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あながちなり 強ちなり無理やりだ、むやみだ
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なめげなり無礼だ
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よそなり無縁だ
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なのめなり並一通りだ、いい加減だ
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おぼろげなり並一通りだ、並々ではない
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あやにくなりひどい
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まめやかなりまじめだ、実生活向きだ、本格的だ
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せちなり切実だ、ひたすら
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うちつけなり突然だ、軽率だ
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とみなり 頓なり急だ、すぐに
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らうたげなりかわいらしい
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こまやかなり心を込めていいる、色が濃い、繊細で美しい
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いうなり 優なり優美だ
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みそかなりひそかだ
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うち 内裏宮内、天皇
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うへ天皇、奥様、御座所
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しな身分
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ふるさと 古里古都、なじみのある土地、実家
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こころばへ 心延へ心遣い、性格、趣
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ひま 隙すき間、絶え間、機会
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ひがこと 僻事間違い
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とが 咎・科欠点、罪
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くもゐ 雲居宮内、天上、遠く離れた所
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せうそこ 消息手紙、訪問
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そらごと 空言・虚言嘘
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かしこまり 畏まりお礼、お詫び、謹慎
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よ・よのなか 世・世の中男女の仲
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かぎり 限り最期、すべて、だけ
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わざとわざわざ、特別に、本格的な
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かたみに 互にたがいに
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ここら・そこらたくさん
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かねて 予ねて前もって、~前から
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うたていやなことに
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やをらそっと
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よもすがら 夜もすがら一晩中
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ゆめ・ゆめゆめ~打消・禁止まったく~ない、決して~(し)てはいけない
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をさをさ~打消ほとんど~ない
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あなかましっ、静かに
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かちより 徒歩より歩いて
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けしからず異様だ
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おきつあらかじめ決める、指図する
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たばかる工夫する、だます
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まつりごつ政治を行う
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すまふ抵抗する
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さす閉める、途中で〜(する)のをやめる
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おもひやる想像する
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しほたる涙で袖が濡れる
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むくつけし不気味だ
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らうらうじもの慣れている、気品がある
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おほけなし身の程知らずだ
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たのし裕福だ
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こよなし格段である、格段に劣っている
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しるし明白だ、〜もそのとおりに
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くやし悔やまれる
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いぶせし気が晴れない
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おもはずなり思いがけない
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ことなり別である、違う〜
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いろ情趣、恋愛
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こころ情趣を解する心
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あない内惰
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さた評議、指図、処置
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やうわけ、手段、こと
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けぢめ区別
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あらまし計画
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つま先、きっかけ
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ゆゑ理由、品格、風情
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ただびと臣下、普通の貴族
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はらから兄弟姉妹
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そのかみその時、その昔
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いそぎ準備
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をりふしちょうどその時、季節
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はやく以前、すでに、なんとまあ
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つくづくとしんみりと
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せめて無理やり、非常に
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かまへて注意して、ぜひとも、決して
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おほかた〜打消まったく〜ない
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さりともいくらなんでも
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さてそのまま、そのほかの
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させるたいした
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さはれどうにでもなれ
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さればよ、さればこそ思ったとおりだ
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いとしもなしたいしたことはない
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かずならず取るに足りない
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ただならず様子が普通ではない、心が平静ではない、妊娠する
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いかにぞやあまり感心しない
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ものもおぼえず呆然としている、道理をわきまえない
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ひとやりならず他のせいではなく、自分の心からする
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よのつねなりありきたりだ、月並みな表現だ
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またのひ翌日
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~あへず最後まで~しきれない
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のたまう、のたまはすおっしゃる
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おほすおっしゃる
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きこしめすお聞きになる、召し上がる
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ごらんずご覧になる
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きこゆ、きこえさす申し上げる、~申し上げる
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まうす申し上げる、~申し上げる
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おはす、おはしますいらっしゃる、~ていらっしゃる
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おぼす、おぼしめすお思いになる
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たまふ(四段)お与えになる、お~になる
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たまふ(下二段)~ております
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たまはすお与えになる
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たてまつる差し上げる、~申し上げる、お召しになる
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たまはるいただく
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うけたまはるお受けする、お聞きする
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はべりお仕えする、あります、~ございます
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さぶらふお仕えする、あります、~ございます
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おほとのごもるおほとのごもる
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めすお呼び寄せになる、召し上がる、お召しになる、お乗りになる
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しろしめすご存じである、お治めになる
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まうず参上する、参詣する
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まゐる参上する、差し上げる、し申し上げる、召し上がる
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まゐらす差し上げる、~申し上げる
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まかず退出する、出かけます
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まかる退出する、参ります、~申す
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あそばす演奏をなさる、なさる
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つかうまつるお仕え申し上げる、し申し上げる、~申し上げる
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つかはすおやりになる、お与えになる、贈る
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行幸、行啓、御幸天皇のお出かけ、皇后・皇太子などのお出かけ、上皇・法皇・女院のお出かけ
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そうす申し上げる
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けいす申し上げる
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