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観察法人間の行動を注意深く見ることによって対象者
を理解しようとする方法 -
自然観察法・狭義の観察法。自然な状況下(日常)で
人間の行動を観察する方法。
・メリット:自然な状況を把握できることが
デメリット:焦点が絞りにくい
・アウトリーチで活用される(家庭や学校の様
子など) -
実験的観察法・意図的に条件を配置した状況下で人間の行動
を観察する方法。
・標的行動に焦点化しやすい反面、自然な条件
ではないので行動が不自然になる問題もある。
・面接室での行動観察やプレイルームで子ども
がどのようにして遊ぶのか観察することは、人
工的な状況であることから実験的観察とも言え
る。 -
参与観察・前観察者が対象者とともにいて観察する。
・面接者がクライエントと交流しながら、
クライエントとの関係の中で生じている現象を
観察することであり、「関与しながらの観察」、
参加観察などとも呼ばれる。 -
非参与観察・後者は、観察者が対象者の目の前に現れずに観
察する
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面接法一定の場所において人と人とが特定の目的を
持って直接顔を合わせ、主として会話を通して
その目的を達成しようとすることであり、目的
によっては非言語的要素も加味される -
臨床的面接・クライエントの思考・感情・行動に焦点を当ててクライエントの抱える問題の核心をつかもうとする
・かなりの専門的訓練が必要 -
調査的面接・面接者は研究目的に応じて、あらかじめ調べたい事柄を用意し、それを質問項目として面接を行う
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臨床的面接と調査的面接の共通点①対象者の心的過程を明らかにしようとする
②対象者の話し方や表情・動作などに実際に接することで得られる多様な情報をもとに、より深い人間理解を目指す
③対象者の表現を促進させるような面接者のかかわりかた(姿勢、視線、あいづち、心構えなど)が重要となる
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