた料理。=洗膾〈漢字ペディア〉
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船首【1967】みよし 船の先端の波を切る部分。へさき。=水押、舳〈漢字ペディア〉
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煎汁【1968】いろり かつおぶしや大豆の煮出し汁。調味用。=色利〈漢字ペディア〉
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嬋媛【1969】おそよか あでやかで美しいさま。うるわしいさま。つややか。〈漢字ペディア〉
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膳夫【1970】かしわで 古代、宮中で食事の準備をした人。料理人。また、食膳を供えること。〈漢字ペディア〉
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素破【1971】すわ さあ。そら。突然のことに驚いて出す語。=驚破〈漢字ペディア〉
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蘇民書札【1972】そみかくだ 山伏や修験者などの別称。=曽美加久堂〈漢字ペディア〉
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早苗饗【1973】さなぶり 田植えが終わった祝いで、田の神を送る祭礼。=早上り(さのぼり)〈漢字ペディア〉
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惣暗【1974】つつくら 何も見えないまっくらなやみ。真のやみ。〈漢字ペディア〉
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葬帷子【1975】はぶりかたびら 葬儀のときに棺(ひつぎ)を覆うかたびら。〈漢字ペディア〉
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造酒児【1976】さかつこ 大嘗祭(ダイジョウサイ)のとき、斎場で神に供える神酒(みき)の醸造に従事する少女。=造酒童女〈漢字ペディア〉
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造酒童女【1977】さかつこ 大嘗祭(ダイジョウサイ)のとき、斎場で神に供える神酒(みき)の醸造に従事する少女。=造酒児〈漢字ペディア〉
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太占【1978】ふとまに シカの肩の骨を焼き、その割れ目の形で吉凶を占う古代の占い。=太兆〈漢字ペディア〉
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太兆【1979】ふとまに シカの肩の骨を焼き、その割れ目の形で吉凶を占う古代の占い。=太占〈漢字ペディア〉
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退紅【1980】あらぞめ #=桃花染、荒染
1.ベニバナで染めた薄い紅色。あらいぞめ。
2.薄紅色に染めた短い狩衣(かりぎぬ)で仕丁(ジチョウ)などが着用した。〈漢字ペディア〉 -
帯刀【1981】たちはき(たてわき) 1.「帯刀(タイトウ)」に同じ。
2.古代、春宮(とうぐう)坊の舎人(とねり)のなかで、特に刀を身につけて皇太子の護衛をした役人。武芸に秀でた者が選ばれた。〈漢字ペディア〉 -
託言【1982】かごと 1.他のことにかこつけていう言葉。言いわけ。
2.ぐち。不平。恨みごと。〈漢字ペディア〉 -
短手【1983】しのびで 神道の葬儀で、音を出さないように打つ柏手(かしわで)。=忍び手〈漢字ペディア〉
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端白【1984】つまじろ 1.ふちが白いこと。
2.動物の足先が白いこと。また、その動物。〈漢字ペディア〉 -
池溝【1985】うなて 田に水を引くためのみぞ。=溝〈漢字ペディア〉
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稚子【1986】みずこ(みずご) #=水子
1.生まれて間もない子。あかご。
2.流産や堕胎した胎児。〈漢字ペディア〉 -
竹瓮【1987】たっぺ(たつべ) 竹を筒状あるいはかご状に編んだ魚をとる道具。うけ。〈漢字ペディア〉
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蓄縮【1988】きっしく 1.物惜しみするさま。けちなさま。
2.堅苦しくて融通がきかないさま。律義なさま。〈漢字ペディア〉 -
着衣始【1989】きそはじめ 江戸時代、正月三が日中に日を選んで新しい衣服を着始めること。また、その儀式。〈漢字ペディア〉
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嫡妻【1990】むかいめ 「嫡妻(チャクサイ:正式な妻。本妻。正妻。)」に同じ。=正妃〈漢字ペディア〉
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著長【1991】きせなが 大将が着ける大形の鎧(よろい)の美称。=着背長〈漢字ペディア〉
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著羅絹【1992】ちょろけん 近世、オランダまたは中国から渡来した絹織物。〈漢字ペディア〉
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鳥臓【1993】ももき(ももぎ
ももげ) 鳥の内臓。特に、胃袋。〈漢字ペディア〉 -
朝勤【1994】あさじ #=朝事
1.浄土真宗の寺で、毎朝行われる勤行(ゴンギョウ)。
2.「朝事参り」の略。信徒が朝早く行われる勤行に参ること。〈漢字ペディア〉 -
銚子【1995】さしなべ(さすなべ) 弦(つる)と注ぎ口がついたなべ。つるして酒などを温めるのに用いた。〈漢字ペディア〉
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沈子【1996】いわ #=錘
1.漁網を沈めるためのおもり。
2.石のいかり。〈漢字ペディア〉 -
陳者【1997】のぶれば 申し上げますが。さて。候文(そうろうブン)の手紙で挨拶(アイサツ)のあと、本文に入るときに用いる語。〈漢字ペディア〉
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底土【1998】しはに 地面の下のほうにある土。⇔初土(はつに)〈漢字ペディア〉
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泥梨【1999】ないり 地獄。奈落。=泥犂〈漢字ペディア〉
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泥犂【2000】ないり 地獄。奈落。=泥梨〈漢字ペディア〉
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