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アルカリ金属元素すべて価電子を1個もち、一価の陽イオンになりやすい。密度が小さく（原子番号大→大きい）、比較的やわらかくて融点も低い（原子番号大→低い）。いずれも常温の水と激しく反応する。水や空気中の酸素と反応するため、灯油（石油）中に保存する。炎色反応を示す。イオン化傾向が大きく、天然に単体は存在しない。溶融塩電解で製造（電気分解×）
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アルカリ金属の水酸化物NaOHやKOHは白色の個体で、空気中に放置すると、潮解（湿った空気中に放置すると、水蒸気を吸収してその水に溶ける現象）する。
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水酸化ナトリウムの性質・製法強い塩基性・皮膚や粘膜を溶かす 二酸化炭素をよく吸収して炭酸塩を生じる ２NaOH＋CO₂→Na₂CO₃＋H₂O 製法：塩化ナトリウム水溶液のイオン交換膜法による電気分解 アルミナ・セッケン紙の製造に利用
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アルカリ金属の炭酸塩・炭酸水素塩Na₂CO₃やNaHCO₃は白色の個体、水溶液は塩基性
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アルカリ金属の炭酸塩・炭酸水素塩と酸二酸化炭素が発生 Na₂CO₃＋2HCl₋(弱酸の遊離)→2NaCl＋H₂O＋CO₂↑ NaHCO₃＋HCl₋(弱酸の遊離)→NaCl＋H₂O＋CO₂↑
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炭酸ナトリウムの性質炭酸ナトリウムの濃い水溶液を放置すると、炭酸ナトリウム十水和物の結晶ができる、これを乾いた空気中に放置すると、風解（水和水の一部が失われ白色粉末になる）が起こる
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炭酸水素ナトリウムの性質重層、胃の制酸剤やベーキングパウダー
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炭酸ナトリウムNa₂CO₃の工業的製法工：アンモニアソ―ダ法（ソルベー法）①NaCl⁺NH₃⁺CO₂⁺H₂O⇆NaHCO₃→NH₄Cl22NaHCO₃₋（
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Na(銀白）の製法NaCl(白）の溶融塩電解、
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NaCl(白)の製法Na(銀白)とCl₂、NaOH(白)とHCl、Na₂CO₃(白)とHCl、NaHCO₃(白)とHCl、Na₂O(白)とHCl
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Na₂O(白)の製法Na(銀白)とO₂
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NaOH(白)の製法Na(銀白)とH₂O、NaCl(白)の電気分解、Na₂O(白)とH₂O
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Na₂CO₃(白)の製法NaOH(白)とCO₂、NaHCO₃(白)を加熱
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NaHCO₃(白)の製法Na₂CO₃とH₂O・CO₂、NaCl(白)とNH₃・CO₂・H₂O
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アルカリ土類金属の性質すべて価電子を２個もち、２価の陽イオンになりやすい。天然には単体は存在せず、工業的には溶融塩電解で製造
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カルシウムの性質イオン化傾向が大きく、常温の水と反応する Ca＋2H₂O→Ca(OH)₂＋H₂↑ 常温で酸素や塩素と反応 2Ca＋O₂→2CaO
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マグネシウムの性質イオン化傾向がCaよりもやや小さく、常温の水とは反応しないが、熱水とは反応する Mg＋2H₂O→Mg(OH)₂＋H₂↑ 空気中で強熱すると強い光を出して燃える 2Mg＋O₂→2MgO
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酸化カルシウムCaO（生石灰）石灰石を焼いて作られる CaCO₃₋(熱分解)→CaO＋CO₂↑ 塩基性酸化物で水と反応して水酸化物になる（ベリリウム以外のアルカリ土類金属は） CaO＋H₂O→Ca(OH)₂ CaO＋2HCl→CaCl₂＋H₂O 水酸化カルシウムの原料、脱水剤、乾燥剤
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ソーダ石灰酸化カルシウムに濃い水素ナトリウム水溶液をしみこませ、焼いて粒状にしたもの。二酸化炭素や水分の吸収剤として用いられる
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アルカリ土類金属の水酸化物水酸化カルシウムCa(OH)₂や水酸化バリウムBa(OH)₂は水に溶けると強い塩基性を示すが、水酸化マグネシウムMg(OH)₂は水に溶けにくい。Ca(OH)₂やMg(OH)₂を約600℃に加熱すると、水を失って酸化物になる Ca(OH)₂→CaO＋H₂O
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水酸化カルシウムCa(OH)₂（消石灰）水溶液は石灰水。アンモニアの発生反応、酸性の河川の中和剤、しっくいの原料、さらし粉の製造など
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アルカリ土類金属の炭酸塩・炭酸水素塩アルカリ土類金属の炭酸塩はすべて水に溶けにくい。 Ca(OH)₂＋CO₂→CaCO₃↓H₂O CaCO₃＋H₂O＋CO₂⇆（加熱)Ca²⁺＋2HCO₃⁻
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