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アウンの呼吸阿吽
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アギ(植物)阿魏
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五人のアキョウが手早く杯盤を片寄す所に阿嬌
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アコウダイ(魚)阿候鯛
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アコギな借金取り阿漕
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アコギが浦に引く網阿漕
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アコヤガイ阿古屋貝
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アゴン三蔵経等に加上して、法相大乗、あるひは空無相の教を説く阿含
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アジャリにまうでくる人も候はぬを阿闍梨
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アシュラ阿修羅
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アソウギ(単位)阿僧祇
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アチャラヅケ、酢をいりあつきに漬る阿茶羅漬
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アト ( 中国六朝時代の俗語で「あれ」「これ」の意 )阿堵
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一たびアトブツを見れば、言語一変して阿堵物
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アノクカンノン阿耨観音
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幾らお紋がアバズれでも、好きでこんな事をするものかね、みんな正さんと楽しくやって行きたいためじゃないか。阿婆擦
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アビキョウカン阿鼻叫喚
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アフゲイゴウ阿附迎合
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アヘン阿片
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アヘンクツ阿片窟
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アボ⇔阿父阿母
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全くアホウな話だ阿呆、阿房
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アホウドリ阿房鳥
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アホダラキョウ阿呆陀羅経
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アミダ阿弥陀
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アモ阿媽
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アユツイショウ阿諛追従
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アラカン阿羅漢
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アラヤシキ阿頼耶識
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オカメ阿亀
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オキクムシ阿菊虫
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オタフク阿多福
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アア(カラスなどの鳴く声)唖唖
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アクアク(笑い声)唖唖
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アシャ(口のきけない人)唖者
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アゼンとして言葉もでない唖然
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アダめいた身のこなし婀娜
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アセイ( カエルの声)蛙声
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アメイセンソウ蛙鳴蝉噪
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カワズ蛙
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アジャクムセイ鴉雀無声
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アヘン戦争鴉片、阿片
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アロ合戦物語鴉鷺
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シコロ屋根錏、鐚
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ビタ一文負けられない鐚
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ビタ銭を選ぶ鐚
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渓谷を進むことアイキョウ百里なり阨狭
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病室からアイエツの声がもれてきた哀咽
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アイエンな恋情哀婉
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アイキョウチョウソウ哀矜懲創
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アイメイシュウシュウ哀鳴啾啾
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アイレンの情哀憐
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アイフン(よごれた大気。俗世間)埃氛
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ホコリがたちこめている埃
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ホコリタケ埃茸
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アア(なげく声)欸
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夕日にかがやく白帆と共に、強い生生とした眺である。之れは美しいが、夜のアイダイは侘(わび)しい欸乃
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愛オクウに及ぶ屋烏
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アイガン動物愛玩、愛翫
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アイキョウを振りまく愛敬、愛嬌
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其国には夫の死時、志ざし切なるアイショウをば生きながら塚の中に埋む習ひありければ愛妾
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アイゼンミョウオウ愛染明王
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アイブ愛撫
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情欲多けれども、アイレンといふ情合ほど重なるものはあらざればなり愛憐
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マナデシ愛弟子
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マナムスメが嫁ぐ愛娘
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メデアイヅキ愛逢月
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この制度が業界発展のアイロとなった隘路
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クツ底鞋
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本心はオクビにも出さない噫気、噫
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アイマイモコ曖昧模糊
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和気アイアイ靄靄、藹藹
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彼の家庭は厳冬風寒く、和気アイゼンたる温情の流露すること少く靄然、藹然
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モヤが立ちこめる靄
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煙筒の黒煙はアイアイ直上して天に冲る靉靉
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真直に立ち上る香の烟、アイタイと棚引き燻じて靉靆
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アクジョウ(能面の一つ)悪尉
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悪法もマタ法なり亦
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ワルビれたところが少しもない悪怯
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アクシャ(四方に柱をたて、棟(むね)、檐(のき)を渡して作った屋形にかぶせ、四方を囲う幕)幄舎
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アクヤ( 四方に柱をたて、棟(むね)、檐(のき)を渡して作った屋形にかぶせ、四方を囲う幕)幄屋
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夜のトバリがおりる幄
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秋霜の嚴威を弛(ゆる)うし、春澤のアクオンを(めぐ)らす。渥恩
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二年間、終始アクセクしていた齷齪
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乞素(こっそ)オウジョウと申して政道にも用ひず圧状
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オシズシ圧酢、押鮨
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名コンビの二人にアツレキが生じた軋轢
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アツウンの曲遏雲
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アッシ(とどめること)遏止
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アツゼツ(たちきること)遏絶
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アッセンの労をとる斡旋
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アカ棚閼伽
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エンゼンたる列仙伝中の人物だね宛然
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エンテンとして大河は下る宛転
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一人二個ズツ配る宛
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ランエイココウ嵐影湖光
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晨をして、大谷に入れば 、逶迆(ゐい)として、ランキ清し嵐気
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夜る臥らうず時にふつくとアンガすべきぞ安臥
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今昔、天竺に仏の御弟子達、所々のアンゴ畢(をはり)て安居
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アンシャホリン安車蒲輪
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アンドの胸をなでおろす安堵
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アンニョウジョウド安養浄土
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黒船之下江我船を乗入、則黒船へ乗移、アンジンを打取按針
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全員に仕事をアンバイする按排、按配
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温泉でアンマを頼む按摩
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されども、鳥羽院御アンガの後は、兵革うちつづき晏駕
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そのアンキの習いを矯んと欲し晏起
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生ず可きを生じ育す可きを育してアンジョたり晏如
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アントク( 調査を要する書類)案牘
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嵯峨の奥にありと聞く、滝口がアンシツに訪れて庵室
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この二三子庵に侍て火桶にけし炭をおこす。アンシュこれに口をほどけ庵主
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山里にイオリを結ぶ庵、菴
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アンアンリに事を運ぶ暗暗裏、暗暗裡
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遊歩道の下はアンキョになっている暗渠
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漢詩をソラんじる暗、諳
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頻りにアンポウ用の蒟蒻の加減を見て居る罨法
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アンジョウ人なくアンカ馬なし鞍上・鞍下
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門前零落してアンバまれなりけれは鞍馬
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アンブ(山の尾根が少しくぼんでいるところ)鞍部
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政党のクラガえが激しく、政局が安定しない鞍替
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クラカけ馬の稽古鞍掛
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アンカケの御豆腐を母人(おっかあ)がこしらへたから餡掛
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アンコロモチ餡転餅
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アンミツ餡蜜
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アンコウの吊し切り鮟鱇
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アンコウの待ち食い鮟鱇
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アンコガタ鮟鱇形
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イゼン(すでにそうなっていること)已然
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イブキ(ヒノキ科の常緑高木)伊吹
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イヨカン(ミカンの一種)伊予柑
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イラン(クマツヅラ科の高木)伊蘭
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料理のイロハを教わる伊呂波
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インベヤキ(備前焼の一つ)伊部焼
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イケンイッセツ夷険一節
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イソク( 中国の音楽の十二律の一つ)夷則
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イテキの蜂起耳を驚し夷狄
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イバンジュウテキ夷蛮戎狄
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イメツ( 滅ぼし絶やすこと)夷滅
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イを以てイを攻む夷
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エビスコウ夷講
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エビスマワし夷回
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イガ(ヒロズコガ科のガ)衣蛾
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次の間には絵莚(ゑむしろ)をしき、イカウにゆかた、下帯をかけて相まつ衣桁
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イショウビツ衣装櫃
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エモンを繕う衣紋
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エモンダケ衣紋竹
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キサラギ衣更着、如月、更衣
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歯にキヌ着せぬもの言い衣
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キヌガサ衣笠、絹傘
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キヌギヌ衣衣、後朝
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かすかなキヌズれの音衣擦
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イハイ(死者の戒名を書いて仏壇にまつる木の札)位牌
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医者の薬もサジ加減匙
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釈尊を弟子たちがイニョウする囲繞
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イニョウチ(民法で、他の土地に囲まれていて公路に通じていない土地(袋地)を囲んでいる周囲の土地)囲繞地
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笙歌縹眇たり虚空裏。風月イキたり夢想間依稀
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エコヒイキ依怙贔屓
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ヨリシロ(神の寄りつくもの)依代、憑代
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イイ(まがりくねったさま)委蛇
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事人口に在り、イシツするに能はず委悉
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研究を大学にイタクする委託、委托
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イイとして笑う怡怡
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大夫次イエツに堪(たへ)ず怡悦
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それとも、君はイゼンとして楽しんで居る乎(か)怡然
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イリョウ(天子・天皇の威光)威稜
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オバ(母の姉妹)姨
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オバステヤマ姨捨山
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エタイが知れない為体、得体
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今さら悔やんでもセンカタ無いことだ為ん方、詮方
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其の白人にイクせらるるは決して故なきにあらず畏懼
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イガンの早期発見率が高まる胃癌
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イケイレン胃痙攣
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螺鈿のイシ立てたり倚子
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洵に皇祖皇宗及び我が皇考の威霊にイシャするに由らさるは無し倚藉
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吾が胸中にこれこそ真理なるべしとイシンする基礎、次第に立つことを得べし倚信
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イダテン走り韋駄天、韋陀天
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イヘンサンゼツ韋編三絶
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ジョウビタキ尉鶲
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ジョウメン(能面の一つ)尉面
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策をイアクの中にめぐらす帷幄
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イアクの臣帷幄
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イチョウ(室内に垂れ下げて隔てとする布)帷帳
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イバクに参画する帷幕
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夜のトバリがおりる帷、帳
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ユイイツ惟一、唯一
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イトンの富猗頓
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士気がイビする萎靡
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イビチンタイ萎靡沈滞
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イマン(とばり)幃幔
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イガイ(イガイ科の二枚貝)貽貝
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イボウ(子孫のためによい計画を残すこと)貽謀
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イキケンコウたる姿意気軒昂
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人間は考えるアシである葦、蘆、葭
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アシカ(アシカ科の哺乳動物)葦鹿、海驢
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アシゲ(馬の毛色の名)葦毛
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アシハラの国葦原
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アシブエ(楽器の一種)葦笛
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ヨシの髄から天を覗く葦
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ヨシガモ(カモ科の鳥)葦鴨
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ヨシキリ(ヒタキ科の鳥)葦雀、葦切
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ヨシズ張り葦簀、葦簾
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ユイマギョウ(大乗経典の一つ)維摩経
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アメンボ飴坊、水黽
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フロレンス低声に之をイシャして曰く慰謝、慰藉
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人心をイブする慰撫
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菓子折にノシを添える熨斗、熨
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ノシアワビ熨斗鮑、熨斗蚫
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事故現場に見物人がイシュウする蝟集
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礎石ばかりの草深いイシに立つ遺址
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アゴが外れる頤
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上役のイシに甘んじる頤使、頤指
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オトガイが落ちる頤
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オトガイを解く頤
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アアなんと悲しいことよ噫
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アイキ、オクビ(吐き出す息)噫気
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ヌキイト(織物のよこいと)緯糸
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ヨコイト緯、緯糸、横糸
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人身は、イサツせらるべし縊殺
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死因はイシらしい縊死
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文学は人生のイイだという謂
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イう勿れ今日学ばずとも来日ありと謂
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シビブシ鮪節
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イキ(宗廟(祖先のみたまや)に常に供えてある儀式用の器物)彜器
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君臣の等(のり)。彜倫の叙(ついで)彜倫
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カイラギ(南海にすむサメ類)鰄、梅花皮
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イシ( 皇后、皇太后、太皇太后の命令)懿旨
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父既に此烝民を生しイトクを賦するを以て懿徳
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イキカ知覚閾下
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その出るか出ないかの境目の血糖の値を腎臓のイキチという閾値
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イクイクとした梅林を歩く郁郁
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イクイクセイセイ郁郁青青
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オキが赤く残る燠
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イスカのハシの食い違い鶍・嘴
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因果はイチイの我を殺すべし一葦
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イチゴイチジュウ一伍一什
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イチゴウのすきもない人物一毫
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一日ナさざれば一日食らわず作
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一日再びアシタなり難し晨
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一樹のカゲ一河の流れも他生の縁蔭
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イチジンホッカイ一塵法界
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ひとりの人をイチズに思い続ける一途
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イチダの藤一朶
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一日の計はアシタにあり朝
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イチベツもせずに通り過ぎた一瞥
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イチボウセンケイ一望千景
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イチボウムギン一望無垠
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一文オシみの百知らず吝
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帽子をとりイチユウする一揖
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一葉目をオオえば泰山を見ず蔽
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イチルの望み一縷
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イチレンタクショウ一蓮托生
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一をシりてニを知らず識
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あんずイッカ一顆
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この町の魚市場となっているイッカク一郭、一廓
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イッカクセンキンを夢見る一攫千金、一獲千金
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イッカケンゾク一家眷族
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イッカダンラン一家団欒
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一家は遠のくノミは近寄る蚤
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百姓イッキ一揆
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イッキの功一簣
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イッキカセイに手紙を認めた一気呵成
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イッキクの涙すらない一掬
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イッキに十たび起つ一饋
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イッキョイチエイ一虚一盈
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イックンイチユウ十年なお臭あり一薫一蕕
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イッコンソめ一斤染
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イッサンを傾ける一盞
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イッサンを博す一粲
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イッシャセンリにかたづく一瀉千里
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よき香をイッシュたいて一炷
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イッショウイチエイ一觴一詠
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一世をフウビした名演奏家風靡
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妙案が脳裏にイッセンした一閃
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イッチュウを輸する一籌
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イッチョウイッシ一張一弛
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一丁字をシらず識
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ケンコンイッテキ乾坤一擲
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イッテキセンキン一擲千金
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一敗地にマミれる塗
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イッパツセンキンを引く一髪千鈞
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一斑を見てゼンピョウを卜す全豹
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イッピの労をとる一臂
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イッピンイッショウ一顰一笑
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イッペキバンケイ一碧万頃
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イッポンドッコ一本独鈷
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技術力イッポンヤリでは限界がある一本槍
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あの店の主人はヒトカドの人物だ一角、一廉
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十把ヒトカラげ一絡
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ヒトクサリ感想を述べる一齣
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歴史のヒトコマ一齣
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感動もヒトシオである一入
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風がヒトシキり強く吹く一頻
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ヒトソロイ一揃い、一具
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ヒトタマり一溜
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ヒトツガいの鳥が庭木に巣を作った一番
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ヒトトセに七夕(なぬかのよ)のみ逢ふ人の恋も過ぎねば夜は更けゆくも一年
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この企画はあとヒトヒネりするとよくなる一捻
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ヒトヒラの花びら一片、一枚
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ヒトマず寝よう一先
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ごみをヒトマトめにして捨てる一纏
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尺八のヒトヨギリこそ音もよけれ、君と一夜は寝も足らぬ一節切
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イツを以て労を待つ佚
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イチハヤく駆けつける逸早
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文武両道のイチモツとうたわれる逸物
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イチモツの鷹も放さねば捕らず逸物
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アブレカ( 最盛期を過ぎて、元気のなくなったカ)溢蚊
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イッケツ(川などの水があふれ、堤が切れること)溢決
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河川がイッスイして被害が出た溢水
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イッスイカン溢水管
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決してイツビの言ではない溢美
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イッピツ( 植物の茎、枝、幹などを切断すると切り口から糖類などを含む水液が出てくる現象)溢泌
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イツリ(余分の利益)溢利
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カギトリと申て開山聖人の御厨子の役人にて候つる由候鎰取
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カギヤク(江戸時代に、自在かぎ一個で一世帯を目安に、世帯を単位として課された税)鎰役
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イツボウの争い鷸蚌
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米が乏しくなりイモガユでしのいだ芋粥
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イモガラ(サトイモの葉柄を干したもの)芋幹、芋茎
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イモヅル式芋蔓
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上議府のインカを得ざれば、議政官に於て設立したる者と雖も允可
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インキョを得てただちに帰国した允許
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イントウ(道理にかなう)允当
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ジョウ(律令(リツリョウ)制で主殿寮(とのもづかさ)などの判官)允
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観音、勢至、蓮台をかたぶけ、安養の浄刹にインジョウし給へ引接、引摂
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ささいな争いが大事件のヒキガネとなった引金、引鉄
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恐怖でヒキツった声引き攣
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ヒキヨモギ(ゴマノハグサ科の一年草)引艾
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ヒタの掛縄引板
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ヒハぎ(通行する人をおどかして衣類や金、持ち物などをはぎ奪うこと。また、その人)引剥
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「はてな? ……これは尋常のインカではないが」印顆
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インジュを解く印綬
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インチュウ(印章のつまみの部分)印鈕
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インジュンコソクな手段因循姑息
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異物をエンカしたが無事だった咽下、嚥下
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インツウ(中国から渡来した純良な金銀)銀子、員子
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インインたる砲声殷殷
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インカン遠からず殷鑑
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インキョ文字殷墟
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インシンを極める殷賑
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インセイを極める殷盛
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インプなること窮まりなし殷富
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インイツに流れる淫佚、婬逸
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インシ邪教のたぐい淫祀、淫祠
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イントウな生活淫蕩
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インビな雰囲気淫靡
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インワイな小説淫猥
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オンヨウジ、オンミョウジ陰陽師
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オンヨウケ、オンミョウケ、インヨウカ陰陽家
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オンヨウドウ、オンミョウドウ陰陽道
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カゲナガらご成功をお祈りいたします陰乍
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証拠をインメツする堙滅、隠滅、湮滅
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飲みサしのコップにビールを注ぐ止
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ノンベエ飲兵衛
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インギンに答える慇懃
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インギンブレイにも程がある慇懃無礼
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オンイ(律令制で、父祖の位階によってその子孫も自動的に位階を授けられる制度)蔭位
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あなたのおカゲで助かった蔭
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山奥インセイする隠棲、隠栖
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庵を結びイントンする隠遁
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オンデン百姓隠田
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軒は傾き、壁はくずれて、さながらにオンボウ小屋のような気味のわるい小屋でした。もちろん、ただの小屋ではない隠亡
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オンミツに事を運ぶ隠密
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子どものためという隠れミノであちこち出歩く蓑
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是印度中網買(ボンベイ)の者にて、当時英属故、此処の官吏等、此処にウエキする也と云ふ于役
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ウコサベン右顧左眄
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ウコンの橘、左近の桜右近
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ウショウを飛ばす羽觴
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清道(せいだう)の大旗ウボウ風に吹なびかせ羽旄
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雀子のはやハジラミをふるひけり羽蝨
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ハマダラカ羽斑蚊
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ウエンな言いまわし迂遠
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工事中なのでウカイする迂回、迂迴
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ウカツな行動をとる迂闊
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ウキョクの弁解迂曲、紆曲
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大人になってもウグな者は多い迂愚
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ウセイ近年多忙なるに迂生
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ウソウつねに書をよむほどに、書中にをいて聖人の道をしりて師とし賢の心を知て友とするなり迂叟
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ウチョクの計迂直
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ウロを取り、満開の花を眺める迂路
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ウラボン盂蘭盆
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アマアイをみて出掛ける雨間
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アマザラしの材木雨曝
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アマドイ雨樋
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アマハケ雨疏、雨捌
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アマモヨい雨催
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アマヨけ雨避、雨除
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雨ツチクレを破らず塊
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雨晴れてカサを忘れる笠
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雨を冒しニラをキる韮・剪
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アメアラレと矢が射掛けられる雨霰
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雨後のタケノコ筍
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ウコウシュンスウ禹行舜趨
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ウヨキョクセツの末、解決した紆余曲折
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ウーロンチャ烏竜茶、烏龍茶
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ウエンロギョウエンロギョ
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ウカイ( カラスのようなくちばし。欲深い人相のたとえ)烏喙
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ウゴウの衆烏合
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ウコッケイ烏骨鶏
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ウサン(天目茶碗てんもくぢゃわんの一つで、釉色ゆうしょくの黒いもの)烏盞、胡盞
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ウジャクの智烏鵲
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ウシュウの交わり烏集
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ウズ(トリカブト類の根)烏頭
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ウチョウの私情烏鳥
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ウトソウソウ烏兎匆匆
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ウブンボク(黒檀の別名)烏文木
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ウヤク(クスノキ科の常緑低木)烏薬
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ウユウに帰す烏有
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ウロの勝敗を決する烏鷺
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オコな話烏滸、尾籠、痴
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私が言うのもオコがましいのですが烏滸
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呼吸の息臭く口中より悪臭を放つは歯質の不良なるか若はウシある兆なり齲歯
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ウショクショウ(むしば)齲蝕症
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ウイキョウの花の匂ひや梅雨曇茴香
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ウツウツとして楽しまない蔚蔚
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ウツゼンとした大樹蔚然
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芭蕉にも思はせぶりのウコンかな鬱金
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ウツオウとした日々を送る鬱怏
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ウッコたる森林鬱乎
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ウッソウとした森の小道鬱蒼
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怨みを含み、頗るウツユウの状ありと云へり鬱悒
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ウノメガエし畝目返
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動静ウンイ云為
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ウンジ(漢文で、文章の終わりに用いて、これにほかならない、という意味を表す語)云爾
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内容ウンヌンはあとにする云々
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ウンカク(書物をしまっておく建物)芸閣
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ウンプテンプ運否天賦
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ウンエイ(くもり)雲翳
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ウンエンヒョウビョウ雲煙縹渺
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ウンカのごとき群衆雲霞
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ウンカン(美しく結った女性の髪)雲鬟
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ウンゲイ(雲と虹。または、虹)雲霓
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ウンゲヤキ( 茶道の土風炉、灰器などに見られる焼きの一つ)雲華焼
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ウンジョウゲツベツ雲壌月鼈
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ウンジョウリョウヘン雲蒸竜変
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ウンテイあり高さ三千丈と云ふから何かと思へば、機械体操場の梁木の事である雲梯
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ウンビン花顔金歩揺雲鬢
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ウンモ( アルミニウム、カリウム、ナトリウムなどを含むケイ酸塩鉱物)雲母
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ウンリュウセイア雲竜井蛙
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ワンタン雲呑、饂飩
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ウンゲンニシキ暈繝錦、繧繝錦
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ウンゲンベリ暈繝縁、繧繝縁
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顔にクマドりをする暈取、隈取
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ウンチクを傾ける薀蓄、蘊蓄
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書道のウンオウを究める蘊奥
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ウンシャ( 性格や態度などが穏やかで包容力のあること)蘊藉、温藉
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ウドン饂飩
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ついにエイケツの朝となった永訣
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未来エイゴウ永劫
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エイゴウカイキ永劫回帰
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座礁した船がエイコウされて行く曳航
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城壁からは花火のやうに赤いエイコウダンが音もなく飛んで来る曳光弾
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エイセン(ひきふね)曳船
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エイケン(美しさが抜きんでていること)英絢
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エイマイな君主英邁
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エイヨウエイガをきわめる栄耀栄華
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エイヨウの餅の皮栄耀
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エイエイ(水の満ちるさま)盈盈
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エイキ(みちることとかけること)盈虧
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エイキョ(栄えることと衰えること)盈虚
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エイゲツ(満ちている月)盈月
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是星のエイマンなる形を見るは盈満
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エイキョク(いやしい音楽。はやり歌。俗曲)郢曲
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エイショエンセツ郢書燕説
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エイフ(詩文の添削を請うときに使うことば)郢斧
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或る貴いエイイキを犯した事件というのが伝えられた塋域
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羅甸族のエイソンは連綿として猶ほ此に棲住すれども裔孫
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インチン(白色の素地きじに青みを帯びた透明な釉うわぐすりを施した磁器)影青
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影をウつ搏
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明星漸く出る程 胡僧形を現じてぞ 自行化他に今よりは ヨウゴウせんとは誓てし影向
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エイテツ( 明らかで、すきとおっていること)瑩徹
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エイホウをかわす鋭鋒
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エイサン(天子の年齢)叡算
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聖明の御エイダン在らせられ候通り叡断
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エイブンに達する叡聞
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エイランに供する叡覧
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エイリョを拝す叡慮
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エイゴ(才知がすぐれ、悟りの早いこと)頴悟、英悟
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春之助の頭脳は、中学校へはいってから再び忽ちエイダツして穎脱
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エイテツ(人並み以上にすぐれて賢いこと、また、その人)穎哲
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エイビンな頭脳に敬服する穎敏、鋭敏
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エイジュ(軍隊が一つの土地に長く駐屯して警備・防衛の任に当たること)衛戍
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エジは上官の指揮を承け警衛に従事す衛士
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エフ( 古代、宮城の警備、行幸・行啓の供奉ぐぶなどに当たった官司)衛府
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エイ記号(シャープ)嬰
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大仏南都にありといへらん程の事は、三歳のエイジも知るなるべきか嬰児
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エイカイに舟を浮かべる瀛海
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行司人、軍扇を秉り、左周右旋、エイシュを判ず贏輸
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エイトク(もうけ)贏得
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其後貿易の業を為しけるが、その勤勉に因ってエイリを得たり贏利
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彼もマタ人の子といえよう亦
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エキサク(学徳の高い人や高貴な人が死ぬことを敬っていうことば)易簀
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エキゼイ(うらない)易筮
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ヤスヤスと事が運ぶ易易
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エキエキたる山峰奕奕
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是より家学を全備せしめんとし、エキセイ伝来の和蘭瘍科と唱ふる書を検点するに奕世
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エキヨウ(世を重ねること)奕葉
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晩年、エッキを楽しむ奕棋
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エキレイ(えやみ)疫癘
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マシコヤキ益子焼
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エキテイ(宮中正殿わきにある御殿)掖廷
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エキモン(宮殿の正門の左右にある小さな門)掖門
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エキカ(わきのした)腋下
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ふさが病人のエキカから抜きとった体温計をまり子に渡した腋窩
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エキガ⇔頂芽腋芽
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エキキ(わきが)腋気
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エッソの罪越俎
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エッチュウフンドシ越中褌
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手続き上にオチドがあった落度、越度
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オッカイとて二階をするこそありがたき朝恩なるに越階
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オッソ( 江戸時代、管轄の役所・役人を越えて上級の官司に提訴したこと)越訴
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エツウツ(気がふさがる)噎鬱
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法王にエッケンする謁見
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エンシ(小型のシャベル)円匙
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エンスイ(立体)円錐
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エンボクケイチン円木警枕
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マドイ(親しい者同士の楽しい集まり)円居、団居
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キソクエンエン気息奄奄
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エンゼン(息が今にも絶えそうなさま)奄然
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四海をエンユウする奄有、掩有
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エンケイキョショウ延頸挙踵
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エンゴサク(ケシ科の多年草数種の総称)延胡索
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エンボウ万里に連なる長城延袤
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個人の権利のため、ヒいては人間の尊厳のために闘う延
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会場はエンサの声につつまれた怨嗟
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天下大いに乱れて、父子兄弟オンシュウを結び怨讐
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波ただココモトに立ち来る心地して爰許、此許
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六諭エンギ衍義
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エンジ⇔脱字衍字
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子曰の二字は、エンブンと云義あれども衍文
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エンマンリュウラン衍曼流爛、衍漫流爛
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エンオウに陥れる冤枉
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エンキ(無実の罪で刑に処せられて死んだ人の、恨みのこもった霊)冤鬼
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エンザイを晴らす冤罪
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エンカン(酒宴がたけなわになること)宴酣
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エンカン(高貴な人の死去をいう語)捐館
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エンノウ( 中国の制度で、献金して官職を買うこと。また、そうして得た官職)捐納
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エンゲツトウ偃月刀
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エンケンとして澗底に嘯く松が枝には偃蹇
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エンソ(モグラの別称)偃鼠
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湯井の浜に至りて一時半エンソクし偃息
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エンブシュウブン偃武修文
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エンキョクに断る婉曲
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エンゼンと微笑む婉然
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エンベンチョウジュウ婉娩聴従
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従順が女の道徳、何事もぢっと辛抱して婾色エンヨウ婉容
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エンレイな文章婉麗
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歩兵を二段若くは三段に銃眼とエンガイを有する散兵壕を配備し掩蓋
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旧悪をエンペイする掩蔽
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エンタイ(とどこおる。才徳ある者が挙用されないこと)淹滞
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余若もし永くエンリュウせば淹留
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エンソク湖堰塞、偃塞
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エンテイを築く堰堤
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豊竹越前ジョウ掾
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教育のエンゲンに立ちかえる淵源
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エンソウ(物事の寄り集まる所)淵叢、淵藪
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味噌汁のアンバイ塩梅
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エンカのコシツ煙霞・痼疾
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エンジン(心や世のけがれをたとえていう)煙塵
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エンパヒョウビョウ煙波縹渺
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ケムに巻く煙
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エンコウ月を取る猿猴
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エンピをのばす猿臂
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猿にエボシ烏帽子
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サルグツワをかませる猿轡
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エンセキに加わる筵席
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エンエン(竜などがうねうねとしたさま)蜒蜒
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実家からトオザカる遠離
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足音がトオノく遠退
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予妄に校勘を加へ、更に老師と謀てエンザンす、然ども改正、亦或は誤謬多かるべく鉛槧
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エンタイ(化粧)鉛黛
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勉強にイヤケがさす厭気、嫌気
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イヤミのないものごし厭味、嫌味
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生きる事それ自身をエンオさせるこの悩ましい頭の前には厭悪
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因習をエンキする厭忌
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卿既に船行をエンケンするや厭倦
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誠信の以てエンセイに勝つところなく経験の以てエンセイを破るところなき純一なる理想を厭世
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詩人や哲学者のエンセイカンは勿論空言である厭世観
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国民にエンセン気分が蔓延する厭戦
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エンヨ(食べあきる)厭飫
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俗世をオンリし山に入る厭離
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オンリエド厭離穢土
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四分の羞六分の笑を含みて、エンゼンとして灯光の中に立つ姿を嫣然
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エンエキ法で理論を組み立てる演繹
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ダし物演、出
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エンエンチョウダの列蜿蜒長蛇
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エンケン(いかりがた)鳶肩
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エンピギョヤク鳶飛魚躍
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トビに油揚げをサラわれる鳶・攫
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不思議なエニシで結ばれる縁
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エンカズラ縁葛
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エンガマチ縁框
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縁の切れ目は子でツナぐ繋
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畳のヘリ縁
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先祖のユカリの土地縁、所縁
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亡き父をしのぶヨスガとする縁
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煙草にヨる火事縁
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エンドウは日陰でもはじける豌豆
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エンカ(中国料理に用いるアナツバメの巣)燕窩
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エンガンコケイ燕頷虎頸
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エンガントウヒツ燕頷投筆
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地頭の出仕も相やめ、エンキョせる川勝燕居
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エンジ色の上着がよく似合う燕脂、臙脂
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エンジャク安んぞコウコクの志を知らんや燕雀・鴻鵠
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エンセキ(まがいもの)燕石
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あれはててトキエンバクの、春風に吹きなびかさるるまで也兎葵燕麦
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是までは紳士と称せらるる人がエンビフクならざる不都合の洋服を着けて来り燕尾服
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エンラク(酒宴を開いて遊興すること。また、その酒宴)燕楽、宴楽
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エンソウバクジョウ燕巣幕上
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マリに酒を盛って飲む鋺
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エンブダイの人、貧きに依て苦しび多し閻浮提
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エンブのチリ閻浮・塵
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エンマ大王閻魔
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エンマチョウ閻魔帳
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エンママイリ閻魔参
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エンマムシ閻魔虫
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エンジン(昔、中国で宮廷に仕えるために去勢された男性)類・宦官(カンガン)閹人
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エンオウの契り浅からず鴛鴦
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エンカ(人に使われること)轅下
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車引双(なら)べて、逆木(さかもぎ)エンモンを堅めて轅門
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丸薬をエンカする嚥下、咽下
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エンテキ( 軒端の雨だれ)簷滴
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アデスガタ艶姿
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神域をオトクする行為汚瀆
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水雪のいさぎよきも止って、うごかざる時はオワイをなせり汚穢
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オテンバ娘於転婆、御転婆
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オト(「とら(虎)」または「ねこ(猫)」の異名)於菟
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病室からオエツがもれる嗚咽
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オウイン(王の子孫)王胤
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ワンパ(罵る語)王八
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応接にイトマあらず暇
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元気がオウイツする汪溢、横溢
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オウオウたる大河汪汪
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オウヨウと広がる海汪洋
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オウジビョウボウとして都て夢に似たり往事渺茫
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オウオウとして楽しまず怏怏
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指紋のオウナツ押捺
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押しクラマンジュウ競饅頭
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各店の売り上げは押しナべてよかった並
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オウガライリン枉駕来臨
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出版の自由を許さざれば人民のオウクツを訴うる枉屈
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先づ其オウコの好意を謝した枉顧
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彼のオウシはくやしくてならない枉死、横死
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オウホウジュンシ枉法徇私
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オウカに見舞われる殃禍
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ワザワい池魚に及ぶ殃
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オウカランマン桜花爛漫
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サクラウグイ桜鯎
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サクラタデ桜蓼
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オウカ(中国漢民族の民族舞踊)秧歌
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父母は親しく我が父母にして隣家のオウオウにあらず翁媼
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オキナグサ手になだらかな山の景翁草
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オクツキ所奥津城
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エズく(吐く)嘔吐
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オウアチョウタツ嘔啞嘲哳
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オウキをもよおす嘔気
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苦しそうにオウトする嘔吐
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各々の職務にオウショウしていた鞅掌
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元気オウイツ横溢
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ベッドにオウガしている横臥
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オウカクマク横隔膜、横膈膜
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オウゲン( 両足の付け根のリンパ節が炎症を起こして腫れたもの)横痃
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オウコウカッポ横行闊歩
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大国のオウシな振る舞い横恣、横肆
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ヨコジマ横縞
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株価はヨコバいのままだ横這
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ヨコヤリが入る横槍
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オウノウを訴える懊悩
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さんざんカモにされた鴨
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カモイに頭をぶつける鴨居
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カモノハシ鴨嘴
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コウトウ(吸い物に入れるユズの皮などの種々の薬味)鴨頭、香頭
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オウテン(かめの中の天地。転じて狭い世間の意で、見識の狭いことのたとえ)甕天
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ヨウサイ(ヒルガオ科の多年草)甕菜
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狩野派のフスマエ襖絵
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青春をオウカする謳歌
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若し抵抗せば、オウサツせんと鏖殺
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オウセン(敵を皆殺しにするほどに激しく戦うこと)鏖戦
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ミナゴロシ(一文字で)鏖
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いかなる名鳥かオウオウとして、三度、梓の胸に鳴いたのである嚶嚶
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オウメイ(鳥が仲良く鳴き交わしたり、友を求めて鳴いたりすること。また、その声。転じて、友人同士が仲良く語り合うこと。)嚶鳴
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モタイ瓮、甕、罌、缸
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ウグイスモチ鶯餅
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オウゴ(ウグイスの鳴き声)鶯語
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澗谷のオウゼツ声老て、初音ゆかしき郭公(ほととぎす)鶯舌
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友のオウセンを祝う鶯遷
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ヒタキ(鳥の名前)鶲
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オウメイ(俗世間を離れた風流な交わり。隠居して風月を楽しむこと。)鷗盟
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カモメ鷗
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インコ鸚哥
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オウム返し鸚鵡
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同僚の妻君にオカボれする傍惚、岡惚
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城跡のあるコウフに登る岡阜
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愛オクウに及ぶ(人を愛すると、その家の屋根にいるカラスまで好きになる)屋烏
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オクリョウラクゲツ屋梁落月
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屋漏にハじず愧
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オシハカる億
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微熱があり家事はオックウだ億劫
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グハン少年虞犯
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グビジンソウ虞美人草
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イツヤの覧乙夜
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オトゴ(末っ子)乙子、弟子
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オトゴヅキ(12月)乙子月
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オトヒメ乙姫、弟姫
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きのと乙
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オットセイ膃肭臍、海狗
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唐綾オドシ縅
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シャニン(任務を辞めること)卸任
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オンサ音叉
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オンシュウを越えて手を握りあう恩讐
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過去三十年のオンチョウを上天に感謝し恩寵
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恩をアダで返す仇
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生暖い人込のウンキ温気
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ウンシュウ蜜柑温州
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その怨み方がオンシャでなく感情の露骨なのを非難する温藉
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温柔トンコウ敦厚
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オンセイ定省温凊
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オンドル(中国東北地方などで用いられている暖房装置)温突
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故きをタズねて新しきを知る温
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水がヌクい温
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ヌクバイが能と局の伝受なり温灰
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体をお風呂でヌクめる温
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お茶がヌルい温
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水ヌルむ季節温
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オンビョウ(急性の発熱性感染症。高熱を発し流行するもの。)瘟病
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アコは、等持院の東陵和尚にてぞおばしける下火
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カタイ(ひざから足首までの部分)下腿
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カハク(ひじと手首の間の部分)下膊
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カヒを郵便局に遣はして為換(かわせ)金を受けしむ下婢
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ゲコクジョウ下剋上
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ゲスの後知恵下衆、下種、下司
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ゲセンの身下賤
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ゲソ(すし屋などでイカの足のこと)下足
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ゲタを預ける下駄
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ゲボンに持(たもつ)は戒をあやまちてたとへ悪道におつれども下品
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ゲロウ徳人(身分は低いが金持ちの人)下﨟
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シタガサネ下襲
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料理のシタゴシラえをする下拵
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霜降莫大小(しもふりメリヤス)のシタバキを召したり下穿
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カノウした傷口が痛む化膿
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カホウ(筆法の一つ。筆を斜め右下に運び、上にはねる。)戈法
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カエンサイ(アカザ科の二年草。サトウダイコンの一種。葉柄は濃赤色。根は暗紅色でカブに似る。サラダやボルシチなどに使用。)火焰菜
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目盲足蹇てカキョウに堕なんとす火坑
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カセン(昔の戦いで、火をつけて射た矢)火箭
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カトンの術火遁
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コタツ火燵、炬燵
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火アブり炙、焙
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ヒカき棒火掻
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ヒキり(枯れたヒノキなどの木口に棒を当て、勢いよく回して火をおこすこと。また、その道具。)火切、火鑽
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ヒタキ(ヒタキ科の小鳥の総称。)火焼、鶲
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ヒタキヤの火たく衛士にさしたてまつりたりけるに火焼屋、火焚屋
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火トモし頃点
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火の見ヤグラ櫓
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火ヨけのお守り除
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ホヅツの響きが遠のく火筒、火銃
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ホドを掘って小さい木片を下に大きな薪をその上に重ねて火床
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くれぐれも御カサンください加餐
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加持キトウ祈祷
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カレンな少女可憐
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カワいい子には旅をさせよ可愛
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カワイソウな孤児(みなしご)可哀相、可哀想
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カワイらしい小さな手可愛
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親切は進んですベし可
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秋風にカエイがそよぐ禾穎
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カカ(穀物。穀類。)禾稼
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カコク豊かな土地禾穀
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カショ油油(ユウユウ)(イネやキビがつややかに生長しているさま)禾黍
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九月霜降秋早寒、カスイ未レ熱皆青乾と云禾穂
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