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溜飲が下がる不平不満が解消すること
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柳眉(りゅうび)を逆立てる美人が怒ること
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綿のように疲れるへとへとになること
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草鞋(わらじ)を脱ぐ旅を終えること
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屈託がない何のこだわりもないこと
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肌が粟立つ恐ろしくて身の毛がよだつ
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愁眉を開く心配がなくなって、安心する
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ほぞを噛む後悔する
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人口に膾炙(かいしゃ)する作品が流行って広く知られる
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すねに傷をもつ 傷は疵でもよい過去にやましいことがあること
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底が浅い人の話や物事の内容に深みがないこと
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つむじを曲げる気分を害して、わざと反対の立場をとること
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面の皮が厚い図々しい、厚かましい
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堂に入る学問や技能などが身についていること
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旗色が悪い勝負において形勢が不利であること
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枕を高くする心配事がなくなり、安心して眠りにつくこと
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目に余る程度がひどくて見ていられないこと
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枯れ木も山の賑わいつまらないものであっても、ないよりはましであること
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げきを飛ばす自分の主張を人々に知らせ、同意を求めること
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下にも置かない手厚くもてなすこと
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敷居が高い相手に対して不義理をしてしまい、その家に行きにくいこと
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奇特な人素晴らしく、立派な人
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うがった見方本質を的確に捉えること
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小春日和秋の終わりからから冬の初め頃の暖かくて穏やかな天気
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気がおけない親密である様子
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流れに棹さす物事が思い通りに進むこと
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昼行灯 ひるあんどんぼんやりして、役に立たない人
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噴飯ものおかしくてたまらないこと
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間が持てない時間を持て余すこと
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目から鼻へ抜ける理解が早く、非常に賢いこと
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梅に鶯よく似合って調和するもの、仲が良い間柄
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花曇桜が咲く頃に、空が薄くぼんやりとくもっているさま
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花に嵐物事にはとかく邪魔が入るものであることのたとえ
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春の晩飯後三里春は日没が遅く、長く歩けることから、春の日の長さのたとえ
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花咲く春にあう長く不遇でいた人が、認められて世に出ること
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春に三日の晴れ無し春の晴天は長続きせず、すぐに天気が変わってしまうこと
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春風駘蕩平穏なさま、温和な人柄
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春宵一刻値千金春の夜は趣があり、わずかな時間でも千里もの利点があること
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やはり野に置け蓮華草人や物はそれぞれ適した環境に置くべきであること
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一人娘と春の日はくれそうでくれぬ一人娘は親が嫁に出すのを渋る、春の日もなかなか暮れない
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世の中は三日見ぬ間の桜かな世の中の移り変わりがはげしく、儚いこと
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いただく物は夏も小袖貰えるものなら何でももらうこと、欲が深いことのたとえ
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夕立は馬の背を分ける夏の夕立は場所によってまったく降り方が異なること
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夏の風邪は犬も食わぬ夏に風邪をひくほどつまらないことはない
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夏沖の秋山夏は海側が晴れていたら好天、秋は山側が晴れなら好天
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夏碁に炬燵俳諧それぞれの季節にあったことを楽しむこと
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夏の虫氷を笑う見識が狭いことの喩え
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冬編笠に夏頭巾見当はずれであること
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夏歌う者は冬泣く働ける時に働いておかないと後で暮らしに困るということ
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夏は日向を行け、冬は日陰を行け自らを辛い状況に置くことで、身体や精神が強くなるものだ
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網の目をくぐる厳しく見張られている中で気付かれずに行動する
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因果を含める相手によく事情を説明して納得させる
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浮き足立つ不安で落ち着かなくなること
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私腹を肥やす公的な地位や立場を悪用して自分の利益にする
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辛酸をなめる大きな苦しみを経験する
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図星を指す推察してずばりと言い当てること
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煮え湯を飲まされる信じていた人に裏切られ、ひどい目に遭わされる
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二の舞を演じる前人がおかした失敗を自分も繰り返してしまうこと
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額を集める複数の人間が集まって相談すること
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