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セグメント 全体説明意味: ネットワークにおける「分割された単位」の総称。 意味は使われるレイヤー(階層)によって異なる。
例:L2ではブロードキャスト範囲、L3ではIPネットワーク単位、L4ではTCPの通信単位。 -
ブロードキャストセグメント(L2)意味:
ブロードキャストが届く範囲。
同じVLAN内に属する機器は同じブロードキャストセグメント。
ルーターやVLANで分割可能。スイッチ単体では分割できない。 -
ネットワークセグメント(L3)意味:
同じIPアドレス範囲(サブネット)で構成されるネットワークの区画。
例:192.168.1.0/24 や 192.168.2.0/24 は別のネットワークセグメント。
異なるセグメント間ではルーターが必要。 -
TCPセグメント(L4)意味:
トランスポート層において、アプリケーションデータを小さく分割した単位。
TCPではこれを「セグメント」と呼ぶ。
再送制御や順序制御の対象となる。
UDPでは「データグラム」と呼ばれる。 -
セグメントの意味が異なる理由意味:
ネットワークはOSI参照モデルに基づいて複数の階層で構成されており、
それぞれの層で「セグメント」の役割や意味が異なるため。
CCNAでは各レイヤーごとにその使われ方を理解する必要がある。
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