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さだめて(~推量)きっと・必ず(~だろう)
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のたまふ・のたまはすおっしゃる(言うの尊敬)
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仰す命じる、ご命令になる(命ずの尊敬)、おっしゃる(言ふの尊敬)
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聞こゆ・聞こえさす申し上げる(言ふの謙譲)、(お)~申し上げる(謙譲の補助動詞)
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申す(まうす)申し上げる(言ふの謙譲)、(お)~申し上げる(謙譲の補助動詞)
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奏す(そうす)(帝・上皇・法皇に)申し上げる(言ふの謙譲)
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啓す(けいす)(中宮・東宮に)申し上げる(言ふの謙譲)
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承る(うけたまはる)お受けする・お聞きする(受く・聞くの謙譲)
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給ふお与えになる・下さる(与ふの尊敬)、~なさる・お~になる(尊敬の補助動詞)、~(ており)ます(謙譲の補助動詞)
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たまはすお与えになる・下さる(与ふの尊敬)
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たまはるいただく(受く・もらふの謙譲)、お与えになる・下さる(与ふの尊敬)
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召す(めす)(人を側に)お呼びになる(呼ぶの尊敬)、(物を側に)お取り寄せになる(取り寄すの尊敬)、お召しになる(着るの尊敬)、お乗りになる(乗るの尊敬)、召しあがる(食ふ・飲むの尊敬)
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思す(おぼす)・思し召すお思いになる(思ふの尊敬)
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おほとのごもるおやすみになる(寝、寝ぬ(いぬ)の尊敬)
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さぶらふ・さうらふ(貴人の側に)お仕え申し上げる(仕ふの謙譲)、あります(あり、をりの丁寧)、~です・~(でござい)ます(丁寧の補助動詞)
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はべり上げる(仕ふの謙譲)、あります(あり、をりの丁寧)、~です・~(でござい)ます(丁寧の補助動詞)
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奉る(たてまつる)差し上げる(与ふの謙譲)、(お)~申し上げる(謙譲の補助動詞)、お召しになる(着るの尊敬)、召しあがる・お飲みになる(食ふ・飲むの尊敬)、お乗りになる(乗るの尊敬)
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参らす差し上げる(与ふの謙譲)、(お)~申し上げる(謙譲の補助動詞)
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まゐる・まうづ参上する(行く、来の謙譲)、(貴人に何かをして)差し上げる(与ふ、すの謙譲)、召しあがる(食ふ、飲むの尊敬)
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まかる・まかづ(貴所から)退出する・(都から地方へ)赴く・下る(出づ、行くの謙譲)、出かけます・参ります(行くの丁寧)、〔動詞の上につき、謙譲や丁寧の意を表す〕
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あそばす(何かを)なさる(すの尊敬)
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つか(う)まつるお仕え申し上げる(仕ふの謙譲)、いたす・(何かを)し申し上げる(すの尊敬)、(お)~申し上げる(謙譲の補助動詞)
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しろしめす知っていらっしゃる(知るの尊敬)、お治めになる(治めるという意の知る・治る(しる)の尊敬)
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おはす・おはしますいってらっしゃる(あり、行く、来の尊敬)、~(て)いらっしゃる(尊敬の補助動詞)
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います・ます・まします・いますかりいってらっしゃる(あり、行く、来の尊敬)、~(て)いらっしゃる(尊敬の補助動詞)
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御覧ず御覧になる(見るの尊敬)
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あかず満足しない・物足りない、飽きることがない・名残惜しい
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あからめもせずよそ見もしない
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あなかまああ、うるさい・静かに
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あらぬ別の
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ありありて生き続けて、結局
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ありし以前の・あの、生前の
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ありつる先ほどの・例の
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あれかにもあらず呆然としている
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いかがはせむどうしようもない
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いさ~知らずさあ、~わからない
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いざ(させ)給へさあいらっしゃい
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いちのひと摂政・関白
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いとしもなしたいしたこともない
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いはむかたなし言いようもない
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いふかひなし言ってもかいがない、つまらない・撮るに足らない
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~(と)いふもおろかなり(~という言葉では)言い尽くせない
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いふもさらなり言うまでもない
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色に出づ(いづ)(こらえきれず)表情に出る
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寝を寝(いをぬ)寝る
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えならず言いようもなくすばらしい
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音に聞く噂に聞く
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数ならずものの数ではない・取るに足らない
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くるしからず不都合ではない・差し支えない
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けしきばかりほんの少し・形ばかり
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見参に入る(げんざん)(貴人に)お目にかかる、(貴人に)お目にかける
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こころあり=なさけあり情趣を解する・風流心がある、道理を解する・分別がある、思いやりがある
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心置く心を留める・気にかける、気がねする・遠慮する
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心の闇心の迷い、分別を失った親心・思い乱れる親心
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こころ(を)やる気晴らしをする・心を慰める、得意になる・満足する
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こころゆく満足する・納得する、気が晴れる
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させるたいした(~ない)
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さはれ・さばれどうとでもなれ・ええ、ままよ。それはそうだが・しかし
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さらでだにそうでなくてさえ・ただでさえ
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さらぬそうではない・それ以外の、避けられない
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ただならずなる懐妊する・妊娠する
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力なしどうしようもない・しかたない・どうにもならない
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ときしもあれ他に時もあろうに・よりによってこんな時に
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ときにあふちょうどよい時期に出会う、時流に乗って栄える・時めいている
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ところうよい地位を得る、得意になる・いい気になる
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とばかりちょっとの間・しばらく
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なでふ(なじょう)・なんでふ・なんでう・何条(なんじょう)なんという、どうして
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名に(し)負ふ名前を持つ、有名である
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何(に)か(は)せむいったい何になろうか・何もならない
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音を泣く声を上げて泣く
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~のがり~のもとへ
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~ばこそあらめ~ならばともかく(実際はそうではない)
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人となる一人前になる・成人する、正気に戻る
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ひとやりならず他人からさせられるのではない・自分のせいである
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またの次の
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~ままに~(する)とすぐに・~(する)やいなや、~ので、~につれて・~に従って
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昔の人亡くなった人、昔の知人・昔なじみであった人
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目もあやなりまぶしいほど立派だ
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~やおそきと~(する)とすぐに
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やらん~であろうか
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やるかたなし(心を)晴らしようがない・どうしようもない
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世にありこの世に生きている、世間に認められている・世間で評判が高い
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例ならずいつもではない・普段と違う、体調がいつもどおりでない・病気である・懐妊している
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例のいつものように、いつもの
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