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気を吐きマユを揚ぐ眉
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わが物を食えばカマド将軍竈
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カンリを貴んで頭足を忘る冠履
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湯のジギは水になる辞儀
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テンキ漏洩すべからず天機
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六親和せずしてコウジあり孝慈
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朝にコウガンありて夕べに白骨となる紅顔
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難に臨みて兵をイる鋳る
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尺璧を貴ばずしてスンインを重んず寸陰
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リョウジョウの君子梁上
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セイトクの士は乱世にうとんぜらる盛徳
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コウセンの路上老少無し黄泉
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君子ホウチュウに入るに忍びず庖厨
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大勇はキョウなるが如く大智は愚かなるが如し怯
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スイトウを以て太山を堕つ錐刀
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佳景にチョウジョク皆忘る寵辱
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身体ハップ之を父母に受く髪膚
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キョウゲンは徳の賊郷原
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セキヒン洗うが如し赤貧
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飛鳥尽きてリョウキュウ蔵る良弓
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バクシュウの嘆麦秀
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麦藁タコに祭鱧蛸
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霜を履んでケンピョウ至る堅氷
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人はギョウシュンにあらず、何ぞ事事によく善を尽くさん尭舜
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泥中のハチス蓮
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酒は天のビロク美禄
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河童のカンゲイコ寒稽古
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ホシャ相依る輔車
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カンジンの前には機巧を言うこと勿れ姦人
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蟷螂ひじを怒らしてシャテツに当たる車轍
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焼けボックイに火が付く木杭
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禽鳥百を数うると雖もイッカクに如かず一鶴
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文章はケイコクの大業、不朽の盛事経国
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盤根サクセツに遇いて利器を知る錯節
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チョウベン馬腹に及ばず長鞭
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セキヘキ宝に非ず寸陰陰是競う尺璧
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尾をトチュウに曳く塗中
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カンタン相照らす肝胆
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百年カセイを俟つ河清
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ホクシン其の所に居て衆星之に共う北辰
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キセンの分かつ所は行いの善悪にあり貴賤
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ミダの光も金次第弥陀
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負け相撲の痩せシコ四股
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越鳥南枝に巣くい、コバ北風にいななく胡馬
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キコの勢い騎虎
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【C】ヤクジに親しむ薬餌
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キセキに入る鬼籍
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紅旗征ジュウ吾がことに非ず戎
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冠履を貴んでトウソクを忘る頭足
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盲亀の浮木、ウドンゲの花優曇華
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エイジの貝を以て巨海を測る嬰児
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礼儀はフソクに生じ、窃盗は貧窮に起こる富足
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ホラヶ峠を決め込む洞
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ヨウリュウの風に吹かるるが如し楊柳
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エツボの入る笑壺
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陰徳あればヨウホウあり陽報
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キッチュウの楽しみ橘中
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滄泊の士は必ずノウエンの者を疑うところになる濃艶
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人を犯すものはランボウの患いあり乱亡
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秋の日はツルベ落とし釣瓶
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カユ腹も一時粥
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生はジンコウなり、死生は昼夜たり塵垢
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古今に通せざるは馬牛にしてキンキョす襟裾
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声リョウジンを動かす梁塵
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大道廃れてジンギ有り仁義
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トウコの筆董狐
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児孫の為にビデンを買わず美田
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コヒョウは其の爪を外にせず虎豹
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一片のヒョウシン玉壺に在り氷心
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ヨシの髄から天を覗く葦
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口中のシオウ雌黄
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ハキョウ再び照らさず破鏡
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ガイダ珠を成す咳唾
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眼光シハイに徹す紙背
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