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引き渡しとは?意思に基づく占有の移転
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引き渡しに第三者は関係あるか?当事者間の合意なので、関係ない
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引き渡し方法4つ答えよ①現実の引き渡し
②簡易の引き渡し
③占有改定
④指図による占有移転 -
指図による占有取得はだれの承諾が必要か?所有権が移る第三者
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即時取得の趣旨と内容は?動産取引の安全を保護するため、外形に対する信頼を特に保護することとして、無権利の動産占有者と取引をしたものに権利取得を認める制度
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即時取得の条件を6つ答えよ①動産
②前主が無権利者
③前主の占有
④前主との有効な取引行為
⑤占有の取得時に平穏・公然・善意・無過失
⑥占有の取得 -
即時取得の対象とならない動産を3種類答えよ①登録済み自動車
②金銭
③不動産の一部 -
金銭はなぜ即時取得の対象ではないか?所有と占有が一致するので、占有する前主が所有者でもあるから
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不動産の一部だった木を無権利者が伐採したらどうなるか?売却時点で動産となる
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即時取得において推定されるものは何か?186Ⅰより、平穏・公然・善意
188より、無過失 -
無過失が推定される理由占有者は占有物の上に行使する権利を適法に有すると推定されるということは
通常調査義務は生じないということ -
即時取得の善意無過失は半信半疑でもよいか?推定されるが、相手側に半信半疑を証明されると棄却される。
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占有改定は即時取得に含まれるか?原則含まれない
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占有改定が即時取得にならない理由は?一般外観上、従来の占有状態に変更が生じないから
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指図による占有取得は即時取得に含まれるか?判例では含まれるが、個別事案ごとに実質的に判断すべき
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即時取得はどのような取得か?原始取得より、一物一権主義に基づいて、元所有者は反射的に所有権を失う
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