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互いに受け入れられない 二つの立場がかみ合わない相容れない
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たいへんかわいらしい あどけなくてかわいい愛くるしい
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互いに作用しあって・相乗的に ハイブリッド、シナジー相俟って
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いかにももろく・あっけなくあえなく
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望みが叶った時/夜明け暁
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小さなことや目先のことに追われる こせこせ、せかせかする齷齪(あくせく)
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のうのうとする、のんきにかまえる ずうずうしい態度あぐらをかく
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おわり・結果・結局のところ挙句
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あれこれ論じる・可否、理非を論じる 小さなことを取り立てて批判する論う(あげつらう)
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強欲で無慈悲・あくどいあこぎ
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上から目線の威張った態度で人を使うあごで使う
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疲れてへたばるあごを出す
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夜が開けきらない頃・早朝朝まだき
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犯行が明らかになる 犯人やその逃亡経路がわかる足がつく
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予算オーバー・隠し事が現れる足が出る
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食べ物がくさりやすい/売れ行きがよい足が早い
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相手の弱みにつけこむ足元を見る
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おだてる・ほめそやすあせらかす
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裏目に出る・逆効果あだになる
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実をつけず散る花・無駄・季節外れに咲く花徒花(あだばな)
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相手の言い分を聞かず、がみがみ言う・決めつける頭ごなし
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敬服する、感心する頭が下がる
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台頭する・勢力を伸ばす頭をもたげる
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見込み・目的・手がかりあて
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無駄話をして時間をつぶす油を売る
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たくさん、非常にあまた
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そればかりか・そのうえに・おまけにあまつさえ
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広くすみずみまで・普遍的に遍く(あまねく)
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人と反対のことをするひねくれものあまのじゃく
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すっかりなにもかもあらいざらい
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ありふれている・普通で面白くないあいきたり
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動きが取れなくなる うまく進行しなくなる暗礁に乗り上げる
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思った通りに案の定
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物事や体の具合案配・塩梅
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どうすることもできないいかんともしがたい
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有力者の影響や支援を受ける息がかかる
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物事がそうなった事情や背景・原因・経緯いきさつ
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すさまじく怒る・興奮する・猛り立ついきりたつ
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ちょっと、どことなくいささか
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どちらも優れていて、選択に迷ういずれ菖蒲か杜若
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威圧的・いきりたつ居丈高
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無駄にいたずらに
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ふさわしくピッタリする・調和する 似つかわしくなる板につく
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まともに相手しない一笑にふす
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反撃する 大勢や局面を変えるほどではないが反航を試みる一矢を報いる
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演説する一席ぶつ
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宴会などの場を設ける一席設ける
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仲が悪い犬と猿
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思ってもみないこと・想定してないこと意表
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なだめる・なぐさめて心をおだやかにする慰撫
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怪しむ・不審に思う訝る
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注意してさとす・こらしめる・懲戒 厳しく禁じる戒め
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かりそめにも・かりにもいやしくも
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屋根瓦甍
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驚いて混乱する・青ざめる・顔色をなくす色を失う
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おまけをつける・値引きして売る色をつける
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怒り出す・怒って顔色が変わる色をなす
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説明しにくい・えもいわれぬ曰くいいがたい
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議論や話題を呼んだ・込み入った事情があるいわくつき
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たとえてみればいわば
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やせるほど熱中する・なりふり構わず夢中になる憂き身をやつす
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この世・世俗・世間・つらく生きにくい現世浮世
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とぼける・大きなことを言う・虚勢をはる嘯く(うそぶく)
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心を奪われ夢中になる現を抜かす
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中身や心がからっぽでぼんやりしている・心ここに在らず虚ろ(うつろ)
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腕力や技量に自信がある腕に覚えがある
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技能・実力を認める腕を買う
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いやだ・好ましくない・厭わしい(いとわしい)疎ましい(うとましい)
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気持ちがしっくり合う・意気投合する馬が合う
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退屈しない・集中する倦むことがない
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敬って礼儀正しく振る舞うさま恭しい(うやうやしい)
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うさんくさい・怪しく確かでないうろんな
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気持ちを引き締める襟を正す
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てかげんなく遠慮会釈もない
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しばしば・よくあることだが往々にして
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むかし・当時・過ぎ去った時往時
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あわてふためく・狼狽する どうしてよいかわからないうろたえる
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死ぬ・死後生まれ変わること じたばたせずあきらめる・困り果てて、まいる往生する
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むかし・昔日(せきじつ)往年
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大概・大体・概略・あらまし概ね
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人の手先になるお先棒を担ぐ
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その場しのぎにいいかげんに物事を行う御座なり
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長引いて決着がつかない会議小田原評定
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ごまかすお茶を濁す
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めいめい・それぞれ・各自おのがじし
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順番が来るお鉢が回る
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とても多い・程度がはなはだしい夥しい(おびただしい)
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頼み事で何度も訪ねる御百度を踏む
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大げさに言う・事実以外のことが追加される尾鰭をつける
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確かでない・頼りない・はっきりしないおぼつかない
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気のせいか思いなしか
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静かにゆっくり落ち着いて徐に(おもむろに)
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配慮する・考慮する・忖度するおもんぱかる
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妥協する・関係、仲をとりもつ折り合いをつける
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鑑定書付き・立派で信用できる・成功を保証する折り紙付き
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機会ある度に折にふれて
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おもしろみ・滑稽・しゃれ・ユーモア諧謔
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ごまかす・意図的に文面や数値を書き換える改竄
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てなずけてだきこむ・従わせる懐柔
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満足する・心にかなう会心
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表面だけ・通り一遍・平凡で深さがない掻い撫で(かいなで)
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うかがう、のぞく垣間見る
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遠大な仕事は身近なところからスタートせよ・まず言い出した人から始めよということ隗より始めよ
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辺り近所界隈
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相手の態度や機嫌を気にする顔色をうかがう
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広く知られる・有名になる顔が売れる
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有名で便宜を図ってもらえる顔が利く
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相手の名誉や面目を守る顔を立てる
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相手の名誉を傷付ける顔をつぶす
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同じように揃える・規格外画一
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背後の力を頼んで威張る・虎の威を借る狐笠に着る
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ゆるす・見逃す・慈悲仮借
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きびしくせめる・せめさいなむ呵責
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緊張や心配で息をこらす・息をのむ固唾を呑む
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堅苦しい態度をとる肩肘を張る
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仕事に協力する・二人で担ぐ籠の一端を担う片棒を担ぐ
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加勢する・ひいきにして支援する肩を入れる
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味方になって助ける 争っていうちの一方をひいきする肩を持つ
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大声で他の説を打ち破る・真実を見抜く喝破する
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強い口調で元気付ける活を入れる
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納得する・了解する・承知する合点
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前々から予ねて(かねて)
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降参する兜を脱ぐ
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一つのことに心をかける 一つのことに気を取られるかまける
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さわがしい・喧騒喧しい(かまびすしい)
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相手に本当のことを言わせようと、うまく誘い込む鎌をかける
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相手の弱点をつく 城の裏や陣地の裏から攻める軍勢搦め手
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ようやく・辛くも・なんとかかろうじて
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打ち捨てておく・なおざりにする・ほおっておく閑却する
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人の出入りが少ない閑古鳥が鳴く
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とやかく批判するところがない間然する所がない
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ていねいに言い聞かす噛んで含める
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見抜く看破する
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六十歳のこと還暦
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気楽で肩肘はらない・打ち解けた関係 遠慮がいらない関係気がおけない
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なんとなく後ろめたい・気がとがめる気がさす
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焦る気がせく
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ゆううつ気がめいる
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前兆l・まえぶれ・予兆兆し(きざし)
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決意して期して
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思いがけなく・偶然期せずして
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くせもの同士きつねとたぬき
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引き返す踵を返す
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つぎつぎ続く踵を接する
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密かに連絡を取る気脈を通じる
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心に留めて忘れない肝に銘ずる
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取り越し苦労・する必要のない心配杞憂
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相手の油断をつく虚をつく
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期待させる気を持たす
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心配してやきもきする気をもむ
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心にひびく、感動する琴線に触れる
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教訓話・例え話・動物を擬人化したストーリー寓話
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はっきりと念を押す釘をさす
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くどくどうるさく言うくだを巻く
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あまり話をしない口が重い
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うっかり言う口が滑る
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暮らしが成り立たない口が干上がる
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巧みな言葉にだまされる口車に乗る
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うわさになる口の端に上る
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間に入って関係をとりもつ口を利く
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初めに発言する口を切る
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一緒に進む轡を並べる
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職を辞めさせられる首が飛ぶ
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金銭のやりくりに困る・借金が多い首が回らない
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疑問に思う首をひねる
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無尽蔵にある・はてしなくたくさんあるくめどもつきない
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巧みに人生や社会の真理をついた短い表現警句
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苦労して学問した成果蛍雪の功
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失敗したことが逆に手柄になるけがの功名
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激しく怒らせる逆鱗に触れる
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疑わしそうに 事情や理由がわからず不思議そうに怪訝(けげん)
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私が思うに・おそらく蓋し(けだし)
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相手に任せる・何もせず傍観する下駄を預ける
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しっかりしてすこやか・殊勝 年少者や弱者が努力するさま健気(けなげ)
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世間のうわさ・第三者がする批判下馬評
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わざと・意図的に故意
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はなはだしくなる・程度が上昇する高じる
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人に先んじられる・権勢ある人に付き従う後塵を拝する
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はかどらず、腹を立てる業を煮やす
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ことの是非、善悪をはっきりさせる黒白を争う
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良い悪いをはっきりさせる黒白を付ける
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人間の価値・品位・体面沽券
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ほそぼそと暮らしをたてる・やっとのことで生活する糊口をしのぐ
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危険を逃れる虎口を脱す
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祝儀・お礼・チップ心付け
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途中で妨げる腰を折る
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全部集まって・大挙して・大勢で・一人残らず挙って
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世間と同じように・多くの意見と同じようにご多分にもれず
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深く心の底にしみこむ骨髄に徹す
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ごまかす・一時しのぎにうわべだけつくろう糊塗する
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言葉で祝福する寿ぐ(ことほぐ)
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自分の利益実現のために、相手をもちあげる・ひとにおもねり、こびへつらう胡麻をする
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相手の心を捉えてしまう言葉殺し文句
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指揮する・指図する采配を振る
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利口ぶった・こざかしいさかしら
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あきらめる・見放すさじを投げる
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さまよい歩く・漂白する・流浪するさすらう
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官位や地位を下げられる左遷
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どんなにかまあ・さぞかし・さぞや・さだめしさぞ
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数や年齢をごまかす鯖を読む
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思い込み・思うまま・任意・気まま・欲しいまま恣意
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ちょうど良いとき潮時
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味方でありながら害を加えるもの獅子身中の虫
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たゆまず努力して・熱心に努力するさま孜々として
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死にのぞんでよむ詩歌辞世の句
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よどみなくしゃべる・流暢に話す舌が回る
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人を丁寧に扱う下にも置かぬ
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ひどく感心して驚く舌を巻く
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足をばたばたしてくやしがる地団駄を踏む
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しつこい、徹底した執拗な
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優劣の差がないこと実力伯仲
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ありのままふるまう・実践する地でいく
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しまりがない・髪や服装が乱れてだらしないしどけない
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乱れる・はっきりしないしどろ
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激しく争う鎬を削る
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待ち遠しいしびれを切らす
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ぜいたく・度を越してぜいたく 身分不相応な暮らし奢侈
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年が若い・男子二十歳弱冠
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わずかに・いくらか少し若干
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一日中・ひねもす・朝から晩まで終日
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死ぬときまで・一生終生
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一晩中・よもすがら・夜通し終夜
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勝負をつける雌雄を決する
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特別優れている・感心だ・健気殊勝
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弟子が先生に勝るようになる出藍の誉れ
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うまい具合に・都合よく首尾よく
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しりごみする・ためらう・躊躇する・二の足を踏む逡巡
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普通ではないことをする常軌を逸する
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危険な状態が少しおさまっている小康状態
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一生懸命に努力する・一つのことにはげむ・仏道の修行をする精進
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ありふれた・きまりきった 昔から変わらないありきたりの常套
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事態が切迫している・危険が身に迫っている焦眉の急
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徐々に進出しようとする・相手に近づこうとする触手を伸ばす
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つまるところ、結局所詮
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事態が差し迫ってあわてる尻に火がつく
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やる気にさせる・叱咤激励する尻をたたく
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教訓・格言・警句・アフォリズム箴言
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おごそかでいかめしい・居住まいや襟を正す感じ森厳
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広く世間の話題になる・知れ渡る人口に膾炙す
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ひけをとらない人後に落ちない
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ひどくつらいめにあう辛酸をなめる
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普通ではない尋常ではない
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本来のとりえ、本領、値打ち 自分のこと、身の上身上
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親密な交際水魚の交わり
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文章や仕事に誤りが多い・手抜き杜撰
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大勢群がっている鈴なり
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ごくわずかなたとえ雀の涙
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味気ない・無味乾燥砂を噛むような
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いい気になる・思い通りになると考えてつけあがる図に乗る
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案外世間を知っていて、あるいは技能や知識があり、油断できない隅に置けない
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世慣れてずるがしこい・世間ずれしていて頭悪いすれっからし
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警句や短い言葉で相手の急所を突く寸鉄人を殺す
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核心を突く正鵠を射る
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本質・最重要部分・エッセンス・エスプリ精髄
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詳しく知っている・通暁(つうぎょう)精通
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ありのまま・率直に・むきだし赤裸々
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ひたすら・心から切に
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他に先駆けて着手する先鞭をつける
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大喜びでニコニコする相好をくずす
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二人の優れた人物・ともに優れた二つのもの双璧
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その場ですぐに・ただちに即座に
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非難・批判誹り(そしり)
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手落ちがない・手抜かりや無駄がないそつがない
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扱いがあらっぽくていいかげん 丁寧でない・がさつぞんざい
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相手の気持ちをおしはかる忖度
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自分とは関わりのない出来事対岸の火事
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安全な場所から傍観高見の見物
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たいしたことはないとみくびる、あなどる高をくくる
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自分のために役立つもの つまらないものでも自分の反省になること他山の石
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軽くしかる・悪いところを直すように注意するたしなめる
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目的のために利用するだしにする
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相手に圧倒されてひるむたじろぐ
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よけいなもの・なくてよいもの蛇足
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しばらく立つ・しばし立ち止まるたたずむ
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自分の立場や面目がないたつ瀬がない
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字や文章が上手なこと達筆
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敬服する・感服する・おそれいる脱帽
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よどみなくすらすらとしゃべる・流暢立て板に水
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自分のことはさておいて、言及しない棚に上げる
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別れる・人との縁を切る袂をわかつ
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取るに足らない・子供のよう 酔っ払って正体がないたわいない
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威勢よくまくしたてる啖呵をきる
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非常に強い悲しみや苦しみ断腸の思い
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おさななじみ竹馬の友
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地位や自分の活動場所を確かなものにする地歩を固める
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二の足を踏む・ためらう・逡巡する躊躇
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つりあわないもののたとえ提灯に釣り鐘
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しるし・めやす・他と区別し特徴づけるもの・メルクマール徴表
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ある事柄をすみずみまでよく知っている・夜通し通暁
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突飛なこと・だしぬけ それまでの話とはかかわりのないことつかぬこと
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ありきたり・毎月定期的で変わらぬこと月並み
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冷淡でとげとげしいつっけんどん
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ひかえめで物静か 暮らしぶりがぜいたくではなく質素慎ましい
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早くから・幼少から・早朝から・殊(こと)につとに
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広く呼びかけて集める・激しくなる募る
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細かいところまで詳しく・具体的に具に(つぶさに)
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詳しい・ことこまかに細部まで明らか詳らか
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野心を抱き、チャンスをねらう爪を研ぐ
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強い精神力が顔に現れている面魂
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あきらめ・物事の本質を悟る諦念
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細工や技巧が細かい手がこむ
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方法がない手がない
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十分に用意して待ち構える手ぐすね引く
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大切に育てる天塩にかける
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行き当たりばったり出たこと勝負
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もてあそぶ・相手を思うように操る手玉に取る
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気持ちが他のものに奪われて集中できない手につかない
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だまされて思うままになる手に乗る
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急に態度を変える手のひらを返す
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退屈・暇をもてあます・することがない・所在ない手持ち無沙汰
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簡単に・そのまま手も無く
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関係を絶つ手を切る
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何かをしはじめる手を染める
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もてあます・てこずる・対処に苦労する手を焼く
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いい加減に放っておく等閑にふす
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平和な別天地・世俗を離れた別世界湯治
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温泉につかって病気や怪我の療養をする湯治
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同じ議論を繰り返して果てしがない堂々巡り
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技術や学問がよく身についている 物事に習熟している堂に入る
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出世の糸口・鯉がここから竜になる登竜門
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うわべだけ通り一遍
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ともすれば・よくあることだが あれやこれや・ともかくもとかく
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誤りや罪を非難する咎める(とがめる)
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びっくりさせる度肝を抜く
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相手に圧倒されて呆然となる毒気にあてられる
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勢いをなくしておとなしくなる毒気を抜かれる
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永遠・どこまでもずっと続くとこしえ
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結局のところとどのつまり
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それはさておき・ところでともあれ
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時には、折りにふれて、ややもすればともすれば
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大切にして手放さないもの虎の子
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取り乱す度を失う
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調子外れな・その場にそぐわないとんきょうな
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軽く扱う・あるのにないかのような軽い扱い蔑ろ(ないがしろ)
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ないものはどうしようもないない袖はふれない
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混ぜ合わせる・より合わせるないまぜにする
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注意を払わない・いい加減なおざり
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人目につく活躍がない鳴かず飛ばず
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ある系統に属する流れをくむ
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とりわけて・なかでもなかんずく
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行ったっきりなんの音沙汰もない梨のつぶて
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思い切った整理をする鉈を振るう
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刃物の刃先がにぶる・なまける鈍(なまくら)
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習慣、慣習、儀礼ならわし
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態度がはっきりしない煮え切らない
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外見は似ているが内実は違う似て非なる
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ためらう・躊躇する二の足を踏む
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焼き直し・新しみのないものまね二番煎じ
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矛盾したことを言う・嘘を言う二枚舌を使う
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急に、突然に・すぐに俄か(にわか)
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ひざまずく・拝礼をするぬかずく
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手応えや効き目がない糠に釘
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無実の罪をおわせる濡れ衣を着せる
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土地が狭い猫の額
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めまぐるしく変わる猫の目のよう
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みんな猫も杓子も
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本性を隠し、おとなしく見る猫をかぶる
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辛さに耐えられない・弱音を吐く音をあげる
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とてもほしい・垂涎(すいぜん)喉から手が出る
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優れた人々が続々と世に出ること輩出
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軽薄なお世辞などを聞いて不快になる・キザっぽくて嫌だ歯が浮く
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一段と進行を早める拍車をかける
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明るみに出す暴露
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専門領域が異なる畑違い
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思っていたとおりに・案の定はたして・はたせるかな
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恥ずかしい思いをする・きまりがわるいばつが悪い
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型破り、未曾有、前代未聞破天荒
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気後れして、おじける・興ざめした顔をする鼻白む
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相手を軽く見ていいかげんに扱う鼻であしらう
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自慢する・得意になる鼻にかける
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飽きて不快になる・嫌味に感じられる鼻につく
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女に甘くすぐ誘惑に乗る鼻の下が長い
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気に食わない、耐えられない・我慢ならない鼻持ちならない
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名実ともにそなわる花も実もある
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出し抜いてびっくりさせる鼻をあかす
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ずけずけものを言う・遠慮のないもの歯に衣着せぬ
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のびのびする羽を伸ばす
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勢力を張る幅を利かす
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金回りが良い羽振りがいい
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興に乗りすぎる・調子に乗りすぎて度を越す羽目を外す
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先回りする・早々に手配する早手回しに
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びくびくしないで落ち着いている腹が据わる
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我慢できない腹に据えかねる
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おそるおそる扱う腫れ物にさわる
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同じことの繰り返し・紋切り型・ステレオタイプ判で押したよう
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対岸・向こう岸・悟りの境地・あの世彼岸
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例証に上げて引き合いに出して
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絶え間なく引きも切らず
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へりくだる・いやしむ卑下する
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何かに気付く、感心する膝を打つ
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うちとけて話し合う膝を交える
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他人をまねる・模倣するひそみにならう
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一生懸命働く額に汗する
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それだけに打ち込む・一つの事に心を向けるひたむき
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楽して暮らす左うちわ
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代表・先頭を行くもの筆頭
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驚き慌てさせる一泡吹かせる
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専ら(もっぱら)・ただそれだけひとえに
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よりいっそう一際
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普段の手段ではうまくいかない一筋縄ではいかない
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発奮して助力する一肌脱ぐ
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人に見られるのを避ける人目をはばかる
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馬鹿にする・みくびる人を食う
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一日中ひねもす・終日
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勢いが盛ん日の出の勢い
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病気で床にふせる、療養する病臥
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気力がくじけるひるむ
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きっかけをつくる火を付ける
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容姿・見た目・外見・特に雰囲気をもった外見風貌
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油断してしくじる不覚を取る
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勝ち目がない分がない
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適当なものをさがす物色
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思いがけず、突然降ってわいた
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所持金が少ない懐が寒い
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けしからぬこと・心や配慮がいきとどいていないふとどき
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納得いかない腑に落ちない
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こっくりこっくり居眠りをする船を漕ぐ
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精選する・吟味して選ぶ篩にかける
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ありあまるほどたくさんふんだんに
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困り果てる・手におえない閉口
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しりごみする・閉口する・うんざり辟易
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はずれ・遠方・辺境僻地
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ひどくおかしくてたまらない/ばかばかしいことへそで茶を沸かす
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機嫌をそこねて、すねるへそを曲げる
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無駄にする棒に振る
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争いを止める矛を収める
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仙人が住む神聖な山・霊峰蓬莱
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悔しい思いをする・後悔する臍をかむ
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出家する・仏教へ心を動かす発心する
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その土地で死ぬ・一つの事に生涯をささげる骨を埋める
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古典や前作をアレンジする・換骨奪胎翻案
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本来の意図本意
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数えられないほどたくさんある枚挙にいとまがない
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はっきりして間違いないまぎれもない
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いかにももっともらしくまことしやかに
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ありありと・はっきりとまざまざと
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損になる・わりにあわない間尺に合わぬ
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関連するまつわる
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ときどき間々
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だまされないように用心する眉に唾をつける
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あきらめる見限る
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見ていられない見かねる
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健康を保持できない身が持たない
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自分から招いた災難身から出た錆
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見込みがないと判断する見切りをつける
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あなどる・見くだすみくびる
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物事に取り掛かる神輿を上げる
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何事もなかったことにする水に流す
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成功するかどうかあてにならないもの・予想の難しいもの水物
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邪魔をする・水をかける水を差す
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誘いをかける・話題をふる水を向ける
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失敗する味噌をつける
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好き勝手に・無闇に・故なくみだりに
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間をおかず三日にあげず
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自分に十分すぎる、不相応である身に余る
-
しみじみ感じる身にしみる
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人事でなく感じられる身につまされる
-
出産する身二つになる
-
金額や数をきっかり整える耳をそろえる
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露骨過ぎて風情がない身も蓋もない
-
余裕がない・取り乱したさま身も世もない
-
見込みがある脈がある
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みすぼらしく惨めなさま見る影もない
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定食に就く・結婚する身を固める
-
恋に身もだえる身を焦がす
-
苦労を惜しまないで努力する身を粉にする
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みすぼらしい格好をする やつれ、やせるほどになにかに熱中する身をやつす
-
対抗する向こうに回す
-
あつかましい・勝手に虫がいい
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なんとなく予感がする虫が知らせる
-
なんとなく気にくわない虫が好かない
-
なんとなく予感がする虫の知らせ
-
優しくて温和虫も殺さぬ
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きりなくたくさんある無尽蔵
-
気持ちが落ち着かない胸が騒ぐ
-
夢中になる・恋慕う胸を焦がす
-
安心する胸をなで下ろす
-
役に立たない無用の長物
-
なんとも表現しようのない名状しがたい
-
物事を見分ける力がある目が利く
-
感動して涙をもよおす目頭が熱くなる
-
好きである目がない
-
非常に賢い目から鼻に抜ける
-
ささいな欠点にとやかく言う目くじらを立てる
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見通しがはっきりするめどがたつ
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見過ごせないほどひどい目に余る
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邪魔な存在目の上のたんこぶ
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生きている間目の黒いうち
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だいたいできあがる目鼻がつく
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見当がつく目星がつく
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特別に面倒を見る目をかける
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探し物をするときの比喩目を皿にする
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見逃してやる目をつぶる
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大変嬉しそうな顔つき目を細める
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少しもない毛頭ない
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何事も専門家にまかすのがよい餅屋は餅屋
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遠回しに言う・婉曲にいう持って回る
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そもそも・はじめからもとより
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費用がかかるものいり
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びくびくするものおじ
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武士もののふ
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大袈裟(おおげさ)な・いかめしい物々しい
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意見が合わないものわかれ
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おとろえ、にぶくなる焼きが回る
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うまく受け流す・あしらう柳に風
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突然・急に・いきなりやにわに
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唐突で思いがけない、寝耳に水薮から棒
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先の見通しがつく山が見える
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うしろめたいやましい
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幸運をあてにしてことを行う山を張る
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選び出して攻撃、非難する槍玉にあげる
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理由・いわれ所以(ゆえん)
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えにし・関係ゆかり
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突然に、不用意に、思いがけずゆくりなく
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余剰・あとまでのこる感覚余韻
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とらえどころがない要領を得ない
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無理を通す横車を押す
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第三者が干渉する横やりを入れる
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ゆかり・たより・機縁・手がかりよすが
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つかえることなくよどみなく
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ひとつのことにはげんでいる余念がない
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一晩中よもすがら・終夜
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いろいろ・世間よもやま
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昼も夜も休まず続ける夜を日に継ぐ
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消せない汚名を着せられる烙印を押される
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はかどらない・決まりがつかない埒があかない
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満ち溢れて盛ん爛漫(らんまん)
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民間でいいならわされてきたことわざ俚諺
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まじめでいいかげんでない律儀
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道理や理屈に合わない理不尽
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神仏の力や利益がはっきり現れる霊験あらたかな
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生活に困る路頭に迷う
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言葉がはっきりしない呂律が回らない
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最盛期・絶頂時期・旺盛な時期我が世の春
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めんどうくさいわずらわしい
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都合のよいことが起こり、ことが進む渡りに船
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関係をつける・交渉をする渡りをつける
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損をこうむる割を食う
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