-
おもひやる 思ひ遣る想像する
-
おきつ 掟つ①あらかじめ決める。決めておく。②指図する。命令する。
-
思ひおきつあらかじめ心に決める。心の中で決めておく。
-
すまふ 争ふ・辞ふ①抵抗する。②断る。
-
いなぶ・いなむ断る。
-
さす 鎖す①閉める。鍵をかける。②〔動詞の連用形に付いて〕途中で〜するのをやめる。
-
しほたる 潮垂る涙で袖が濡れる。涙を流す。
-
たばかる 謀る①工夫する。②だます。
-
すかす①だます。②機嫌を取る。
-
まつりごつ 政ごつ政治を行う。
-
はかるだます。
-
まつりごと政治。
-
ひとりごつ独り言を言う。
-
らうらうじ 労労じ①もの慣れている。②気品がある。
-
らうあり物事によく通じている。もの慣れている。
-
うひうひし①もの慣れていない。②気恥ずかしい。気後れする。
-
むくつけし不気味だ。
-
けうとし①不気味だ。②うとましい。
-
けぢかし①身近だ。②親しみやすい。
-
けどほし①疎遠だ。②近寄りがたい。
-
おほけなし身の程知らずだ。
-
いぶせし気が晴れない。気になる。
-
いぶかし①知りたい。気になる。②疑わしい。
-
しるし 著し①明白だ。②〔「〜もしるく」の形で〕〜もその通りだ。
-
こよなし①格段である。②格段に劣っている。
-
くやし 悔し悔やまれる。
-
たのし 楽し裕福だ。
-
得・徳お金。財産。
-
とくにん 徳人お金持ち。
-
おもはずなり 思はずなり思いがけない。
-
ことなり 異なり①別である。他と違う。②〔「こと+名詞」の形で〕違う〜。
-
いろ 色①情趣。②恋愛。
-
いろごのみ恋愛や物の情趣を好む者。
-
いろに出づ心の中の思いが顔や態度に表れる。
-
いろを失ふ①顔色を変える。②青ざめる。
-
こころ 心情趣を解する心。
-
ゆゑ 故①理由。②品格。③風情。
-
ゆゑゆゑし①品格がある。②風情がある。
-
あない 案内内情。
-
あないす①こちらの事情を伝える。②そちらの事情を尋ねる。
-
さた 沙汰①評議。②指図。命令。③処置。
-
子細に及ばずあれこれと言う必要がない。
-
やう 様①わけ②手段。方法。③こと。様子。
-
あらまし計画。
-
いそぎ 急ぎ準備。
-
いそぐ準備する。
-
つま 端①先。②きっかけ。
-
はらから 同胞兄弟姉妹。
-
このかみ兄。姉。
-
せうと兄。弟。
-
けぢめ区別。
-
そのかみ 其の上①その時。②その昔。
-
当時①今。現在。②その時。
-
中ごろそれほど遠くはない昔。
-
ただびと 徒人・直人①臣下。②普通の貴族。
-
をりふし 折節①ちょうどその時。②〔名詞として〕その時々。折々。季節。
-
をりしもあれほかに折もあろうに、ちょうどその時。
-
をりからちょうどその時。
-
はやく 早く①以前。②すでに。③〔「はやく〜けり」の形で〕なんとまあ。
-
つくづくとしんみりと。
-
こころづくしもの思いに心を使い果たすこと。
-
せめて①無理やり。②非常に。
-
よに①実に。非常に。②決して。
-
さりともいくらなんでも。
-
さり 然りそのようだ。
-
さりとてだからといって。
-
さて①そのまま。②〔「さての」の形で〕そのほかの。
-
さてありぬべしそのままで通用するだろう。
-
さてしもあるべきことならねばいつまでもそのままではいられないので。
-
おほかた〜打消まったく〜ない
-
かまへて①注意して。②是非とも。③決して。
-
かまふ①準備する。②計画する。
-
させるたいした。
-
さはれどうにでもなれ。
-
いとしもなしたいしたことはない。
-
かずならず 数ならず取るに足りない。
-
いかにぞや 如何にぞやあまり関心しない。
-
さればよ・さればこそ思った通りだ。案の定。
-
よのつねなり 世の常なり①ありきたりだ。②月並みな表現だ。
-
ただならず①様子が普通ではない。②心が平静ではない。③〔「ただならずなる」の形で〕妊娠する。
-
ことやうなり変わっている。普通とは異なっている。
-
ものもおぼえず 物も覚えず①呆然としている。②道理をわきまえない。
-
ものおぼゆ①正気である。②道理をわきまえている。
-
ひとやりならず 人遣りならず他人のせいではなく、自分の心からする。
-
心と(して)自分の心から。自分から進んで。
-
心ならず①自分の心からではなく。②思わず。
-
またのひ 又の日翌日。
-
またの年翌年。
-
またの朝翌朝。
-
〜あへず最後まで〜しきれない。
-
〜あへなむ〜は良いだろう。〜はかまわないだろう。
ログイン