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地球の表面を眺めたときに、陸地が占める割合が最大となるように地球を二分したものを(❶)といい、海洋が占める割合が最大となるように地球を二分したものを(❷)という。❶陸半球
❷水半球 -
地球上の絶対的な位置は、(❸)と(❹)によって表すことが出来る。
同じ❸の地点を結んだ線は(❺)、同じ❹の地点を結んだ線は(❻)と呼ばれる。
また旧グリニッジ天文台を通る❹0度の線は(❼)と呼ばれる。❸緯度
❹経度
❺緯線
❻経線
❼本初子午線 -
地球の地軸が公転面に対する垂直方向から23.4度傾いていることから、北半球で夏至の正午に太陽の真下になるのが北緯23.4度の(❽)、北半球で冬至の正午に太陽の真下になるのが南緯23.4度の(❾)である。❽北回帰線(きたかいきせん)
❾南回帰線(みなみかいきせん) -
北極圏や南極圏では、夏には太陽が沈まず、また沈んでも一晩中暗くならない(➓)という現象が起こる。
一方、冬には正午になっても太陽が昇らない(11)という現象が起こる。➓白夜
(11)極夜 -
地球は自転によって1日(24時間)でほぼ1回転(360度)する。その結果、経度(12)度ごとに1時間の(13)が生じる。(12)15
(13)時差 -
本初子午線が(14)〔GMT〕として、国際的な時刻の基準(世界標準時)に定められると、各国・地域は標準時子午線を定めて、国内の(15)の基とした(14)グリニッジ標準時
(15)標準時 -
日本では、兵庫県明石市を通る東経(16)度を標準時子午線とした。(16)135
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1日分の時間差を調整するため、(17)東経180度の線を基準に設定されている。(17)日付変更線
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ヨーロッパや北アメリカなどでは、日照時間が長くなる夏季に時刻を1時間程度進める(18)制度を実施している。(18)サマータイム
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球面である地球表面を平面の地図で表すとさまざまな(19)が生じる。(19)ひずみ
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平面の地図では、角度・距離・方位・面積などの要素を同時に正しく表現することができないため、これらの要素のうち、いずれかの要素を正しく表現するためにさまざまな(20)〔図法〕が用いられる。(20)地図投影法
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(21)の地図は、緯線・経線に対する角度や形の関係が正しい(22)であり、地図上の任意の2点を結んだ直線が(23)をしめす。(21)メルカトル図法
(22)正角図
(23)等角航路 -
図の中心から距離と方位が正しい地図である(24)の地図は、図の中心から最短距離である(25)〔大圏コース〕が直線で表される。(24)正距方位図法
(25)大圏航路 -
(26)〔グード図法〕の地図は、低緯度での歪みが小さい(27)の地図と、高緯度でのひずみが小さい(28)の地図を接合したものであり、面積の関係が正しい(29)としてさまざまな分布を示す際に利用される。(26)ホモロサイン図法
(27)サンソン図法
(28)モルワイデ図法
(29)正積図 -
(30)とは、地形や気候などの自然環境に関わる情報や、人口・土地利用・産業の様子といった社会環境に関わる情報を、地域的に整理したもの(30)地理情報
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地図はその描かれた目的から、何らかの主題を強調した(31)と基本的な地理情報を盛り込んだ(32)に分けることが出来る。(31)主題図
(32)一般図 -
一般図には国土地理院によって発行されている縮尺20万分の1地勢図、縮尺5万分の1や2万5千分の1、1万分の1(33)がある。
これらの地図は、(34)によって表記される範囲や情報が異なる。(33)地形図
(34)縮尺 -
現在は、紙媒体の2万5千分の1地形図や空中写真などをデジタルデータにした(35)が整備されインターネット上に地理院地図として公開されている。(35)電子国土基本図
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人口や生産量などの統計データ、気温や降水量などの観測データを地図上に表した主題図を(36)という。(36)統計地図
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統計地図は事象の分布状況を表した分布図の形態をとることが多く、データの絶対値を地図化した(37)と、単位面積あたりや人口あたりの相対値を示した(38)に大別される。(37)絶対分布図
(38)相対分布図 -
絶対分布図にはその地点での数量を点の多さで表現した(39)
等しい値の地点を線で結んだ(40)
図形の面積や体積、線の太さなどで絶対量を表した(41)や(42)などがある。
そのほか、統計データをわかりやすく効果的に示すために元の地図を変形させた(43)〔変形地図〕などもある。(39)ドットマップ
(40)等直線図
(41)図形変形図
(42)流線図
(43)カルトグラム -
相対分布図には地域ごとの比率や密度をいくつかの階級に区分し、色彩や模様のパターンで表現した(44)〔コロプレスマップ〕などがある。
そのほか、地域の等面積のメッシュ〔網目〕に区切り、各メッシュを単位として統計データを地図化した(45)もある。(44)階級区分図
(45)メッシュマップ -
階級区分図を作成するには、まず統計データの数値の(46)(47)に注目して3〜5階級ぐらいに区分する。(46)最大値
(47)最小値 -
次に、階級区分に応じて明るい色から暗い色へ、もしくは暖色から寒色へ、(48)や(49)を決める。この際、各区分の大小の順序が分かるようにパターンを工夫することが大切。(48)濃淡
(49)色彩 -
統計地図を作成する際には、意図が分かりやすい図のタイトルを付けることや、記号や色が何を表しているかを示す(50)、統計の調査年、出典、(51)〔スケール〕を記載することなどにも留意が必要である。(50)凡例
(51)縮尺 -
地図データに、観測データや統計データといった地理情報を重ね合わせる技術は地理情報システム(52)と呼ばれる。(52)〔GIS〕
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地理情報システム〔GIS〕を支える技術の一つがアメリカ合衆国の(53)や日本の みちびき などに代表される全球測衛星システム(54)である。(53)GPS
(54)〔GNSS〕 -
地上から離れた所から、陸上・海洋・大気などの現象を観測・探査する(55)〔遠隔探査〕と呼ばれる技術も地理情報システム〔GIS〕を支えている。(55)リモートセンシグ
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日々膨大に作成・記録される(56)は、地理情報システム〔GIS〕を用いることで地図を可視化することが可能になった。(56)ビッグデータ
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誰もが自由に活用することができるデジタル地図のウェブサイトが多数公開されており、地形図や空中写真などを基に日本の国土の様子を知ることのできる(57)や、統計データを基に日本国内の統計地図を作成することができる、地図で見る統計(58)などがある。(57)地理院地図
(58)jSTAT MAP〔ジェイスタットマップ〕
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