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カルテル?[ビール会社同士の裏取引]同一産業内が協定を結んぶことで、競争を制限し市場を支配する
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トラスト?ビール会社が合併して「大日本ビール」同一業種内の合併※[ビールとおつまみ]みたいに異業種込みなら、【コングロマリット】
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コンツェルン?昔の財閥。親会社にあたる財閥本社が、子会社株の過半数を所有して経営支配すること。すなわち持株会社。※同系列企業でお互いの株式を持ち合う「株式持ち合い」とは別物。
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自己資本と他人資本の違い?例?【自己資本】…自分のお金。利潤を積み立てた内部留保など【他人資本】…借りて返済する必要のある金銀行からの借り入れ、社債など。
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景気循環の種類?[クズネッツ・キチン・コンドラチェフ・ジュグラー]の波【短期の波】…キチンの波。約3年。在庫投資の増減による。☆【中期の波】…ジュグラーの波。約10年。設備投資の増減。主循環☆【中長期】…クズネッツの波。約20年。住宅の耐用年数から。【長期波】…コンドラチェフの波。技術革新から来る、半世紀周期の波。
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[2006年会社法改正]・有限責任社員だけの会社は?・有限+無限の会社は?・無限責任社員だけの会社は?【有限だけ】➡合名会社【有+無】➡合資会社(中小企業に多い)【無限だけ】…株式会社。昔の有限会社も残存だが新設は株式会社。☆合同会社…新設。有限のみ。株主もおらず、有限責任社員だけで自由に決めて良い。
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【経済思想】
・アダム・スミス
・リカード
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(マルクス)
↓
ケインズ
↓
フリードマン・アダム・スミス…『国富論』
小さな政府で自由放任にしてれば、おのおのの利己心で調整される
・リカード…比較生産費説
自国内で相対的に生産効率が良い財(比較優位)に特化し、貿易で交換すればいい
↓
☆世界恐慌(1930年代)
・ケインズ…有効需要を創出する大きな政府に。
修正資本主義
↓
フリードマン…新自由主義
反ケインズ。小さな政府への回帰。
減税+規制緩和など、不況は供給側の企業への条件を改善して対処する。
基本的に政府の仕事は通貨量の調節等の金融政策のみで良い
=マネタリズム、フリードマンらはマネタリスト -
21世紀中国の経済?・鄧小平…1978~「改革・開放」
・江沢民…1999~「社会主義市場経済」
(2007)日本の貿易国1位になる(アメリカ抜く)
(2008)北京オリンピック
(2010)日本のGDP抜き、世界2位へ
(2012)習近平…「一帯一路」、AIIB
・現代版シルクロード構想
・アジアインフラ投資銀行(AIIB)
TPPに対抗、途上国のインフラ整備資金の貸付。北京が本部。
100以上の国が加盟しているが、日米は不参加!EUはほぼ加盟。
日米主導のADB(アジア開発銀行)ではまかないきれないところに入り込んだ。
BRICs銀行もつくった。 -
語句内容
・所有と経営の分離
・コンプライアンス
・コーポレート・ガバナンス
・モラルハザード
・アカウンタビリティ
・メセナ
・フィランソロピー・所有と経営の分離
本来会社の一部所有者である株主が、経営を取締役ら経営者に任せること。
・コンプライアンス…法令遵守
・コーポレート・ガバナンス
…企業統治のあり方のこと。経営者の暴走を防ぐなど。
・モラルハザード
企業倫理の欠如から来る問題。
・アカウンタビリティ…説明責任
・メセナ…文化・芸術活動
・フィランソロピー…慈善活動 -
需給曲線
・縦軸、横軸?形?
・価格の自動調節作用とは?
・価格の弾力性とは?→例?
・市場の失敗の四つの原因?・縦がPrice、横軸Quantity(数量)
需要曲線Dは右下がり、供給曲線Sは右上がり
・価格の自動調節作用
価格の上下が販売意欲や購買意欲に直結(グラフ通り)し、結果的に数量バランスまで調整
・価格の弾力性…価格の変化に対する、需給の変化の割合。傾きの違う曲線は何を意味しているかということ。
☆傾きの急なD…価格が上がっても量が減らない→生活必需品
☆傾きの緩いD…価格の変化に量が敏感→嗜好品
★傾きの急なS…価格が上がっても量が上がらない→急に増やしたくても増えない農産物
★傾きの緩いS…価格上がったら大量生産…工業製品
・市場の失敗の四つの原因?
①価格機構が作動していない→独占や寡占。価格の下方硬直性
②市場内部の活動が、外部の第三者に影響…外部不経済や外部経済。
企業が公害被害者の医療費を負担すると、外部不経済は内部化する。
③市場が成立していない…買い手はいるのに売り手がいない→公共財。利益回収が難しい
④情報の非対称性がある
…逆選択(いい宝石を買おうとしても、結局安物しか選べない) -
独占禁止法
・1947年当初の規定?
・1953年改正の内容?時期?
・石油危機(1973)後の改正?
・1997年改正の内容?時期?
・2019(令和元)の改正?
※成立しただけで施行はまだ。独占禁止法
(1947)…戦後財閥解体の総仕上げ
・カルテルと持ち株会社は禁止
・トラストは制限
・公正取引委員会の設置
【緩和】(1953)…国際社会への復帰直後
・倒産しそうなら例外的にカルテルOK
・再販売価格維持制度…定価販売OK(今は本とCDといった著作物しかダメ)
【強化】石油危機後…どさくさ値上げに対して課徴金。
(1989)日米構造協議…アメリカに自由競争できてなさすぎるとクレーム、定価廃止
【緩和】(1997)…バブル後の競争力回復のため
・持株会社解禁…でかすぎるのは×
(2019, 令和元)…課徴金制度の見直し
・調査協力したら下がる
・上限UP
※成立しただけで施行はまだ。 -
・国民所得の定義?
・?、GNP, GNI, NNI, NDP, NI?
・三面等価の法則?
・国民純福祉(NNW)とは?・国民所得(フロー)⇔国富(ストック)
…1国で1年間に生み出された付加価値(=新たに生み出された財・サービス)の販売合計額
・ベースは総生産額(全てのレシートを足す、アルファベットなし)
・GNP(国民総生産)=GNI(国民総所得)
…(総生産額)-(中間投入財額、材料額)
・GDP(国内総生産)=GNIをdomesticでみたもの。国内。
GDP=GNP(GNI)-(日本人が海外で稼いだお金)+(外国人が日本で稼いだお金)
・NNI, NDPのNはnet(純な、⇔Gross大まかな)
NNI=GNI-(固定資本減耗分)
NDP=GDP-(固定資本減耗分)
・NI(National Income, 国民所得)
国民の目線で見た自分たちの所得。
NI=NNP(NNI)-間接税+補助金
・三面等価の法則?
生産=分配=支出
・国民純福祉(NNW)とは?
NNW=GNP(GNI)-(真の豊かさのマイナス要因…公害被害の病院代)+(真の豊かさのプラス要因…家事労働) -
・「金融」とは?
・金本位制→?
・日銀のすることざっくり二つ?
・具体的な政策三つ?☆金融…供給者から需要者へ資金が流通すること。「貸し手」と「借り手」の間に人(銀行等)がいると間接金融。
・もと金本位制→世界恐慌で崩壊、管理通貨制度へ
・日銀は昔は国立銀行条例のやつ。今は◎認可法人、×独立行政法人
・金融引締…通貨を減らす、インフレ対策
・金融緩和…通貨を増やす、デフレ対策
※スタグフレーション…不況なのにインフレ。石油危機
①公定歩合操作→基準割引率及び基準貸付利率
日銀が市中銀行に貸す金の利子率。1990年代金融の自由化あたりから銀行の貸出利率と連動しないため、今は行われていない。
②公開市場操作…有価証券の売買。買いオペ売りオペ。
☆日銀が債券を買えば、市場の金は増える。
↓
市中銀行は日銀口座残高が増える
↓
コール市場の中で貸し手ばかりになり、借り手は減る。供給過多
↓
コール市場の利子率を低くしないと、貸し借りが起こらない
※利子が高い=損
↓
買いオペにより、コールレート市場の利子が下がる
☆今日は、政策委員会によって「無担保コール翌日物金利を何%にするか」を決め、それに到達するようにオペレーション。
③支払準備率操作(預金準備率操作)
1991年を最後にやっていない。
市中銀行が日銀に再預金するお金=支払準備金の率を操作する。
☆今は②が軸。
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・名目/実質経済成長率?
・GDPデフレーターとは?
・高度成長・安定(低)成長の基準は?・名目・実質…物価変動分を考慮に入れるか入れないか
・GDPデフレーター=一般物価指数、基準年を100としたときの物価上昇率。名目を実質に変換するときに使う。
(実質GDP)=(名目GDP)÷(GDPデフレータ)×100
・実質経済成長率が
10%以上…高成長
3~5%くらい…安定成長、低成長 -
国際収支統計
…外国との間におけるお金の受け払い。2014年に改訂。
(旧)経常収支(貿易サービス収支、所得収支、経常移転収支)、資本収支、外貨準備増減、誤差
※移転収支…見返りの無い無償援助や賠償金。
(新)経常収支(貿易サービス収支、第一次所得収支、第二次所得収支)、資本移転収支、金融収支(外貨準備含む)、誤差
・経常収支+資本移転等収支―金融収支+誤差=0【最近の動向】
・プラザ合意(1985)以降、円高で、対外投資の収益増加=第一次所得収支の黒字が拡大傾向
・リーマンショック以降アメリカ頼りの貿易収支が赤字気味(黒赤行き来)
・著作料増加で、サービス収支の赤字が減少
「不況になるほど貿易黒字が増す」
…不況で売れない国内ではなく、国外にモノを売るから。しかしリーマンショック以降対アメリカが振るわず、怪しい。 -
近年の金融政策
・ゼロ金利政策
・量的緩和策
・マイナス金利政策
とは?・ゼロ金利政策
…コール市場のコールレート(銀行間の短期資金貸し借り)を実質的にゼロにする
・量的緩和策
…ゼロ金利でも活発化しなかったら、大規模買いオペを行う。
・マイナス金利政策
…超過準備金(市中銀行が支払準備金以上に日銀口座に入れるお金)があると、マイナス金利=お金がとられる。市中銀行は企業や国民に貸す方が得になる=デフレ解消へ -
公共財とは?
公共財だと生じる問題?
モラルハザード、具体例?公共財=買い手はいるが売り手はいない。市場の失敗の1つ。
☆非排除性+非競合性
・対価(住民税)を払わない人でも、公園を利用することから「排除できない」=排除不可能性
・誰かが消費しても、他の消費者の消費量を減じない。何人も同時に利用することができる。
・公共財だと【フリーライダー】が出現する→対価を払わずに利用できる
モラルハザード
・自動車の保険に入ったから、運転が乱暴になる
・医療保険に入ったから医者にやたらかかる -
財政の3機能?財政の3機能指摘した人…マスグレイブ
①資源配分の調整…公共財供給など
②所得の再分配
・累進課税と社会保障
→財政の自動安定機能(ビルトインスタビライザー)
③経済の安定化…財政政策
☆フィスカル・ポリシー
政府による意図的な景気調節。
例えばインフレ懸念時は、増税+財政支出削減で通貨を減らす。
金融政策と併用したとき、【ポリシー・ミックス】という。 -
【予算】
一般会計と特別会計?一般会計…普通の歳入・歳出
☆税金6割、公債3割
特別会計…特定の事業用の予算。保険とか。一般会計の2倍ある!! -
直接税と間接税?
例?
垂直と平行?直接税…納税者と負担者が一緒。
間接税… 〃 が異なる。
☆直接税=累進課税。垂直的公平。
所得税、法人税、相続税、贈与税等。
☆間接税=逆進課税。水平的公平。
消費税、酒税、たばこ税など
直間比率=6:4(ロクヨン)
シャウプ勧告以降、日本は直接税中心型。 -
国債の種類?
原則?・赤字国債…原則禁止
・特例国債…例外。毎年特例法で発行。
・建設国債…公共事業用の健全な借金なのでOK
・日銀引き受けの禁止=市中消化の原則
☆近年の歳出において、
①社会保障費…3割強
②国債費…2割
③地方財政…1割半 -
地方財政?
歳入の品目?・地方財政計画は、地方交付税制度に基づいた地方財政の見通し。なので内閣が提出する。
①地方税…半分弱
②地方交付税交付金…2割
・地方間の格差是正。東京都は唯一の不交付団体!
③国庫支出金…2割弱
国に使い道を指定されたお金。要は補助金。
④地方債…1割
2006年から協議制になった。
☆「3割自治」
本当は地方税が100%であるべきだが、実際は地方税3~4割に留まる。
ただし、三位一体改革で地方税の割合は増え、今は45%くらいまできた。
☆地方税
=住民税+固定資産税+事業税 -
・重農主義
・J.S.ミル
【ケインズへの批判】
・マネタリスト
・合理的期待形成学派
・サプライサイド・エコノミクス・重農主義…土地のみが唯一の富の源泉だ
重商主義の批判。
・J.S.ミル…功利主義の人。経済学でも業績。
政府の再分配(財政政策)の必要性主張
【ケインズへの批判】
・マネタリスト…フリードマンとか。
・合理的期待形成学派
ケインズ型は破綻する。
サプライズな政策が人びとの期待をつくる
・サプライサイド・エコノミクス
有効「需要」を強調したケインズとは異なり、供給側(企業の生産活動)の活性化を提唱。
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