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決算整理で行うもの①減価償却費の計上
②期中取得の計上(固定資産)
③貸倒引当金の計上(未受掛金に対して)
④売上原価の計算
⑤払い出し単価
⑥商品の期末評価
⑦雑損、雑益
⑧未払い給与など -
未払い給与とは支払遅れではなく、労働が期をまたぐということなので、通常発生する
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土地は減価償却する?しない
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減価償却の2面性① 事業の為に使用する(費用の増加)
② 償却していく(価値が減る) -
減価償却の3要素① 取得原価
② 耐用年数
③ 残存価格(耐用年数到来時の処分価格) -
減価償却の方法 3つ① 定額法・・・年数で割るだけ
② 定率法、一例:200%定率法 -
定率法の償却率の計算償却率0.25なら、残存価格の25%ずつ償却する
1年目 2500
2年目 1875
3年目 1406
4年目 1054・・・ -
期中取得の場合の処理取得月を1ヵ月として、月/12で計算する
定額法も定率法も同じ -
固定資産の購入時減価償却の直接法の仕訳(借)建 物 900 (貸)現 金 900
(借)減価償却費 500 (貸)固定資産 500
※個別の帳簿価格がわかる -
固定資産の購入時減価償却の間接法の仕訳(借)建 物 900 (貸)現 金 900
(借)減価償却費 500 (貸)減価償却累計 500
※個別の取得原価がわかる -
減価償却のBSへの反映方法 4つ科目別・・・直接法・・・原則
一括控除・・・間接法・・・減価償却費累計
直接一括(個別注記)・・・欄外注記
直接一括(一括注記)・・・欄外注記 -
貸倒引当金の設定時の仕訳(借)貸倒引当金繰入額 500 (貸)貸倒引当金 500
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洗替法とは決算整理前に、一度全て収益に戻して、新たに引当金を設定する
(借)貸倒引当金 500 (貸)貸倒引当金繰入額 500
(借)貸倒引当金繰入額 500 (貸)貸倒引当金 500 -
差額補填法とは減らす時
(借)貸倒引当金 50 (貸)貸倒引当金繰入額 50
増やす時
(借)貸倒引当金繰入額 50 (貸)貸倒引当金 50 -
減価償却のBSへの反映方法 4つ科目別・・・原則
一括控除直接一括(個別注記)・・・欄外注記
直接一括(一括注記)・・・欄外注記 -
引当金の3種類①評価性 貸倒引当金・・・発生していない
↑資産の部
②負債性ー債務 賞与引当金・・・確実に発生する
③負債性ー債務ではない 修繕引当金・・・確実に発生する
↑負債の部 -
売上原価に関する記帳「三分法」とは①期首商品・・・繰越商品
②期末商品・・・繰越商品
③当期仕入・・・仕入
④売上原価・・・仕入
⑤売上高 ・・・売上 -
商品仕入れの勘定■期中
(借)仕入 300 (貸)現金 300
(借)現金 500 (貸)売上 500
■期末
(借)仕入 200 (貸)繰越商品 200
(借)繰越商品 400 (貸)仕入 400
繰越商品 200 ╎ 売 上 500
仕 入 100 ╎
商品が200、利益が200 -
仕入戻し、売上戻りとは、返品のこと
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先入れ先出し法総平均法期末処理の際に、数量毎に
・・・繰越が高い
期末処理の際に、個別には出さずに結果論的に
・・・繰越が安い -
期末評価の処理手順 ①~③① 期末商品の棚卸高(売上原価の計算)
② 棚卸減耗費の計算
③ 商品評価損の計算 -
売上原価の期末処理期中は随時 継続記録法 として入力
期末在庫数量を「期末 帳簿 数量」と言い、
そこに仕入単価を乗じて「期末商品 帳簿 棚卸高」 -
売上原価の計算式売上原価=
期首商品 帳簿 棚卸残高
+当期商品仕入高
ー期末商品 帳簿 棚卸残高 -
棚卸をして足りない分は?商品を数える「期末 実地 棚卸数量」を確認し、
「期末商品 帳簿 他なお卸残高」との差に、
■「払出単価=売上原価」をかけたものを「棚卸減耗費」という・・・これは費用とする -
棚卸減耗費の仕訳(借)仕入 400 (貸)繰越商品 400
(借)繰越商品 500 (貸)仕入 500
(借)棚卸減耗費 50 (貸)繰越商品 50 -
棚卸減耗に近いもので商品評価損があるが、違いこれは、棚卸減耗=費用 にするのではなく、
仕入原価を下げる -
原価性があるか、無いかの違いと、PLの表記の違い原価性がある・・・サンプル、歩留まりなどで必要
↑販売費
① 売上原価の内訳科目がある
→商品評価損=特別損失
② 販売費および一般管理費
原価性がない・・・盗難、破損
↑営業外費用・特別損失 -
経過勘定とは期をまたぐ、収益、費用の計上
損益の繰延
損益の見越
※12か月を超える賃料の様な契約の場合など -
前払費用、未収収益は資産
前受収益、未払費用、は負債、これらは期をまたぐ支払いの場合に発生
期末に処理して、期首に再振替仕訳しておく -
繰延資産、5つと意義意義は、会社存続中にずっと効力が発揮されるので、資産として残しておく
① 株式交付費
② 社債発行費
③ 創立費
④ 開業費
⑤ 開発費
※但し、支払い済みなので現実的には資産的に見れない -
精算表、英語名WS Working Sheet
①前TB、②整理記入、③PL、④BS
の順で記載して、
それぞれに(借)(貸)を作り、左右はもちろん一致する -
整理記入とは精算表の中の2番目、(借)(貸)があり、
「決算整理仕訳」を記入
左右はもちろん、一致する -
3伝票制とは入金は入金伝票
出金は出金伝票
それ以外の取引は振替伝票 -
入金伝票の形式はもちろん(借)は全て現金、であり、
入金伝票の科目は貸方項目となる -
出金伝票の形式はもちろん(貸)は全て現金となるので、
出金伝票の科目は借方項目となる -
振替伝票の形式は?入金、出金と異なり、(借)(貸)が決まっていないので、通常の仕訳と同じ記入
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一部現金取引とは3伝票制の中で、現金と売掛が同時に発生する場合など
2つの伝票に分ける。
分け方は、①分割か②擬制か -
一部現金取引の処理法2つの概念① 分割
現金と売掛金と2つの取引に分ける
② 擬制
全部、売掛にして、ただちに現金を受け取る -
売上原価を正しく求める仕訳しーくりくりしー
仕 入 ×××/繰越商品 ××× ←「しいくり」
繰越商品 ×××/仕 入 ××× ←「くりしい」
売上原価=「売れた」商品の原価
=※仕入価格と違う←期末残高があったから -
本支店会計の基本「本店」「支店」という勘定科目を使う
本店が債権を有し、支店が債務を有す、
最終的に相殺して消去される
本 店
(借)支店 100/(貸)現金 100
支 店
(借)現金 100/(貸)本店 100 -
未達取引とは本支店会計で、一方で処理済みで、もう一方が未処理の場合
現金については、期中に済んでいて、
決算時には、売掛金などの未達事項を整理する
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